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転職、働き方を考えるブログ

ややこしい言葉の違い。給料と給与の違いは?手取り・所得・収入・年収・月収ってなに?

 

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「収入と所得って違うの?」

「給与と給料の違いってなに?」

「手取りと給料はちがうものなの?」

 

サラリーマンだけでなく、自営業の方や家計を預かる主婦の方まで。

きっと一度は「給料と給与や手取り」「所得と収入」「年収と月収」の意味で悩んだことがあるはず。

それ以外にも、賃金や月給といった言葉もありますよね。

最近は扶養控除や税収を変えると国が言っているから、余計に言葉の意味が分からなくて困っている方も多いでしょう。

実は、我が家も扶養控除の記事を読みながら、言葉の意味が分からずに悩んでいるのです。

ということで、分かりにくい給与や給料などの言葉の意味を調べました。

 

給料とは

給料とは正規の勤務時間に対する報酬のこと。

役職手当、家族手当、資格手当といった各種手当や、残業代は含まれません。

分かりやすく言えば「基本給」のことなのです。

 

なので「給料が上がった」というのは基本給が上がったという意味になります。

また、「今月の給料は多かった」が使えるのは、日給制や時給制の場合のみ。

月給制で働いているサラリーマンが「今月の給料が多かった」というと、「え? 基本給が毎月変わるの?」と変な誤解を受けるかもしれません。

 

ま、そこまで気にする人はあまりいないと思いますが。

 

給与とは

「給料」と「給与」

この時点ですでに紛らわしい。

そして「給与」はとても分かりにくい。

 

給与とは「会社で働く従業員に、労働の見返りとして事業主から支払われるすべてのもの」のこと。

 

その中には残業代や各種手当、ボーナスも含まれます。

そしてややこしいことに、お金じゃないものまで含まれるのです。

 

例えばボーナスが自社製品で支給された場合。

この場合は「現物給与」とされ、支給された製品は会社から受け取る報酬として扱われ「給与」に加算されるのです。

しかも、支給された製品を金額に換算した額に、所得税がかかります。

 

本当にややこしい「給与」

 

ちなみに、労働法では「賃金」

社会保険では「報酬」とも呼ばれます。

この言葉の違いは、本当にややこしいですね。

 

賃金とは

「給与」と「賃金」は、同じものです。

ただ、支払う側と支払われる側、どちらから見ているのかによって異なります。

  • 「給与」は労働者に対して雇い主が支払う報酬。
  • 「賃金」は雇い主から労働者に支払われる報酬。

そんな視点の違いで言葉を変えなくてもいいじゃん!

と、ぼくは思いますが、違うものは違うのだから仕方がない。

 

一般的には同じ意味として使えますので意識することはほぼないと思いますし、指摘されることもまずないでしょう。

予備知識として知っていてもいいかな。

くらいのものです。

 

報酬とは

報酬もまたややこしい。

 

会社に勤めている人にとっては、給与や賃金は「報酬」です。

また、それ以外の「事業所得」や「雑所得」も「報酬」になるものがあります。

労働法での「報酬」は「労働に対する対価」としての意味合いが強いようです・

 

でもまぁ、意味合いとしては「労務や物の使用に対する対価として支払われる、金銭や物品」でしょうか。

 

法的な解釈と一般的な意味合いが違ってくるから、さらにややこしいのです。

 

月給とは

月給は「1か月単位で決められた賃金(給与)」のこと

 

これもまたややこしい。

 

給料=基本給という話はしましたよね。

この基本給に役職手当や通勤手当などの「毎月固定で支払われる手当」を加えたものが「月給」です。

 

この「毎月固定で支払われる」というのがポイント。

つまり、状況によって変動する「残業手当」「通勤手当」は含まれないのです。

 

ほらね。

ややこしいでしょ。

 

月給は「1か月単位で決められている」ことが必要なので、「毎月固定」で支払われる手当は含まれるけど、「毎月変動する」手当は含まれないのです。

 

手取りとは

手取りとは「総支給(収入)」から、社会保険料や所得税、住民税などを引いた金額のこと。

文字通り自分手元に残るお金、「手取り」のことです。

 

サラリーマンとして働いていれば、銀行口座に振り込まれたお金が「手取り」です。

 

なかには「月給から社会保険料や所得税、住民税などを引いた金額」としているところもありますが、一般的に「月給」ではなく「収入」から引いたもので良いはずです。

 

なぜなら月給で考えてしまうと、銀行に振り込まれたお金=手取りにはならないのでややこしい。

イコールにならないのは、月給と一緒に振り込まれることがある慶弔金や結婚祝い、福利厚生給付などの部分は「月給」に含まれないので、「手取り」とはちょっと違うから。

 

そんなに細かく考える必要はない気もしますが、ね。

 

銀行に振り込まれるお金=手取りでも何の問題もありません。

 

収入(年収・月収)とは

収入とは、簡単に言えば入ってくるお金のこと。

サラリーマンの場合は給与や賞与などの合計が収入になります。

 

年収と言えば給料や賞与など1年間で入ってきた金額を合計したもので、所得税や社会保険料などが引かれる前の金額です。

「税込年収」ともいいます。

 

月収は年収を12月で割ったものです。

 

月給と月収は似ているようで異なるものなので、やっぱりややこしいですよね。

 

所得とは

所得とは収入から必要経費を引いた金額のこと。

 

サラリーマンの場合、所得は「給与所得」と呼ばれ、必要経費は「給与所得控除」なるものがあります。

なのでサラリーマンの給与所得は、

  • 給与所得=給与収入-給与所得控除額

になりのです。

 

ちなみに、サラリーマンでも「給与所得控除」以外に「特定支出控除」なるものが利用でき、経費として控除することができます。

 

最後に

言葉が多すぎてややこしい。

もっとわかりやすくしてくれればいいのにな。と思うのです。

 

所得まで行くと次に「課税所得」の話が出てきて「所得控除」だなんだかんだと税金の話になっていくので割愛。

ちなみに「課税所得」とは「所得から各種所得控除」を差し引いた金額のことです。

この「課税所得」から住民税や所得税が計算されるわけですが、ほとんどの会社は年末調整として代わりにやってくれるので、サラリーマンが複雑な部分にかかわることは滅多にありません。

 

一生懸命調べましたが、意味や解釈がまちまちだったり、一般的な解釈と法的な解釈で違っていたりと本当にややこしいのです。

 

言葉が多くても混乱するだけですよね。

 


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