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営業が資格なし未経験で経理に転職した方法

営業から経理に転職

営業から経理への転職は厳しいと言われています。特に未経験で経理に転職するときは、かなりの労力が必要、下手をすると年収も下がってしまいますよね。

キャリアアップを考えるのなら、営業のまま働き続けたほうが稼げるはずです。

それでも経理を目指すのには、何かしら理由があるはず。この記事ではぼくが営業から経理に転職するためにやったことと、経理に転職するためのコツを紹介しています。

実は、営業は数字に強い人が多く、経理に転職するときにアピールできるポイントも沢山あるのです。

 

営業から製造業の経理に転職するためにやったこと

営業から経理を目指すには、経験と資格、そして求人の量の差と言う3つの壁があります。それを1つ1つクリアしていくことで、経理への転職が近づいて行きます。

まず乗り越えるのは、資格と経験です。

簿記の資格は独学で取得できる

経理に転職するには、最低でも簿記2級の資格が欲しいところ。

3級は1か月も勉強すれば取得できますから、アピールポイントとしてはかなり弱い。2級を取得してやっとスタートラインに立てると思ってください。

 

ぼくは資格なし経験なしで経理に転職したいと考え、無謀にも「資格なし経験なし」で何社も面接を申し込みましたが、全て不採用。ほとんどが書類選考で落とされました。

たまに面接まで行っても、「営業をやらないか」と誘われる始末。この時に、資格と経験がないとだめなんだと強く感じました。

職業訓練校で資格を取得

資格と経験、両方をなるべく負担のする区内方法で得るには、職業訓練校に通うのが早い。当時「どうしても経理で仕事がしたい」とハローワークの職員に強く希望したら、職業訓練校を紹介していただけました。

そして職業訓練校に通いながらエクセルとワードの資格と簿記2級を取得したのです。 

職業訓練校の良いところは、テキスト代以外無料、失業保険の給付期間延長があることです。

在職中であれば働きながら勉強をすることができますが、退職してしまったのなら職業訓練校の利用も考えてみてください。

ハロートレーニング(就職に向けてスキルを身につけたい方へ) |厚生労働省

 

資格を取得してからの選択肢

営業から経理への転職を考えたとき、どうしても欲しいのが簿記2級と経験です。資格と経験があれば驚くほどスムーズに就職先が決まります。

とは言えなかなか経験を積むのは難しいもの。

簿記2級を取得したら正社員の求人に申し込むか、さらに経験を積むかのどちらかになります。

経理の求人に応募する

いきなり正社員で経理の求人に応募する場合は、やる気と簿記2級を前面にだして、とにかく面接に持ち込むことが必要です。

そのために履歴書や職務経歴書の書き方は特に大切になります。

元営業という強みを活かす

経理一本でやってきた人は、現場の苦労やお客さんの考え方を知りません。また、コミュニケーションをとるのが苦手と言う方がいます。

営業から経理を目指すときは、この2点を中心にアピールする内容を考えます。

営業としての強みは、

  • 売掛金の回収、売上の管理経験がある
  • 現場の苦労を知っている

こと。

特に業務の最前線で営業として活動してきた実績は、経理になっても必ず役に立ちます。

未経験者が経理で採用されるための条件

いきなり正社員を目指す場合、簿記2級を持っているというだけで採用されることはほぼありません。

30代に入っていればなおさらで、未経験者を経理として採用する会社は少ないでしょう。それでもぼくが「30代・未経験・経理」で採用されるのには理由があります。

それは、

  • 現管理職が定年間近で後継者が欲しい
  • 女性だけの職場になっているので、管理職として男性を置きたい
  • 営業経験のあるしっかりした社員が欲しい

といった背景のある求人に応募したからです。

経理は女性だけの職場になっていることが多くありますが、管理職は男性にしたいというニーズが少なからずあります。少人数で経営している会社でも、後継者が必要になることがあるでしょう。

とはいえ会社の内情は求人票ではわかりませんので、とにかく数多くの求人に申し込むことが必要になります。

 

非正規社員として経験を積む

非正規社員(派遣・契約・パートなど)の場合、担当する業務が固定されていることが多く、採用のハードルが一気に下がります。

実際未経験から経理を目指す人は、一度非正規で経験を積んでから転職し、正社員になっている人もいます。

ただし、経験は詰めますが、非正規というプレッシャーを感じる人も少なからずいます。

また期間契約を結んだ場合、契約した期間は勤めないといけないというプレッシャーもあるようです。

契約期間が2年であれば、2歳歳を取ることになりますから、その分就職が厳しくなることも考えられます。

目的をきちんと持たないと、そのままずるずると時間だけが過ぎることもありますので、経理で正社員になるという目的だけは忘れないようにしましょう。

 

職業訓練校で業務実習を受けられる

ぼくは職業訓練校で簿記2級を取得した後、3か月間税理士事務所で仕事をさせていただきました。

企業の経理とは違い、税理士事務所は常に経理業務を、それも複数の企業の経理業務を行っています。

そのため、たった3か月ですが非常に多くの経験をさせていただき、実務を学ぶことができました。

この経験があったからこそ、営業から経理への転職ができたと言えます。

 

