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値引き交渉をするときの言い方

値引き交渉をするときの言い方

仕入れの値引き交渉は毎日のように行われています。

そのためルーチンワークのように、値引き要請のメールを送付してくる会社が増えている気がします。

メールで送付してくる文面は、次のようなものがほとんど。

「お世話になっております。数量が増えたため10%の値引きを要請いたします。よろしくお願いいたします。」

ですが実際に値引きを行う側としては、機械的に書かれたメールの文面だけで、値引きをしたくない、というのが本音です。

この記事では頻繁に行われる値引きについて書いています。

仕入れ先を把握し値引き要請の根拠を示す

値引き要請で大切なのは「なぜ値引きを要請する必要があるのか」です。

たとえば先ほどのメールのでは「数量が増えた」ことが値引きを要請する根拠となっています。

ですがこのメールで依頼された商品は、1品1品職人が手作りで製作するもの。

そのため数が増えても原材料費や工賃が下がりませんので、値下げはできないのです。

そのことを知らずに「数が増えた」から、値段を下げろという依頼をしてきました。

当然この依頼に応えることはできませんから、「値下げ不可」と回答することになります。

値下げを要求するときは、まず相手の商売(製作方法)を把握して値段が下がるかどうか考えることも大切。

実際の製作方法とかけ離れた値下げ要請は、お互いに気分を害する危険があります。

メールだけで済ませない

値下げ要請をメールや書面だけで済ませるのも問題です。

値下げとは、相手の利益を減らす行為ですから、二つ返事でできるものではありません。

また「なぜ、値下げが必要なのか」を、相手も知りたいはずです。

なのでメールで済ませることはせず、できれば直接会って依頼することが大切です。

相手に会いに行くことで、誠意を見せることもできますよね。

脅さない

一番質の悪い値引き要請は、立場が強いことを利用して「脅す」ことです。

一部上場の大企業に多いのですが、「次から仕事を出さない」と言う言葉と共に、値引きを要請してくることがあります。

また「毎年数%値下げしろ」などという、無茶な要求を当たり前のようにしてくる会社もありますよね。

こういった立場を利用した値下げ要請は最悪です。

どの会社も仕事がなくなると困りますから、泣く泣く従うしかありません。

ただ覚えておいてほしいのは、強引な値下げは人の恨みを買うことも、あるということです。

そんなことのないように、値下げは誠意をもってお願いするべきです。

強制しない

値引きで腹が立つのは、仕組みとして強制されることです。

企業によっては価格表を作成し、「この価格内で作るように」と指示してくるところもあります。

しかも見積り金額が自社内の標準を超えていると、「超えた分は支払わない」とまで言い出すところもあるほどです。

事前に営業や設計などと話をしていても、「購買」と話をしたとたん大幅に値下げされることもあります。

こういった強制的な値引きをされると、二度とその会社の仕事を受けたいとは思いません。

また店頭で商品を見かけても、絶対に購入しません。

仕組みとして金額が決まっているのなら、取引を行う前に説明するべきですよね。

それに値下げを強制すると、相手の反感を買います。

相手の利益を減らす行為ですから、依頼することが大切です。

お互いに利益のある話をする

値下げは利益を減らす行為です。

なので、自分の会社だけが儲けるために値下げを依頼するのは、筋が通りません。

例えば1%値下げをすることで、受注量が倍になる。

今回値下げを行えば、バリエーション違いで5部品受注することができるなど、お互いに利益のある話をしたいものです。

さいごに

値引き交渉の言い方をまとめると、

  • 値下げできる商品かを考える
  • メールだけで済ませない
  • 脅さない、強制しない

といったことが大切です。

そして相手の利益を減らす行為ですから、必ず会ってお願いするべきです。

「仕事を出してやってんだから、値段を下げろ!」

そんな態度で値引きを強制する方は、恨みをかわないように注意したほうがいいですよ。


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