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転職、働き方を考えるブログ

営業から製造業の経理に転職。中途採用で苦労したこと。

営業から経理に転職

営業から経理への転職は厳しいと言われています。

特に未経験で経理に転職するときは、かなりの労力が必要、下手をすると年収も下がってしまいますよね。

キャリアアップを考えるのなら、営業のまま働き続けたほうが楽でしょう。

それでも経理を目指すのには、何かしら理由があるはず。この記事ではぼくが営業から経理に転職するためにやったことと、経理に転職するためのコツを紹介しています。

実は、営業は数字に強い人が多く、経理に転職するときにアピールできるポイントも沢山あるのです。

 

営業から製造業の経理に転職するためにやったこと

一時期訪問販売をやっていました。個人宅にアポなしでお伺いしてチャイムを鳴らし、出てきた奥様にあーでもないこーでもないと、あることないこと話をしてアポをとる。

とったアポには午後お伺いして、高額な商品を販売する訪問販売です。

 

大変でしたね、本当に大変でした。

だから営業は二度とやりたくなかった、ノルマのある営業なんて、歩合制の営業なんて絶対にやりたくなかったのです。

 

中途採用の求人は営業が多くを占めています。

そのため、営業経験があると必然的に営業職を探すようになります。

また未経験可の事務に面接を申し込んでも、「営業で働かないか」と言われることもあるのです。

 

簿記の資格を取る

経理に転職するには、最低でも簿記2級の資格が欲しいところ。

3級ではだめです。営業から未経験の経理に転職するためには、3級だと資格として弱い。2級を持っていてやっとスタートラインに立てると思ってください。

 

ぼくは資格なし経験なしで事務職に転職したいと考えました。

そして無謀にも、資格なし経験なしで何社も事務職で面接を申し込みましたが、全て不採用。ほとんどが書類選考で落とされました。

たまに面接まで行っても、「営業をやらないか」と誘われる始末。

この時に資格か経験がないとだめなんだと強く感じました。

 

簿記2級を取るために職業訓練校を利用する

そしてとった行動は職業訓練校に通うこと。どうしても事務で仕事がしたいとハローワークの職員に強く希望したら、職業訓練校を紹介していただけました。

そして職業訓練校に通いながらエクセルとワード、簿記2級を取得。この簿記2級が大きかったですね。

この資格があったことで営業から経理へ転職することができたといっても過言ではありません。

 

職業訓練校の良いところは、テキスト代以外無料、失業保険の給付期間延長があることです。

在職中であれば、働きながら勉強をすることができますが、退職してしまったのなら職業訓練校の利用も考えてみてください。

ハロートレーニング(就職に向けてスキルを身につけたい方へ) |厚生労働省

 

 

経理の求人に応募するか、契約社員で経験を積む

簿記2級を取得したら次は仕事を探します。

営業から経理への転職を考えたとき、どうしても欲しいのが簿記2級と経験です。

資格と経験があれば驚くほどスムーズに就職先が決まります。

とは言えなかなか経験を積むのは難しいもの。

簿記2級を取得したら正社員の求人に申し込むか、経験を積むかのどちらかになります。

 

経理の求人に応募する

いきなり正社員で経理の求人に応募する場合は、やる気と簿記2級を前面にだして、とにかく面接に持ち込むことが必要です。

そのために履歴書や職務経歴書の書き方は特に大切になります。

 

元営業という強みを活かす

経理一本でやってきた人は、現場の苦労やお客さんの考え方を知りません。経理で処理している売上や費用についての知識がないのです。

経理処理自体は簿記の資格を持っていれば基本的なことはできます。そのほかのことは経験を積んでいくうちにできるようになるでしょう。

ですが現場の気持ちや苦労、お客さんの気持ちは実際に営業として活動しないと絶対にわからないのです。

営業としての強みは、

  • 売掛金の回収、売上の管理経験がある
  • 現場の苦労を知っている

こと。

特に業務の最前線で営業として活動してきた実績は、経理になっても必ず役に立ちます。

 