職業訓練で実務研修があるかどうかは、ハローワークで確認してください。

もし実務研修があるとしたら、チャンスかもしれません。

 

求人企業の内情を知るために転職エージェントを利用する

希望の求人を探すには、転職サイトやハローワークでは限界があります。

ハローワークに出ている求人でも、未経験可や経理を見つけることができますが、詳細がわからないのです。

窓口で職員に質問しても、その会社の内情まで知っている人は稀でしょう。

転職サイトで情報を集めるのも有効ですし、未経験可ややる気重視など、項目を選択することで、希望に合った求人も探しやすくなっています。

ですがやっぱり会社の内情はわかりません。

ハローワークや転職サイトで転職活動をする場合、営業から経理になるためには、「数撃てば当たる戦法」で行くことになります。

 

そこでお勧めなのが転職エージェントです。

ぼくは、現職者が1年後に転勤することが決まっている求人をたまたま見つけて、未経験で経理に転職することが出来ました。

本来であれば、このような求人に出会うことが不可能に近いでしょう。

でも、転職エージェントは求人企業に直接出向いて求人をもらっていますから、普通では知ることの出来ない企業の内情を知っています。転職エージェントを利用すれば、より希望に近い求人を紹介してもらえる可能性が高いのです。

さらに、求人の紹介や面接のスケジュール管理、履歴書の添削や内定後の待遇の交渉まで、転職に関わるほぼすべてのことをサポートしてくれます。本気で営業から経理への転職を目指すのなら、転職エージェントを利用しない手はありません。

おすすめは転職エージェント最大手にリクルートエージェント。

取り扱う求人は非公開が「業界最大」と言われるほど豊富で、大企業の関連会社など業績が安定していて待遇の良い求人もあるため、求人の質が高いと評判です。

担当により待遇に差があるという話も聞きますが、それはどのエージェントでも同じこと。それよりも、大手ならではの経験と実績からくる求人紹介が、未経験の職を目指す方にとってとても参考になるはず。

求人の質だけを考えても登録する価値がある転職エージェントです。

登録はこちら⇒リクルートエージェント

 

採用されてからの苦労

中途採用されて本当に苦労したのは、仕事を教えてくれないと言う現実でした。

特に経理で入社した時はかなり厳しかった。

とくに苦しく問題だったのは仕事の量です。

税理士事務所は数社取引先があって、その伝票入力や台帳の作成、月次や決算処理などもやっていました。

数社取引先があるから、伝票の入力でもかなりの時間がかかるのですが、採用された会社は中小企業なので、そもそもの伝票の量が少ない。しかも重要な業務は親会社が請け負ってくれている。

親会社がバックにいると資金繰りも全然問題ないし銀行へ訪問することもありません。

伝票入力だけなら数時間あれは終わりますから、すぐにやることが無くなり途方に暮れていました。

経理の経験が少なかったこともあり手が空くと都度「手伝うことはないか」確認しますが、何をすべきか聞いても何もないと言われ、前任者はどんなことをやっていたのかを聞いても知らないと言われ。

自分で仕事を探そうにもよくわからず。そして他部署の人は出来て当然と言う目で見てくる。

とにかく大変でした。

中途採用は出来て当たり前、それがたとえ違う職種でも出来て当たり前と言う目で見られる事は覚悟してください。

 

中小企業は経理・総務・人事が一つになっている

会社によって違いはありますが、人数50人程度と少ない中小企業は、経理・総務・人事が一つになっていることが多いようです。

当然仕事も多岐にわたりますが、経理に転職したいからと経理の勉強だけをしてきた人は、ここでドツボにはまります。総務や人事の仕事がわからないのです。

人の採用や退職、福利厚生、給料計算、社内の庶務などなど。

本当にいろいろとやることはありますが、事前にある程度は勉強しておかないと混乱するでしょう。

さらに言えば、仕事の量は上司の気分次第で変わります。

フレキシブルというかなんというか、きちんとした会社はそんなことないのでしょうが、きちんとしていないほうが多いですから。

予備知識をつけておくために、総務や人事についても勉強しておくことをお勧めします。

 

採用されたら人間関係を重視する

新しい職場では、いかに早く人と打ち解けるかが重要、特に常に社内にいる事務職は、人間関係の構築が仕事をスムーズに進める鍵となります。

なので、休憩はみんなと同じタイミングでとり他部署の人と交流を深めるようにしましょう。

昔の男社会はタバコを吸う人が多かったから、喫煙所に行けば交流を深めることが出来ましたが今は違います。

喫煙所がない会社もありますし、そもそも喫煙者自体が減っていますよね。なので、休憩中に人が集まる場所を見つけてみんなと一緒に緒に休憩をとり、とにかく交流を深めましょう。

また、ほとんどの人が嫌がりますから、前職の会社はこうだったと比較する話は絶対にしないことです。

 

さいごに

未経験で経理に転職するのは、想像しているよりも大変です。

有効求人倍率が1倍を超えましたが、会計事務は0.2倍あるかどうかです。

当然競争率も高くなりますから、未経験で経理を目指すのなら「必ず転職する」と言う覚悟を持ってください。

諦めなければ、きっとうまくいくはずです。


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