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働き方を考えるブログ

パワハラって結局何なんだろう。パワハラ講習を受けてきました。

働き方コラム-パワハラ 働き方コラム

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パワハラの相談件数が増えています。

2014年度は相談件数が6万件を超えたとか。

そんなこともあり、パワハラの講習を受けてきました。

僕がパワハラをうけたりやったりしたわけじゃないですよ。

 

パワハラと逆パワハラ

パワハラとは同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適切な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為を言います。

 

職場では立場上上司が優位に立つことが多くなります。

仕事を指示したり指導するのも上司の役目ですよね。

その指導中「バカ」とか「辞めろ」とか、「お前の変わりはいくらでもいる」など、適切な範囲を超えた言葉を「継続して」言い続けるとパワハラになります。

 

パワハラと言うと、上司が部下へ行うイメージが強かったんですが、部下が上司へ行う逆パワハラも存在します。

例えば、新任の上司が配属された場合、その部署に古くからいる部下の方が業務上優位に立つこともあります。

その優位性を背景に嫌がらせを行えば逆パワハラになります。

 

講習を受ける中で感じたのは、「継続」して嫌がらせを受けるとパワハラとして認定されやすくなると言うこと。

1回や2回の暴言であればきちんと謝れば済むとか。

 

確かに1度や2度言われた事で「パワハラだ!」と騒ぐのはいきすぎな気もします。

その場で「嫌なので辞めてください」と言えれば、お詫びの言葉をもらうことで解決しそうです。

 

ですが、上司からの叱責を受けている時に言われた暴言に対して、言い返せる人がどの程度いるのか。

言えない人が多いから注意されるたびに暴言を受け、パワハラになっていくのではないかと思います。

 

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上のグラフでもそうですが、パワハラの被害者と加害者の関係で一番多いのは上司から部下になります。

結局これも優位性が背景にあるから、上司が指導すると言う立場上強くなってしまうから起きるのかもしれません。

 

約25%がパワハラを受けた事がある

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2012年のデータですが、実に4人に1人がパワハラを受けた事があると回答しています。思った以上に多くて驚きました。

日本のパワハラで多くあるものが、人間関係からの切り崩しだそうです。

つまりあいさつをしても無視したり、必要な情報を与えなかったり、職場の飲み会や食事会に誘わなかったりすることですね。

海外では殴ったり蹴ったりする身体的な攻撃が多いみたいです。

これは文化の違いでしょうか?

ただ思うのは殴られたり蹴られたりするのも嫌ですが、人間関係からの切り崩しは分かりにくい上に徐々に効いてきますので、たちが悪いですね。

 

パワハラのある職場はコミュニケーションが取れていない

またパワハラのある職場の特徴として、コミュニケーションの少なさが挙げられていました。

 

企業調査においては、パワーハラスメントに関連する相談がある職場に共通する特徴として、

「上司と部下のコミュニケーションが少ない職場」が 51.1%と最も多く、

「正社員や 正社員以外など様々な立場の従業員が一緒に働いている職場」(21.9%)、

「残業が多い/休 みが取り難い」(19.9%)、

「失敗が許されない/失敗への許容度が低い」(19.8%)が続い ている。

「職場のパワーハラスメントに関する実態調査より」

 

コミュニケーションが取れている関係であれば、バカだアホだと言ってもある程度は冗談で済ませられるが、コミュニケーションが不足していると、バカだと言っただけでパワハラになる可能性がある。

つまり、パワハラとして受け取られるかどうかは普段の付き合い方が重要だよ。と言うことみたいです。

受け取り方によってパワハラかどうかが変わってきます。こうなると「じゃあパワハラっていったい何なんだよ!」って言いたくなりませんか?

