読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

bunoshi

働き方を考えるブログ

仕事を辞めたい。でも言い出せない方へ。まずは「言わない」とどうなるかを、考えませんか。

転職

仕事を辞めたい。でも言い出せない

社会人になって会社員として働いていれば、嫌なことも大変なことも沢山あるでしょうから、「もう辞めたい」と一度は思ったことがあるはず。

嫌なことがあったとしても、一晩寝れば忘れたり、お酒を飲めば忘れられるようなら良いけれど、もう何週間も何カ月も、嫌だ嫌だと思い続けているのにそれでも「辞める」と言い出せない人もいるようです。

ぼくは社会人になって8年ほどで会社を辞めました。

会社を辞めたことで、良いことも悪いことも色々経験しましたが、何がきっかけでどんなふうに辞めたのかがもし参考になればと思いこの記事を書いています。

 

会社に入った理由

ぼくは高校を卒業してすぐに、東京にある音楽の専門学校に行きました。

当時は特にやりたいことがあったわけじゃ無く、高校生の頃に弾いていたギターが何となくかっこよくて、特別上手だったわけじゃありませんが、何となく専門学校にいきました。

まぁ、そんな中途半端な理由で専門学校に行きましたから、当然続く訳もなく。

バイト先で仲良くなった先輩と、毎日遊び歩いていました。

あまりに遊び過ぎたせいで、数か月後に兄に怒られて田舎に返されましたが。

 

田舎に帰ってからは、アルバイトをしながら車の免許を取りに行くという生活を送っていました。

車の免許もい田舎で就職するためだけにとったんですよね。

でも遊びたいという気持ちは抜けずに、仮免を取ってから半年、教習所にも通わず遊びまくっていました。

仮免が失効する期限ぎりぎりで、やっと通い始めるという体たらくぶりだったのです。

 

そして就職活動を始めるんですが、当然のようにやりたい仕事が無いわけで。

しかも新卒じゃなく扱いは中途採用ですから、初めての就職活動はハローワークから始まったんです。

そんな訳でハローワークで求人票を眺める日々を送っていた訳ですが、「就職」なんて考えたことも無い10代後半の青年は、求人票をみても一体どんな仕事なのか検討もつかないんですね。

なのでアルバイトで経験のあった店員を探しました。

理由は簡単。どんな仕事なのか想像がついたから。それだけです。

 

選択肢は「正社員になる」だけだった

今思うと当時の採用面接は面白いものでしたね。

何しろアルバイトと同じ内容でしたから。「1+9」とか簡単な計算問題が書かれた髪を渡され、15分以内に解けと言われて計算した覚えがあります。

応募してきた理由も聞かれましたが、「アルバイトで店員をやっていたので、どんな仕事か想像出来たから応募しました」と言っていました。

まだ19歳の世間知らず。本当に適当な理由で応募して、なぜか採用されました。

 

なぜ、会社に就職したのか?

 

と聞かれれば、当時のぼくはきょとんとすると思います。

何しろ他の選択肢を知りませんでしたから。

親も友達もバイト先の店長も先輩も、皆「就職するべき」だと言っていました。

それが当たり前だったんです。

ぼくの周りで独立したり、起業した人は一人もいません。

自分でどんな仕事があるのか、どんな働き方があるのかも、19歳だった当時は調べたこともありませんでした。

なので選択肢は1つだけ。

 

どこかの会社に就職する。

 

これだけでした。

 

何故会社を辞めたいと思ったのか

1つの大きな理由は、大失敗をしたから。大失敗といっても当時の先輩や店長に教わった通りにやっていただけだったんですけどね。

 

実はそれ自体が間違っていたと言う・・・。

 

この事がきっかけで仕事自体が嫌になりました。

失敗したと言うのが結構大きな足かせになったんです。

周りは全く気にしていない様子だったので、大したことじゃなかったのかもしれませんが、ぼく自身はかなり辛かった。

 

この失敗をきっかけに、初めて本気で将来について考えるようになりました。

何となく就職活動をして、中途半端な理由で入社して、それなりに実績も積んで順調に歩んでいただけに、将来もこのままこの会社で何となくすごして、何となく出世していくんだろうなと思っていたんです。

 

