bunoshi

転職と働き方を考えるブログ

ハローワークでホワイト求人を探す8つのポイント

ハローワークでホワイト求人を探す8つのポイント

転職に限らず仕事を探す際には、ほとんどの方がハローワーク(公共職業安定所)を利用します。
企業としても無料で求人が出せるため、人材を集めるのにとても便利な施設です。

ですがブラック企業が問題視されたことで、ハローワークの求人にも問題があると指摘されました。
その結果、残業代不払いなどの法令違反を過去1年に2回以上繰り返したり、セクハラで社名公表されたりした企業の求人を、ハローワークは拒否できるようになりましたよね。

2016年はまだ新卒の求人だけですが、今後は中途採用やパートなど全ての求人に拡大されていく方針だそうです。
つまり中途採用を対象とした求人には、まだブラック企業が混ざっている可能性があります。

そこでこの記事では、ハローワークでホワイトな求人を探すコツを紹介します。

ブラック企業締め出しに一歩前進、でもまだ甘い

求人票の拒否が新卒向けの求人だけではなく、中途やパートにまで拡大されるのはとても良いことです。
ですがまだまだ対象となる企業のハードルがすごく高い。

現状では、法令違反を年に2回以上繰り返し、セクハラで社名公表された企業に限定されています。
ですが法令違反やセクハラは内部告発がないと、表に出ることはほとんどありません。

大企業であれば、内部にセクハラや法令違反を告発する仕組みが作られていますが、中小企業には告発する仕組みがありません。
また従業員数も少ないため、告発することで会社にいづらくなるはずです。

つまり中小企業が対象になることは、かなり少ないことが予想されます。

日本の企業は97%が中小企業です。
企業の数だけで考えても、サービス残業やパワハラ、セクハラなどの問題が蔓延しているのは、恐らく大企業よりも中小企業です。

何をどう調べて、そしてどやって正していくのか。
もう少し突っ込んだ議論をしてほしいものです。

ハローワークでホワイト企業の求人を探す8つのポイント

日本の97%は中小企業で、恐らく大企業よりも中小企業の方が、ブラック企業が多いという話をしました。

ハローワークに求人を出すのは、地元の中小企業がほとんどです。
つまり中小企業の調査をきちんと行わないと、ブラック企業の求人を無くすことは難しいはずです。

ですが今はその仕組みがありません。

つまりブラック企業が問題になり対策が取られつつありますが、現状自分の身は自分で守るしかないのです。

ではハローワークでホワイト企業の求人を探すには、どうすればいいのでしょうか。
確認するポイントは次の8つです。

  • 求人が出される頻度を確認する
  • 新しく作られた工場や営業所を狙う
  • 年間休日は120日が基準
  • 賞与を確認する
  • 給与の幅が広い求人は避ける
  • 残業・休日出勤は電話で確認
  • ホームページをチェックする
  • 面接で確認

ひとつずつ説明します。

1.求人が出される頻度を確認する

求人を頻繁に出す企業は社内に何か問題があり、人が定着しにくいと考えられます。

ハローワークの求人掲載期間は求人を掲載した日の翌々月末までです。
(4月10日掲載の求人は、6月末まで)

頻繁に求人を出しているかどうかを調べるには、端末で「事業所名」か「フリーワード」で検索を行います。
もし古い日付で似たような求人が出てきたら、注意が必要です。

ハローワークの相談員に聞けば、教えてくれることもあります。

ブラック企業ほど求人票は魅力的な内容になっているので、申し込む前に頻繁に求人を出していないか、チェックすることが大切です。

2.新しく作られた営業所や工場を狙う

大手や中小企業に限らず、新たに営業所や工場を作る企業には勢いがあります。
勢いがある企業は経営状態も安定していることが多く、ホワイト企業である可能性が高いといえます。

新しく作るということは、当然新たに人も必要になります。
つまり求人が大量に出やすく、採用されやすいといえるのです。

こういった求人は早い者勝ちになることが多く、大量に採用するため競争倍率も低くなります。

もし新しく作られた営業所や工場の求人を見つけたら、ホワイトな企業に就職できる可能性が上がるでしょう

余談:技術者の求人は転職エージェントにでやすい

技術者のようにスキルが必要な人材の求人は、ハローワークに出すこともありますが、ほとんどは転職エージェントを利用します。
理由はハローワークで経験者を募集しても、事務員が気を利かせて「未経験者でもいいですか?」と聞いてくることが頻繁にあるからです。

