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働き方を考えるブログ

日本はなぜ戦争を起こしたのか?昭和の歴史を知るためにぜひ読んでほしい1冊

雑記

なぜ日本は戦争をしたのか?なぜ原爆は投下されたのか?

衝撃の内容が分かりやすい語り口調で書かれていてすごく読みやすい。

大勢の人に読んでもらいたい1冊。

 

夢を抱き、誰もが熱狂し、戦争へと突き進んでいった日本。

規律違反を良しとしてとがめなかった事で、後に大きな災いを呼んでいる事案が沢山ありました。なんでそんなことを・・・・・・本を読んでいるとそう思えてなりません。

1937年に起こった盧溝橋事件。日中戦争の火種になった事件ですが、その真相は今もまだ分かっていないそうです。

分かっている範囲で、盧溝橋付近で日本軍が夜間演習をしていました。その西の方でも夜間演習を行っていた中国軍から数十発の銃弾が撃ち込まれます。「運命の一発」と言われているそうですが、実際はすごい数だったようです。

この時日本軍の兵士が一人行方不明になります。演習は空砲で行われていますから、そこに実弾が撃ち込まれて死亡となると、大変な事態ですよね。

実際は立ち小便をしに行っていただけで、しばらくしたら隊に戻っています。

それから約3時間後、また西の方から攻撃をうけます。この時牟田口廉也大佐が上の許可を得ずに「敵に撃たれたら撃て。断固戦闘するも差し支えなし」と命令を出します。

独断での命令です。問題はその独断での命令を認めてしまったこと。

そして一旦は停戦協定が結ばれ事なきを得たんですが、牟田口連隊長は停戦協定を知りながらも「中国側が守るはずが無い」と軍隊に前進命令を出したんです。

そして今度は明らかに日本軍に向けて数発の小銃弾が撃ち込まれました。すると牟田口連隊長は少しの躊躇もなく攻撃命令を下したと言います。また独断命令を出したんです。

当然とがめられ、さっさと攻撃を辞めろ! と、上から一喝すれば終わる事なんですが、この時も無言で認可してしまいます。

 

軍隊って規律が厳しいイメージがあるんですが、こう何度も独断命令を認めていたらおかしくなりますよね。独断命令をとがめなかった結果、盧溝橋事件が起こり日中戦争へ向かっていった、そう考えると規律を守らない、守らない人をとがめない事がどれだけ危険なことか考えてしまいます。

 

次に第二次大戦中に起こったインパール作戦、戦線が不利になり人気が無くなっていた内閣の国民の信頼を回復するために行われた、やる必要の無かったを思われる作戦です。

この作戦を推進したのが、先ほども登場した牟田口中将、その上にいたのが河辺大将です。河辺大将は盧溝橋事件での牟田口中将の独断命令を無言で認めた人です。

「50日で落として見せるので何の心配もいらない」と豪語し、後方支援も補給も全く考えずに軍をすすめ、2ヶ月後には兵力が40%まで落ちてしまい、とてもこれ以上攻撃できない、撤退した方がいいと言う状況にまでなったのに、牟田口中将はなおも尻を叩き、攻撃を主張し続けました。

 しかし状況がますます悪くなり、河辺大将と牟田口中将は会談を行います。

牟田口中将が「部下の師団長がだらしなくていかん。作戦遂行のために首にする」と言いだします。牟田口中将はすでに2人の師団長を首にしていましたから、河辺も「そんなことでは上手くいかないのではないか」と牟田口中将を睨みつけます。負けじと牟田口中将も睨み返し、そのまま無言で会談が終わったと良いますが、盧溝橋事件の時と全く同じことをやっているんですね。

結果は日本軍は敗退。非常に多くの方が戦死されました。

戦後の牟田口中将の回想が書いてありますが、本当に情けない。一体何を言っているだ? という内容です。

「私は、インパール作戦は断念すべき時期である、とのどまで出かかったが、どうしても言葉に出すことができなかった。私はただ私の顔色によって察してもらいたかったのである」

2人の上に立つ指導者が、正しい決断も出来ずバカげた作戦を結構し、さらに総攻撃の命令を下した事を考えると、何度同じ過ちを繰り返すのかと。なんで最初の過ちできちんと処罰しなかったのかと。

その上「顔色で察してほしかった」とは・・・・・・

 

日本が戦争を始める時も、他力本願と言うかご都合主義と言うのか、とにかく考えの甘さがこの本から伝わってきます。

「ドイツが勝てばアメリカは戦争をする意思を失う、そうなれば必ず講和に持ち込める」どうしてこんな考えでアメリカと戦争を始めたのか。

規律がきちんと守られていれば起こらなかったもめ事もたくさんありました。規律を守らない人たちを良しとしてしまった事に大きな原因があると思います。

 

原爆の投下だって背景は「なんだそれ」と言いたくなる。何しろアメリカは日本を・・・・・・ひどい話です。

 

日本の昭和の歴史を知るうえで、ぜひ読んでほしい1冊です。

 


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