でも初めて将来について考えたことで、今まで気が付かなかったことが見えてきました。

ショックだったのが、今のままだと後数年で出世できなくなると言うことが解った事です。

将来の給料も、給料テーブルを見ることで正確に計算することができました。

その結果は40歳になると、ほとんど昇給しなくなるというもの。

ある意味親切な会社なんですが、分かってしまっただけに、さらにやる気がなくなったんですよ。

 

「このままじゃいけない」

 

本気でそう思う気持ちと、ミスを無かった事にしたいと言う気持ちが重なって。

 

「絶対に辞めてやる。俺はもっと出来る奴なんだから!」

 

そう強く思いました。

 

辞めずに続ければ未来は開けるのか

ぼくが社会人になった当時は、まだ「我慢して続ければ、やりがいも楽しさも見つかる」と言う考え方が一般的でしたね。

転職する人は本当に少数で、終身雇用が当たり前として残っていた時代ですから、転職する人が少なくて当たり前。

 

でも現実問題として、今のまま続けていれば将来の給料がいくらになるのかが手に取るようにわかる。

それを回避するには、全国転勤を受け入れないといけない。

 

ぼくの唯一のこだわりは、転勤だけはしたくないということ。

 

単身赴任はお金が持ちませんし、家族で転勤すると子供もつれて引っ越さないといけなくなります。

子供のころ何回か親の都合で引越しをして、そのたびに転校しました。

当然仲の良い友達と別れないといけませんし、新しい学校に馴染むのはかなり大変だった思い出があります。

特に中学校入学と同時に転校した時は、周りに友達が誰もいないし、転校生だからと珍しがって寄ってくる人もいない。

 

すごくさみしかったんです。

 

そんな思いを子供にはさせたくない。と言う気持ちもあり、転勤だけは嫌だったんですね。

だからと言って、今の仕事を続けても意味は無い。

我慢して続ければ未来は開ける、「かもしれない」としか言えない。

結局可能性の問題です。ただ、そんな「かもしれない」程度の可能性に欠ける気にはなれませんでしたね。

 

辞めれば未来は明るいのか

辞めれば未来が明るいわけじゃありません。どちらかと言うと真っ暗で何も見えないでしょう。

不思議なもので辞める前は、辞めた方が未来が明るくなる気がするんですよ。

明るい未来があると思わないと、辞める訳ないんですけどね。

未来はいつでも真っ白です。

それだけに見える未来より見えない未来の方が明るく、輝いて見えます。

今が嫌だったらなおさらです。

今の仕事を続けて迎える未来は、真黒にしか見えません。でも、見えない未来はいつも真っ白で、すごくまぶしく見えます。

だから辞めた方が未来は明るい気がする。

 

気がするだけですけど。

 

何の準備もせずに飛び込む未来は、やっぱり真っ暗。手探りで進むしか無くなるんです。

 

「言ったらどうなるんだろう」は考えても無駄

とは言え、辞めないことには今の環境を変えることは出来ません。

見える将来より見えない将来にかけてみる。

言い方はかっこいいかもしれませんが、結局は行き当たりばったりだってことですけどね。

 

「もう辞める!」

 

そう決めたら次は上司や家族に伝えないといけません。

 

ぼくは家族を説得することが、会社で上司に話すよりも1000倍大変でした。

 

当時、生まれたばかりの長女を抱え、貯金も少ない状態で良く辞めさせてくれたなと思います。

実際に妻を説得するまで、何度話をしたのか分かりません。

とにかく何度も何度も、将来の事やお給料の事、これからのことを話した気がします。

 

ただ思うのは「辞めるって言ったらどうなるんだろう」というのは、考えるだけ無駄です。

 

言わないと分かりませんから。

家族に辞めると言ったら

「止められるかもしれない」

「怒られるかもしれない」

「口もきいてくれないかも」

「びっくりして家出されるかも」

「もしかして離婚したいって言われるかも」

「ご両親にまで話が言ったらどうしよう」

などなど。

 

考えだしたら本当にきりがないくらい出てきます。

上司に話す時も同じです。

「止めてもらえるかな」

「あっさりOKされたら嫌だな」

「皆にばれたらどうしよう」

「皆が知ったらどんな顔するかな」

「〇〇さんは泣くかもしれないな」

「裏切り者とか言われないかな」

「これがきっかけでいじめられたりしないかな」

などなど。

 

言ってみないと分からないことを、言う前に想像しても意味がありませんよね。

考えれば考えるほど余計なことが頭に浮かんできて、結局言いにくくなりますから。

 

