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働き方を考えるブログ

会社に義理を感じて辞められないのはお互いに不幸だ

転職

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「会社に義理と恩を返すのが当たり前だ」と言う考え方。

職場によっては退職するときに「今まで育ててやったのに、その恩を忘れて辞める気か」と言われることさえあるようです。

辞める側としては「義理」や「恩」を持ち出されると辞めづらくなりますよね。

はっきり言いますが、会社は辞めたくなったら辞めていい。義理や恩を感じて辞められないのは、会社にとってもあなたにとっても不幸な事です。

 

会社から受けた恩や義理って?

ほとんどの人がこう言うはず、「今まで育ててやったでしょ」と。

会社に就職すると多かれ少なかれ教育を受けます。新卒だと特に時間をかけて、マナーや一般常識、仕事の進め方などを教わりますよね。

当然1人育てるのにもお金がかかります。一人前になるまでの給料が投資だ。と言う人もいるくらいです。

確かにその費用は膨大で1人1000万円は優に超えます。

育てるのに時間もかかりますから、かかった時間と費用を返せと言いたくなる気持ちも分かります。

将来一人前になって会社に貢献してほしい、と言う思いで教育していますし、未熟な期間も給料を支払ってきた、と言う気持ちもあるでしょう。

きっとこの「教育」や「働く場所」のことを「恩」や「義理」と呼んでいるんでしょうね。

 

日本人らしい考えかた

会社に感じる「恩」や「義理」は、サムライが主君に仕える感情に似ています。忠義を尽くし恩義に報いるのが美徳とされ、腰に日本刀をさしたあのサムライです。

そう言う意味では、育ててもらった、働かせてもらった会社に恩や義理は感じないのか。と言う人は、日本人らしい考え方を持った人と言えます。

働かせてもらったから、教えてもらったからとその恩に報いようとする。きっと人と人との繋がりを大切にする、心豊かな人なんでしょうね。

 

会社に恩や義理を感じる必要はない

育ててもらったこと、教えてもらったことに感謝することは大切ですが、恩や義理を感じる必要はありません。

会社から受ける教育は、将来その会社で利益をあげてもらうためです。

社員が一人前になり、別の会社に行っても戦力として働けるように教育しているわけじゃありませんから。

結局自分の会社が儲かるために教育しています。損得勘定が前提にあるんですよ。

会社で行われる教育は、「将来この人に稼いでもらうために今は教育をしよう」と考えて行っているもの。その教育を受けている時間も立派な労働時間です。

なので「未熟な期間も給料を払った」と言う考えがおかしくて、払って当たり前の物だと言う事。

「育ててやった」と言うのも、会社が利益を出すためなので、おかしな言い方です。

会社が払ったお金は、社員が会社で働いた時間に対してですから、そこに損も得もありません。お互い様です。

 

会社と社員はビジネスライクな関係

結局会社と社員は労働に対して給料をもらうだけの、ビジネスライクな関係なんです。

労働時間を教育に切り替えたところで、会社が利益を出すために行っているなら、恩も義理もありませんよね。

「恩」や「義理」を感じないのか、と言うのは「お前を育てるのに金がかかっているんだ、その分を返さないうちに辞める気か」と同じ。

俺(会社)に損をさせる気かと、騒いでいるだけ。教育もそうですが会社の事しか考えていないってことです。

一方会社を辞めようとする人も、自分の事しか考えていません。この仕事に飽きたから、合わなかったからでさっさと辞めようとする。

自分が辞めることで会社があなたにかけた教育費を損することなんて、微塵も考えていないでしょう。

お互いに自分の事しか考えていないんですから、恩だ義理だといわずビジネスライクに割り切って良いですよね。

 

義理や恩で辞められないのはお互いに不幸だ

仕事が合わないと感じたり、飽きたと思った時、その人の生産能力は間違いなく落ちます。

もし合わないことが理由で転職を考えるようになったら、仕事をする姿勢もどこか中途半端な物になるでしょう。

考えてみてください。

今までの恩や義理を押し付けてまで、やる気の無くなった人を雇い続ける理由がどこにあるんでしょうか。

いくら仕事の出来る人だとしても、中途半端に働かれたら周りに悪影響を与えます。仕事ができる人であればある程その影響力は高くなっていくでしょう。

もしもその影響で他の社員もやる気を無くしてしまったら?

またゼロから教育することを考えれば、残ってもらう方が良いと考えるのかもしれませんが、はっきり言ってやる気のない社員は邪魔なだけです。

合わない、飽きたで辞めようとする人には、辞めてもらわないと会社にも悪影響がでます。

また辞められないことで無駄に時間を浪費することになり、辞めたいと思っている人自身も不幸になります。

「せっかく育てたのに辞める気か!」などと器の小さいことを言わずに、さっさと辞めてもらって新しい人を雇った方が、長い目で見れば良いはずです。

 

余談「3年我慢すれば仕事が面白くなる」は勘違い

ひとつ言い忘れました、「3年我慢すれば仕事が面白くなる」と言うのはただの勘違いです。つまらない物はどこまで行ってもつまらないんです。我慢している時点で時間の無駄。

「石の上にも3年って言うだろう。」

そう言う人もいますが、「石の上にも3年」と「3年我慢すれば面白くなる」とでは意味が全然違います。

「石の上にも3年」は「辛抱していればいつかは成功する、忍耐力が大切」と言う意味。「成功したい」と言う気持ちが先にあるんですよ。

つまらない仕事で誰が成功したいと思うんでしょうか。

「この仕事で成功したい、出世したいと思うなら、3年頑張ってみろ」なら意味が分かりますし、頑張ろうとも思います。

「3年我慢すれば仕事が分かってきて面白くなる。石の上にも3年って言うだろう」は意味が分かりません。やりたくない事を我慢してやり続けたとして、その先に何があるんでしょう?

我慢して働くくらいなら、さっさと辞めて次の仕事を探すべきです。でないと時間だけが過ぎて行ってしまいます。

 


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