この対応が結構大変なので、スキルが必要な求人は転職エージェントに流れる傾向があるようです。

3.年間休日120日完全週休二日の企業を探す

年間休日120日だと次の5つをしっかり休めます。

  • 完全週休二日
  • 祝日
  • ゴールデンウィーク
  • お盆
  • 年末年始休暇

業界により若干日にちがずれるかもしれませんが、かなりしっかりと休めるはずです。
なので年間休日が120日あれば、ホワイト企業の可能性が高くなります。

4.賞与を確認する

賞与は年間2か月以上出るなら優良企業だといえます。
もし年間4か月以上出るのなら、ホワイト企業の可能性が高いです。

賞与を年間4か月以上出せるということは、業績も安定していると考えられます。

ただし給与との関係もありますので、目安として考えてください。

5.給与の幅が広い求人は避ける

求人票の給与額が15万円~35万円のように、幅が大きい企業は注意が必要です。
こういった給与表記は、応募者を集めるための「餌」の可能性があります。
あるいは「歩合」で給与が決まる仕事かもしれません。

求人票の給与額には幅があるのは、入社してから「経験・スキル・年齢・実績」などを考慮して給与を決定するためです。
ですがたとえ経験や年齢などが異なっても、10万円以上の差が出ることはありません。

求職者としても給与額が事前にわからなければ、入社を決めにくいですよね。
なのであまりに幅が広い場合は、面接時に確認することも大切です。

もし回答を得られない、あるいは話を濁す場合は、避けた方がいいでしょう。

6.残業・休日出勤は電話で確認

長時間労働や休日出勤が気になる場合は、電話や会社に行くことで、確認することができます。
その方法は次の2つ。

  • 夜(21時か22時以降)会社に電話をする
  • 祝日や休日に会社へ行く

もし夜遅くの電話に出るようなら、長時間労働が行われている可能性があります。
何回か電話をかけてみて、全て出るようなら蔓延していると考えられるでしょう。

休日に会社へ行ってみて、出社している方がいれば休日出勤があると考えられます。

少し手間がかかりますが、実態を知ることができます。

7.ホームページをチェックする

ホームページのチェックも大切なポイント。
チェックするのは次の3つです。

  • 取引先
  • 特許の有無
  • 役員

取引先に大手企業の名前が並んでいるなら、財務状況は健全な可能性が高いと考えられます。

特許を取得していれば、独自技術を持っていると考えられ、優良企業である可能性が高いです。
ただし特許が切れていれば意味がありませんので、出願日も確認できるといいですね。

役員に同じ苗字が並んでいる場合は、家族経営の可能性が考えられます。
家族経営の会社は人間関係になじめないと苦労することが多いようです。

8.最後は面接でチェック

最後に面接で直接チェックします。
ポイントは沢山ありますが、主に次の5つをチェックします。

  • 面接官の顔
  • 受付の対応
  • 職場の雰囲気
  • ホワイトボード
  • トイレ

もし面接官が疲れ切っている、目が死んだ魚のようなら注意が必要です。
ハードワークで余裕がないのかもしれません。

受付の対応も同様にチェックしてください。
社長や面接官が元気でも、受付に元気がなければ何か問題があるのかもしれません。

職場の雰囲気も重要なポイントです。
従業員に活気があるかどうかをチェックします。

ホワイトボードも見てみましょう。
営業の成績がグラフになっているようなら、叱責がキツイ可能性もあります。

余裕があればトイレもチェックしてください。
清潔に保たれていない企業は、基本がおろそかになっていると考えられます。

ハローワーク経由だと採用されやすい?

ハローワークを利用すると、次の理由から採用されやすいと言われています。

  • ライバルが低レベルの可能性が高い
  • 無料で利用できるため企業も高望みをしない

その理由は「民間の職業紹介機関は有料」で採用コストがかかるが、ハローワークは無料で利用できるため、採用コストがかからない(少ない)。
またハローワークには冷やかしも多く、レベルの低い人が一定数いる。
というもの。

残念ですが、これらの話を真に受けるのは危険です。

なぜなら企業は、社員を採用すれば退職するまでに億単位のコストがかかるからです。

無料で集まる人だからと、企業が高望みをしないとすれば、そもそも募集をおこないません。
採用後もコストがかかるのに、適当に採用するはずがありませんよね。
できるだけ良い人に来てほしいと、どの企業でも考えています。

また周りのレベルが低いことと、自分が申し込むことに関係はありません。
周りのレベルに関係なく、企業は「必要な人材」を採用します。
周りが引き立て役になる、というのは「自分は有能な人材」だと「うぬぼれている」のであり「勘違い」です。
そんなうぬぼれている人材を、企業が採用したいと思うでしょうか?

誤った情報に踊らされないよう、注意してください。

最後に

ハローワークにはブラック企業の求人が多いと言われています。
ですがホワイト企業の求人も沢山あります。

実際に年収500万円、年間休日120日、ボーナス年5カ月分支給。
家族手当・資格手当など各種手当あり、転勤なし。
という求人を見つけ、転職に成功した方もいます。

ですが現状では、ブラック企業を規制しきれていませんから、自分でホワイト企業を探すしかありません。
またできればハローワークだけではなく、転職エージェントも平行して利用するべきです。
手に入る情報量が増えますし、良い求人に巡り合える確率も上がります。

この記事がハローワークで求人を探している方の、参考になれば幸いです。


免責事項 お問い合わせ

Presented by bunoshi