「言わなかったらどうなるか」を真剣に考える

考えるならもし今辞めるって伝えなかったら、自分がいったいどうなるのかを真剣に考えましょう。

 

将来の給料が見えているとしたら。

出世が出来ないことが分かっているとしたら。

50歳になっても60歳になっても今と同じ仕事をやらないといけないとしたら。

そんな人生で本当に良いのか。

給料が増えないとしたら、子供の教育費や親の介護費はどうなるのか。

家も変えず、アパートにも引っ越せず、ずっと今の部屋で良いのか。

子供部屋も与えられなくていいのか。

などなど。

 

今言わないことで、将来どうなるのかを本気で考えれば、本気で考えたことがマイナスなことばかりだとしたら、意外とあっさり言えるものです。

現状を打破し、未来に希望を見出すために俺は辞めるんだ!

かっこいいですけど(ちょっと自分に酔っている気もしますが)気持ちとしてはそんな感じ。

高揚感を感じて、勢いを得られます。(勢いだけで辞めるのは駄目です。)

必要性が生まれて、言わないといけない、辞めないといけないと言う気持ちになります。

実際ぼくは、「俺はもっと出来る。このままだと一生今の生活を続けないといけない、それだけは嫌だ!」と強く思って辞めました。

まぁ、「俺はもっと出来る!」が結構邪魔をしたこともありましたけどね。

 

上司にどうやって伝えたのか

当時はホームセンターの店長をやっていましたので、上司が店に来るのは月に1、2回。

なので、なかなか言うタイミングがありませんでしたね。

よくドラマなんかだと「退職願」を懐にしまっておいて、話を切り出すと同時に提出するシーンがあります。

ぼくは、このドラマさながらのことをやりました。

 

「あの、お話があります。実は会社を辞めさせていただきたいんです!」

 

なんて言うのは結構勇気が必要なんです。

なので、懐にしまい込んだ退職願いをサッと取り出して。

「すみません。これ、お願いします」

と、静かに言えば全てが伝わります。

後は上司が色々を質問してくれるはず。です。

 

同僚や部下にいつ伝えたのか

退職願を提出した後、さらに上の上司が来るからそれまでは誰にも言わないようにと言われました。

ま、まがいなりにも店長だったので、いつ辞めるかが決まる前に「俺辞めるんだ~♪」とは言えませんよね。不安にさせるだけですから。

なので、正式に引き継ぎの日程と退職の日が決まってから、朝礼で伝えました。

 

「突然ですが、私は〇月〇日をもって退職します。後任の店長は〇日にきて、〇日まで引き継ぎをします・・・。」

 

と言うあいさつをした、はずです。良く覚えていませんが。

側にいつも上司がいて、「ぶのし君が退職することになった」と言ってくれることは無く、店の責任者だったので自分で自分のことを伝えただけです。

そう言う意味ではちょっと特殊かも? しれません。

 

辞めた後のこと

何も考えず勢いだけで退職。転職を繰り返して感じた良かった事、悪かった事。 - bunoshi」の記事で書いていますが、とにかく苦労しました。

苦労して苦労して、今やっと平穏な生活を送っています。

 

会社は問題だらけですが、それまでに経験した苦労に比べれば大したことは無い! と自分に言い聞かせています。

周りもあまり関わろうとしないので、ある意味気楽ですね。

 

給料は、辞める前と比べて年をとったのもありますが、1.5倍くらいにはなりました。休日も完全週休二日で年120日もあります。

不満はどの会社に行ってもあるものですが、待遇だけで見れば不満はありません。福利厚生も充実していますしね。

それに、この年齢になると辞めたいと思っても辞められないんですよ。

次辞める時は独立するときでしょうね。できるかどうか分かりませんが。

 

最後に決めるのは自分自身

さて、色々書いてきましたが結局最後に決めるのは自分自身です。

親や家族、友人から色々なアドバイスをもらったとしても、インターネットで成功や失敗の話を沢山読んだとしても、それは「参考」にしかなりません。

最後に決めるのは自分自身。その結果に責任を負うのも自分自身です。

だからこそ、

 

「会社を辞める。仕事を辞めるって言ったらどうなるんだろう」

 

なんて、見えない未来に不安を感じるよりも、

 

「もし今言わなかったら、俺はどうなるんだろう」

 

と、見える未来を想像してみてください。

今何をすべきなのか、よりはっきりと見えるはずですよ。

 

 

