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bunoshi

働き方を考えるブログ

また値引き交渉?10%値引いてくれって、簡単に言うけどかなりきついんです。

雑記

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仕入れの値引き交渉は毎日のように行われていますよね。

「客先からの値引き要請が厳しくご協力をお願いいたします。」

とか、

「数量が増えましたのでさらなる値引きを希望いたします。」

とか。

まぁ、利益に直結する内容ですし、なるべく安く仕入れたいのは解ります。

ただね。

いきなり5%値引けとか、数が増えたから5%とじゃなくて10%にしろとか、正直きつすぎます。それも電話とか直接会っての交渉じゃなくて、メール1本で。

「お世話になっております。数量が増えたため10%の値引きを要請いたします。よろしくお願いいたします。」

たったこれだけの文面で値引きしろと言ってくる。

「ふざけんな」と怒りを覚えるのは僕だけじゃないと思います。

 

値引きと言えば、業界のパネルメーカーになっている会社は大変そうですね。なんでも毎年5%の値引きが要請されているとか。

パネルメーカーって他の仕入れ先の基準(?)になる会社だから、値引きしてくれないと他の会社も値引きに応じてくれなくなるから困るんですって。

最近会ったパネルメーカーの方は1個何銭と言う商品も5%下げろって圧力がかかるとか。1個数銭円ですよ。千じゃないです「」です!

そうなると完全に赤字みたいです。それでも新規の仕事が来るから何とか値引きにこたえられているって言っていました。新規の仕事が無くなったらかなりやばい状況に追い込まれるとも。

そんな話を聞いていてなぜか僕が切なくなってきちゃいました。

 

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量産メーカーのように、数が増えれば原価が下がる仕事でも値引きにこたえるのはつらいんです。ましてや僕の勤め先は受注生産。すべてが手作業。

だから1個作ろうと100個作ろうと、1個作るのにかかる原価は同じなんですよ。機械化出来ればいいんですが、それも無理なんです。少量多品種の受注生産ですから。

で、冒頭の値引きの話ですが、10個注文で5%下げろと言われて検討していましたが、それが70個になるから10%下げろと言うんですね。

単価を5万円とすると、10個だと合計50万円で2万5千円の値引き。70個だと合計350万円で35万円の値引きです。

つまり、7個無料でよこせと。そう言うことですよね。

ましてや受注生産の場合、工場の工数を超える仕事が来ると、最悪の場合他の仕事を断らないといけなくなることも。

僕の都合で言わせてもらうと、70個だとしばらく工場を占有する事になるから価格を上げないと厳しいと言うのが本音です。

それでも長い付き合いだから価格を変えていないのにさらに値引けとは・・・。

その品物がどういう工程でどうやって作られているのかを知らないと、何の気なしに要請している値引きが取引先の首を絞めていることもあると言うことを知ってほしい。値引きって、つまりは仕入れ先の利益を減らして自分の会社の利益を増やすことですから。

もちろん、全体的に価格を下げないと生き残れないってこともあると思いますが、そんな切羽詰まった状況ならメール1本で値引き要請をしてくることはまずないと思いますね。

 

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値引きの件で思うんですが、お金を率で考えるのは危険です。5%の値引きってなんか意外と簡単に出来そうな気がしませんか?

100円の5%なら5円ですし、10%でも10円です。そんな経営が苦しくなるほどの話じゃないでしょ?と思う人がいても全然不思議じゃありません。

でも同じ5%でも100万円なら5万円、1000万円なら50万円なんですよ。

とてもじゃないけど簡単に値引ける額じゃありません。

8割引きとか大売り出しみたいにやったとしたら、100円なら80円引きなのに、100万円なら80万円引きになるんです。

お金は絶対に額で考えるべき。たった5%だからと値引きに応じたら、会社の皆が一生懸命経費を節約しても、一瞬ですべての努力が無駄になることもあります。

月5万円経費を節約すれば利益が5万増えますが、いきなり50万値引きされたら何の意味もない。

だったら、節約なんかしないで値引きを辞めるほうがよっぽど利益を確保できますよ。

それが難しいのは解っていますが。

 

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色々書いてきましたが結局値引き交渉には応じないといけなくなるのかなー。

素直に応じる気は全くありませんけど。

僕は値引きをお願いするとき、全体の金額で何パーセント値引いてと言う話し方はしません。その言い方をされると値引く気が無くなることを良く知ってる、と言うか僕がそう言う人ですから。

なので必ず単価に話を落とし込み、額で話をするようにしています。

値引き要請を受けた時も同じで、率ではなく額で話します。まとまらないようなら仕事を辞退する事もあると、事前に社内で相談し了解を得ておきます。辞退することもできると思うと、意外とリラックスして交渉できるんですよね。

最近は納期優先の風潮があるので値引き交渉する機会も減ってきていますが。

仕入れ先に対して交渉を有利に進めるコツは、常に一定量以上の仕事を出し続けることです。その為には仕入れ先を多く持ちすぎないことが大切。

仕事量の多い取引先なら「話を聞いてあげないといけないな」と言う空気が生まれやすくなります。

月10万円の仕事がちょこちょこ来る会社より、月1000万円の仕事をくれる会社を優先したくなりますよね。

あ、一番大切なのは、メールだけで済ませないこと。

やっぱり人と人の付き合いですから、大切な話は出向くか、せめて電話すべき。

無理なお願いも誠実な態度があれば、意外と相談に乗ってくれるものですから。


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