 

被害者にならないために教わったこと

被害者にならないために、不快だと言うことを相手に伝える。

上で書きましたが、職場の上司に対して「不快だからやめてくれ」と言える人が一体どの程度いるんでしょうか。

その一言が言えるなら、そもそもパワハラなんて問題になっていないんじゃないか?と思うんです。

言えないから悩み、悩んでも解決できないから追いつめられていくんではないでしょうか。

なので不快だと言えと言うのは解決方法として、なかなか難しい気がします。

 

相談窓口や信頼できる人に相談する。

相談窓口が設けられている職場が多くあります。

また厚生労働省が運営している心の耳と言うサイトもあります。(下リンク)

1人で悩まずに相談するようにしましょう。

kokoro.mhlw.go.jp

 

加害者にならないために教わったこと

子供の頃に教わった「人の嫌がることはしない」と言うこと。

これが一番大切。

そして、誰かを注意したり叱る必要があるときはパワハラの加害者にならないために、「その人の家族が見ていても同じことが言えるかどうか考える」のがいいみたいです。

そんなこと言うつもりはなかったのに、つい言ってしまった。

なんてこともあるかと思いますので、自分にブレーキをかける意味では効果的な方法だと思います。

 

講習を受けての感想

パワハラはとにかく分かりにくい。

定義になっている

 

「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適切な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為」

 

は読む人によって理解が異なる内容で、範囲が広すぎるなと感じています。

 

また受け取り方によって全然異なるのもパワハラの特徴なんだなと思いました。

そう言った理由からか、講習の内容は「パワハラだと騒ぐ前に」一呼吸置いて考えろと言った内容もありました。

つまり「人によって解釈が違うから、個人の判断でパワハラだと対応しないで多面性を考えなさい」と言うこと。

それにたとえ告訴したとしても、パワハラとして認められない例もあるようです。

それだけに職場環境、コミュニケーションがとりやすい環境をどう作っていくのかが大切だと感じています。

また、たとえ「回りから見て明らかにパワハラでも、そのパワハラを指導としてうけてきた人にとって、それはパワハラではなく指導になっている」と言うことも分かりました。

パワハラで指導されてきた人は、同じことを指導として部下に行います。

その結果として、パワハラだと訴えられるケースもあるようです。

 

また、パワハラとして認定されるには「継続性」が重要になってくると言うことも分かりました。

「バカ」だ「アホ」だ「かす」と言ったことを毎日言われ続ければパワハラになる可能性が高く、1回言っただけでは暴言ではあるけれどパワハラではないと判断される可能性が高いようです。

 

結局パワハラって何なんでしょうね。

辞めたいと言っている人を引き止めなかったからパワハラだって言う人もいますし。

バカだアホだ言われても「あいさつ見たいなもんだろ」と言う人もいます。

実際にパワハラを受けても我慢している人もいれば、言葉を逆手にとって騒ぎ立てる人もいる。

講習で教わった内容も「言ったもん勝ちだから言わないようにしようね」と言われている気がしてきて寒気を覚えました。

 

パワハラの意味を覚えるより、コミュニケーションがとりやすい風通しの良い職場をつくる方法を考える方が建設的な気がします。

まぁ、それが出来ればパワハラ講習なんて受ける必要無いんですが。

 

2016年の状況

パワハラは年々増加傾向にあります。

これだけ騒がれても増加していると言うことは、表面に出てこない嫌がらせやいじめがまだまだあるからでしょう。

 

昔の学校は、外から見ると中で何が行われているのか分かりにくい。中で揉め事が起きても外にもれないようにしていることがありした。

いじめが行われても警察や司法が介入することがほとんどなかったので、聖域なんて呼ばれていたんですよ。(今はどうでしょう? 良くなったのでしょうか?)

 

会社も似たような部分がありますよね。

隠蔽した人が偉い! 見たいな。

何か問題が起こると、上司や社長に相談をしないといけない。

相談を受けた社長や上司は、会社の名前に傷が付くのを恐れ、内々で解決しようとする。

 

まだそんな会社が沢山あるんでしょうね。

 

パワハラと言う言葉が一般的になってきて、大手企業でもとんでもないパワハラが行われていることも分かってきた。

その結果、「おかしい!」と言える人が増えた。と言うことでしょうか。

パワハラの相談件数の増加は、まだまだ続く気がします。

 


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