皆が辞めたいと思う理由

皆が仕事を辞めたいと思う理由は

  • 労働条件が合わない
  • 仕事内容が違う
  • 人間関係が悪い

の3つが多いようです。僕が辞めた理由は「労働条件が合わない」になるのでしょうね。

辞めたい理由で一番多いのは、「人間関係が悪い」です。

理由は、働いてみないと職場の人間関係はわからないからです。

 

人の悩みは突きつめていくとすべて人間関係に行きつく。

 

そういわれるほど、人間関係の悩みは深刻です。

上司とそりが合わない、同僚から嫌われた、些細なミスをいつまでも責められる、など。

人間関係は仕事にも大きな影響を与えます。

人間関係が悪ければ、辞めたくなるのも仕方がないことなのです。

 

辞めたいけど辞めさせてもらえない

辞めたければ辞めればいい!

他人事だとそう思うかもしれません。

実際に「辞めさせてください」というのはかなり勇気がいるものです。

 

言い出すだけでもエネルギーを使うのに、いろいろなことが引っかかって、辞めたいけどやめられない状況になることもあります。

 

引き止められる

あなたが優秀であればあるほど、上司から引き止められるはずです。

中には特に理由もなく引き止める上司もいます。

 

「辞めさせてください」というまでに、会社のことや仕事のこと、家族のこと、将来のことを一生懸命考え、意を決して伝えたのに、何かと理由をつけて止められたり、「あとで話そう」とうやむやにされることもあります。

 

退職を願い出るときは、引き止められることも想定して、準備をしておきましょう。

 

引き止められたときに、必ず聞かれるのが辞める理由です。

つまり辞める理由を「辞めさせてください」と願い出る前にきちんとまとめておけば、必要以上に引き止められることは亡くなります。

もちろん「あそこがいやだった」「ここがいやだった」と嫌なことばかりを言ってはいけません。

 

なるべくポジティブに、お互いが納得できる理由を考えておきましょう。

 

辞めると迷惑がかかりそう

今の会社が人手不足で、一人辞めると残された人の仕事量が増えてしまう。

ひょっとすると、これまで辞めていった人の仕事も、数で分担することで少しづつ激務になり、耐えきれなくて辞めたいと思っているのかもしれません。

 

もしそうだとすれば、あなたが辞めたことで残された人たちが大変な思いをしてしまう。

そう思うと辞めにくいかもしれません。

 

でも冷静になって考えてみてください。

周りが忙しいからと言って、あなたが辞められないのはおかしいと思いませんか?

人手不足を解消し、激務をなくすのは、あなたではなく会社の責任のはず。

そもそも仕事量が多くて迷惑をかけているのは、あなたではなく会社なのです。

 

なので、残された人が忙しくなるとか心配する必要はないのです。

 

辞めたいけど言い出せない時は

辞めたいと思っても、実際に言い出すのはかなり勇気が必要です。

仕事を辞めることは、人生を変えることでもあります。特に日本では、一つの会社に定年まで勤め続けるという考えが根強く残っていますから、なおさら言い出しにくいでしょう。

なのでまずは、上司に時間を作ってもらうことから始めます。

 

「ご相談したいことがありますので、ご都合の良い日に少しお時間をいただけませんか?」

 

これなら、少しの勇気で伝えることができるはずです。

もし辞めるのを思いとどまったとしたら、適当に相談すればよいのですから。

時間を作ってもらう方法も、

  • 直接伝える
  • メールで伝える
  • ラインで伝える

と、3種類もあります。

 

上司に時間を作ってもらえたら、勇気を出して仕事を辞めたいことを伝えましょう。

 

どうしても言い出せないのなら

社会人として、アルバイトでも許されることではありませんが、逃げるという方法があります。

会社を辞めるだけなら、退職の意思を伝えてから2週間待てばOKです。

なので仕事から逃げて、上司宛で退職届を配達証明で送付すれば、「辞めたい」と伝えることも、会うこともなく辞められます。

 

もちろん、印象はものすごく悪くなりますので、後々会社の人と会ったとき、ばつが悪くなることは覚悟しておいてください。

 


----- カテゴリ -----
転職 30代の転職 働き方コラム 派遣から正社員 ニートから正社員 転職サイト 転職エージェント 雑記

転職30代の転職派遣から正社員ニート・フリーターから正社員働き方コラム転職サイト転職エージェント雑記ブログ運営
免責事項

Presented by bunoshi