男性が経理で採用されるための条件

いきなり正社員を目指す場合、簿記2級を持っているというだけではなかなか採用されることはありません。

30代に入っていればなおさらで、未経験者を経理として採用する会社は少ないでしょう。

それでも30代・未経験・経理で採用されるのには理由があります。

それは、

  • 現管理職が定年間近で後継者が欲しい
  • 女性だけの職場になっているので、管理職として男性を置きたい
  • 営業経験のあるしっかりした社員が欲しい

などです。

経理は女性だけの職場になっていることが多くありますが、管理職は男性にしたいというニーズが少なからずあります。

また少数で経営している会社でも、後継者が必要になることがあるでしょう。

ぼくが経理として採用されたのは、現管理職が異動願いを提出したための後任探しが理由でした。

 

とはいえ会社の内情は求人票ではわかりませんので、とにかく数多くの求人に申し込むことが必要になります。

 

契約社員として経験を積む

契約社員として経験を積む場合は、採用のハードルが一気に下がります。

業務が固定されているというのも理由でしょう。

実際未経験から経理を志望する人は、一度非正規で経験を積み、経理で正社員になっている人も大勢います。

 

ただ契約社員になるということは、非正規社員になるということ。

経験は詰めますが、非正規というプレッシャーを感じる人も少なからずいます。

また契約社員の場合、契約した期間は勤めないといけませんので、そのプレッシャーもあるようです。

契約期間が2年であれば、2歳年を取ることになりますから、その分就職が厳しくなることも考えられます。

 

とは言え契約社員は、ライフワークバランスのとれた働き方をすることができます。

空いた時間で資格の勉強もできますし、営業とは違った働き方は新鮮に感じるはずです。

 

目的をきちんと持たないと、そのままずるずると時間だけが過ぎることもあります。

経理で正社員になるという当初の目的だけは忘れないようにしましょう。

 

職業訓練校で業務実習を受けられる

ぼくは職業訓練校で簿記2級を取得した後、3か月間税理士事務所で仕事をさせていただきました。

企業の経理とは違い、税理士事務所は常に経理業務を、それも複数の業種の経理業務を行っています。

なので3か月とは言え非常に多くの経験をさせていただき、実務を学ぶことができました。

この経験があったからこそ、営業から経理への転職ができたと言えます。

 

職業訓練で実務研修があるかどうかは、ハローワークで確認してください。

もし実務研修があるとしたら、チャンスかもしれません。

 

転職エージェントを利用する

希望の求人を探すには、転職サイトやハローワークでは限界があります。

ハローワークに出ている求人でも、未経験可や経理を見つけることができますが、詳細がわからないのです。

窓口で職員に質問しても、その会社の内情まで知っている人は稀でしょう。

 

転職サイトで情報を集めるのも有効ですし、未経験可ややる気重視など、項目を選択することで、希望に合った求人も探しやすくなっています。

ですがやっぱり会社の内情はわかりません。

 

ハローワークや転職サイトで転職活動をする場合、営業から経理になるためには、「数撃てば当たる戦法」で行くことになります。

 

そこでお勧めなのが転職エージェントです。

転職に関わるほぼすべてに対して無料でサービスを受けられます。

また、転職エージェントは求人を出している企業の情報を、転職サイトやハローワークよりもずっと多く持っています。

当然転職活動もスムーズに進みやすくなりますよね。

本気で営業から経理への転職を目指すのなら、転職エージェントを利用しない手はありません。

 

転職エージェント最大手のリクルートエージェントは、求人の量が多く質も高いことで評判です。

担当になるキャリアコンサルタントにより対応に差が出てしまうのが玉に瑕ですが、大手ならではの経験と実績からくるアドバイスは、すごく参考になるので、利用者の多くが「満足した」と感じているようです。

また、求職者の経歴をしっかりと考え未経験の職種でも求人を紹介してくれるので、迷っている方には選択肢が広がって嬉しいですよね。

求人の質だけを考えても登録する価値がある転職エージェントです。

登録はこちら⇒リクルートエージェント

 

