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働き方を考えるブログ

安保法案は必要、だが安倍政権には反対だ

雑記-ニュースで思うこと 雑記

安保法案は賛成ですが、安倍政権には反対です。

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安保法案反対の抗議運動がすごいことになっています。8月30日には約12万人もの人が国会を取り囲んだとか。さらに29日の集会やデモも合わせると全国300か所以上! 総参加者は集計が困難なほどだとか。

 

成立させれば後はなんとでもなるという姿勢

与党は大規模集会について「国会で論点は出尽くしつつある。集会で影響が出ることはない」とはっきり言っていますし、谷垣幹事長も「この法案は何としても今国会で成立させ次へ進む」と表明しています。

さらに稲田政調会長は「法案内容が誤解されている」と言っていますし、公明党の山口代表は「きちんと話をすれば国民に賛同してもらえる」と言っています。

12万人もの人が反対、廃案を表明し国会を囲んで集会を行ったのに、「影響が出ない」のもおかしな話ですよね。それに集まった人たちは「法案の内容を誤解して」集まったのでしょうか。新聞記事を読んだだけですが、反対している人たちは「法案の内容を分かった上で」反対しているように見えるんですが・・・・・・。中には「安保法案に反対ではない」が、「強行採決をする安部政権に反対」と言う人も多くいたようです。僕も同じで「安保法案は必要」だと思いますが、「強行採決をする安倍政権に反対」です。

法案の成立が前提としてあって、成立させてしまえばあとは何とでもなる。そんな姿勢が見え隠れして怖い気がします。

 

軍が政治をコントロールしていた戦前

1932年5月15日の五・一五事件の後、政党にはかまわず国のためを思う人たちを集めて組織された斎藤内閣を「挙国一致内閣」と言います。斎藤内閣の総理大臣斎藤実は海軍大将なんですね。つまり事件の結果として「政党内閣」が無くなり、軍人の暴力が政治や言論の上に君臨する恐怖政治が始まったことになります。

と言っても斎藤総理大臣はどちらかと言うと穏健な平和主義的な考えの持ち主、ですが「挙国一致内閣」ですからかなり名のある人が集まっていて、中には強硬派もたくさんいます。穏健な総理大臣が強硬派に圧される形で、内閣は強硬派が支配するようになっていきます。

その後「国際連盟」からの脱退や「関東地方防空大演習」の実施、「天皇機関説」や「国体明徴」によって言論の自由が狭められ、そして二・二六事件が起きます。

 二・二六事件の何が起こったのか、軍部が絶えず二・二六事件の再発をちらつかせて政治や言論界を脅迫したそうです。この脅しがてこになってほとんどの体制が軍の思うがままに動いていくことになります。

そして復活したのが「軍部大臣現役武官制」、現役の軍人でなければ陸軍大臣、海軍大臣になれない制度です。何が問題かと言うと、陸軍や海軍が「ノー」と言えば大臣が気まらない、大臣がいない内閣はあり得ませんから内閣が組織出来ない。つまり軍が納得しない内閣であれば倒壊させることができるんです。こうなると軍の力は相当な物になってきます。

二・二六事件のあと当時の広田内閣が制定つくった「不穏文書取締法」により、反政府的、反軍部的な言動は即取り締まられるようになりました。

さらに「ワシントン条約」を単独廃棄し、「国家総動員法」が成立します。

国家総動員法は怖い法律です。「政府は戦時にさいし、国家総動員城必要があるときは、勅令の定むるところにより×××することを得る。」と条文の第四条に書いてあります。

×××はなにか。ここには文言が書いてないんです。つまり後から何とでも言うことができます。「一万人を徴用」でも「国民の全財産を集める」でも、政府が戦争を遂行するためなら何でも入れられるんです。明らかな憲法違反ですが、この法案は成立します。そして少しずつ、でも確実に戦争に向かって進んで行きました。

 

一強体制は怖い

安倍政権を戦前の軍と比較するのは多分間違っています。戦前は情報を仕入れる手段がラジオや新聞しかなく、マスコミも戦争へ戦争へと煽っていたようですから。

それに時代が違いますので比較するべきでもないと思っています。それでも日本が戦争に向かっていった概略を書いたのは、強すぎる権力をもつと暴走する可能性があると言う意味です。軍が強すぎる権力を持っていたことで日本が迷走し、戦争へと進んで行きました。今は安倍政権が持っている権力を使い、反対意見を無視した強硬路線で突き進んでいます。

「マスコミを懲らしめる」などと発言した方もいましたし、批判するものは排除すればいいと言う考え方が生まれてきているのも、強い政権にいるからかなと思ってしまいます。

ついでに言うと自民総裁選がもうじきありますよね。安倍総理が無投票で再選の見込みになっています。再選したらまた安倍総理大臣ですよね。つまり1強体制がまだまだ続くと言うことです。

安倍総理が剛腕を振るい、次から次へと強行採決で法案を通しています。そう言えば安保法案と並んで話題に上がることが多い特定秘密保護法も強行採決でした。

自分の意思を通す安倍総理は強いリーダーシップがあるのか、それとも独裁なのか。

どちらにしても1強体制は怖い物があります。

 

安保法案反対の集会に集まった人の中にも賛成の人がいる

安保法案反対の集会に集まった人の中にも「安保法案賛成」の人がいます。この「安保法案賛成」の人がなぜ反対の集会に出ているのか。それは国民の意見を無視して強行採決を計る安部政権に反対しているから、安保法案反対の集会に参加しているんです。

この事実にもっと目を向けてほしいと思います。

安保法案には反対していないんです。国民が説明が不十分だ審議不足だと言っている、その声を無視して強行採決で意見を通す安倍政権に反対しているんです。

おそらく安保法案は成立すると思います。衆院の再可決ができる「60日ルール」が適用される日が9月14日ですから。アメリカとも約束していますし今更廃案にはできないでしょう。

 

総理大臣を選挙で選びたい

自民党総裁選が9月8日告示、9月20日投開票の予定です。

やっぱり無投票で安倍さんが再選されるんでしょうね。なんで日本は政党を選ぶだけで総理大臣を選ぶことができないんでしょう。党の総裁が総理にならなくてもいいじゃないですか。4人くらい候補を立てて国民総選挙で総理大臣を選びましょう。

 

2016年2月6日追記

安保法案は国会を通過し、再選を果たした安倍さんは総理大臣として改憲に意欲を燃やしています。安保法案が成立したことで安倍政権の支持率が下がると思いましたが、一時的に下がっただけで再び%を越えました。これは、政権が成立すれは興味を失う人が多いからでしょうか。

改憲が現実となれば、安保法案よりもさらに大きな分岐点となります。いびつな形が続く日本政府。国民一人一人が当事者意識を持って、政治に関わっていく事が大切ではないでしょうか。


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