採用されてからの苦労「中途採用は出来て当たり前」

中途採用は仕事が出来て当たり前と言う目で見られます。

もちろん入社して数日は何をすべきか簡単に教えてくれますが、最初だけです。

ほとんどは自分で仕事を見つけるか、貰いに行くかしないと仕事そのものがありません。

 

中途採用されて本当に苦労したのは、仕事を教えてくれないと言う現実でした。

特に経理で入社した時はかなり厳しかった。

 

職業訓練校で税理士事務所の手伝いを数カ月やっていましたので、使っている経理ソフトの仕組みさえわかれば、ほどんどの事は出来たんですが、問題だったのはその仕事の量。

 

税理士事務所は数社取引先があって、その伝票入力や台帳の作成、月次や決算処理などもやっていました。

数社取引先があるから、伝票の入力でもかなりの時間がかかるんですが、採用された会社は中小企業なので、そもそもの伝票の量が少ない。

 

しかも肝心な業務は親会社が請け負ってくれている。

親会社がバックにいると、資金繰りも全然問題ないし銀行へ訪問することもない、危なくなると数億円までは親会社が引き受けてくれるので、資金の心配をする必要もない。

伝票入力だけなら数時間あれは終わる、そしてやることが無くなる、言う事を繰り返していました。

 

自分で仕事を見つけようにも何をしていいのか分からない。

それなら上司に聞いて仕事を覚えようと、上司は何をしているのかと見てみれば、隠れてエロ画像を見ているだけ。

 

もしかして仕事がない? と本気で思いましたね。

経理の経験が少なかったこともあり手が空くと都度「手伝うことはないか」確認しますが、何をすべきか聞いても何もないと言われ、前任者はどんなことをやっていたのかを聞いても知らないと言われ。

自分で探そうにもよくわからず。

そして他部署の人は出来て当然と言う目で見てくる。

とにかく大変でした。

中途採用は出来て当たり前、それがたとえ違う職種でも出来て当たり前と言う目で見られる事は覚悟してください。

 

中小企業は経理・総務・人事が一つになっている

会社によって違いはありますが、人数50人程度と少ない中小企業は、経理・総務・人事が一つになっていることが多いようです。

当然仕事も多岐にわたりますが、経理に転職したいからと経理の勉強だけしてきた人は、ここでドツボにはまります。

総務や人事の仕事がわからないのです。

 

人の採用や退職、福利厚生、給料計算、社内の庶務などなど。

本当にいろいろとやることはありますが、事前にある程度は勉強しておかないと混乱するでしょう。

 

さらに言えば、仕事の量は上司の気分次第で変わります。

フレキシブルというかなんというか、きちんとした会社はそんなことないのでしょうが、きちんとしていないほうが多いですから。

 

予備知識をつけておくために、総務や人事についても勉強しておくことをお勧めします。

 

採用されたら人間関係を重視する

経理で採用された当時は、その前の仕事で仕事をやらせてもらえなかった事もあって、人間関係をかなり警戒した上に猫を被って、さらにバリアーを張っていました。

 

下手な事をすると同じように仕事をやらせてもらえないかもしれない。

そう思っていたんです。実際は上司を含めたいして仕事が無かったんですが。

 

今思うと最初から間違っていたなと思います。

人とほとんど話をしませんでしたからね。そんな経験から思ったのはこれ。

 

・休憩は人と同じタイミングでとり他部署の人と交流を深める

 

コミュニケーションを取るのが上手な人は良いですが、そうでない人は出来るだけ色々な人と話をすべきです。

昔の男社会はタバコを吸う人が多かったから、喫煙所に行けば交流を深めることが出来たんですが、今は違います。

喫煙所がない会社もありますし、副流煙の健康被害が大問題になっていますから。

 

なのでなるべく他の人と同じタイミングで休憩を取るか、休憩中に人が集まる場所を見つけて一緒に休憩するようにして、とにかく交流を深めましょう。

 

どんな会社なのかも分かりますし、早くその会社になじむ事が出来ます。

1つ注意が必要なのは、前職の会社はこうだったと言う話はしない事。間違い無く煙たがられますから。

とにかく早く周りの人と仲良くなるべきです。ぼくのように一人でも全然平気なタイプなら良いですけどね。

 

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