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bunoshi

転職、働き方を考えるブログ

経理の転職。新しい環境でキャリアアップを目指す!

経理の転職

「新しい職場でもっと活躍したい」

そんな前向きな気持ちで考える転職は、何としても成功させたいですよね。

そのために、経理職の転職に何が必要か、あるいは他の職種へとキャリアチェンジを目指すのはどうなのか、転職の際に有利になる条件や企業を選ぶポイントを見ていきましょう。

 

 

資格と経験、どちらが重要?

経理職から経理職への転職は、転職先が経理部の場合と財務部の場合で有利になるポイントに違いがあります。

主計部や会計部といった「経理部門」では、実務経験がカギになります。

仕訳の経験だけでは弱く、月次決算や年次決算業務の経験は最低限欲しいところ。税務申告や有価証券報告書の作成といった業務経験があると尚良しです。ただ、税務については外部の税理士に任せている企業も多いため、「外部の税理士と連携をとり、税務申告に関わった」という程度でも大丈夫です。できれば、単体会計ではなく連結会計でこうした業務の実績があると転職時にアピールポイントになります。

簿記や税理士・公認会計士といった資格が転職に有利と考える人は多く、転職活動に供えて資格を取得するケースはたくさんあります。

しかし、第二新卒くらいまでならこうした資格取得は「ポテンシャルを持っている」という期待値での採用に繋がることがありますが、20代後半以降では資格より経験が重視される傾向です。

経理職を中途採用する場合、企業側は即戦力を求めていると考えて良いでしょう。

そうなると、ある程度以上の年代については「資格はあるが未経験」よりも「資格はなくとも実務経験を重ねている」ことが大きなポイントになってくるのです。

もちろん、資格が全く無駄になるというわけではありません。

資格は専門的な知識を持っている証明ですし、それだけやる気があるのだとマインド面での評価対象になります。

ですが、これはあくまで付加価値的なもの。やはり、転職活動の際は実務経験が軸になってきます。

 

一方の財務部は、損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)を見て、財務状況や資金の流れの把握・分析が求められます。

こうした仕事ですと、資格取得で学んだ知識が直接的に業務に活かせるため、実務経験が浅くとも保持している資格次第で採用されることがあります。

公認会計士や税理士、米国公認会計士やMBA取得は財務部門の転職に有利です。外資系企業を狙う際にも、こうした資格は有益です。

実務では、銀行との交渉や経理部、経営者との連携が必要になりますので、折衝や渉外の経験は経理部の仕事に活かせるでしょう。

公開企業ですとIR情報の作成を担当することがありますので、この経験があると大きな強みになります。

逆に、アピールポイントとして弱いのは実務経験なら仕訳、資格ですと日商簿記検定2級です。

仕訳はシステムで行えるクラウドソフトの導入を進めている企業が多く、日商簿記検定2級は経理関連の資格の入門編のような位置付けだからです。

「現在やっていること」「これまでやってきたこと」を踏まえ「自分は何ができるか」を中心に考えることで、転職活動でのアピールポイントがおのずと絞れてくるでしょう。

 

転職先はどんな企業が良い?

転職先を考えるときのポイントは、仕事内容と年収です。

人によりどちらを重視するかウェイトの違いはありますが、能力を発揮できる仕事内容ならばおのずと自身の市場価値は高くなり年収が上がっていくというように、両者は連動しています。

それでは、両方を考えてみるために、まずは大手企業とベンチャー企業を比較してみましょう。

 

大手企業の経理職は「主計部」「管理経営部」「財務部」「経営管理部」など部門分けが一般的で、さらに各部署で専門分野ごとに細かく業務分担がされており、原則的に自分が担当する業務のみを行います。

経営基盤が安定していることが多く、比較的高い基本給が設定されている、賞与や福利厚生が充実しているなど、大手企業の求人は好条件のものが多数あります。

ただ、入社後の昇進はなかなか難しくなってくるでしょう。

大手企業は新卒で入社してから何年もかけて昇進していくモデルが一般的です。中途採用の多くは、迎えられたポジションから大きく動くことはありません。

一方のベンチャー企業は、少人数で効率的に業務を回していくことが求められます。

このため、1人あたりの仕事量や担当する業務内容は大手企業に比べて多くなる傾向があり、裁量権も大きいです。

経理部門・財務部門が1つの部署にまとまっていることも少なくないですし、別々になっている場合は専門性を持ちつつも共同で業務を担当することも少なくありません。

こうした環境下で、経理職に関わる様々な業務を幅広く経験していくうちに、それが実績として認められ大きくステップアップするチャンスが訪れることは充分に考えられます。

また、大企業ではなかなか経験できないような大きな業務を任されることや、短期間でリーダー職を任せられることもあり、成功すれば高い評価を得られます。

大手企業とベンチャーを比較すると、スタート時の給与や安定性という面では大企業がリードです。

しかし、ベンチャー企業は大企業に比べて短期間で上のポジションに進める可能性が高く、くわえて会社の伸びしろ次第で収入がどんどん上がっていくケースが期待できます。

仕事内容で比べると、専門分野を持って働くならば大手企業、様々な経験をしたいのならベンチャー企業が合っています。

 

一般企業のほかに、より専門的な知識やスキルを磨ける会計事務所や税理士事務所で働くという選択肢もあります。

ただ、会計事務所や税理士事務所での経験は一般企業では実務経験にカウントされないこともありますので、その点は念頭に置いておきましょう。

公認会計士や税理士として独立開業を目指すのでしたら適切な選択ですが、いずれは一般企業の経理部門へ戻るつもりならば最初から一般企業の求人を探した方が良いでしょう。

 

転職活動をする際は、長期的な視野で転職先を選ぶことで、5年先・10年先が大きく変わってきます。

転職時の条件だけでなく、将来を見据え段階を踏んだキャリアを考えることを意識して転職先を選んでください。

 

新しい分野への挑戦!未経験職種へ経理から転職

経理以外の職種への転職、果たしてキャリアアップできるのでしょうか。

答えは「充分に見込める」です。経理・財務の経験や知識は、様々なビジネスシーンで「使える」からです。

 

たとえば、営業職に転職したとします。

営業は「商品やサービスを売る仕事」ですが、売るためには顧客に対して「商品やサービスのメリット」をアピールする必要がありますよね。

このとき、「この商品・サービスを購入することで、こういったメリットが考えられます」という話を、経理経験を活かすことで会計面から具体的な数字でアピールできます。

特にBtoB営業(法人を相手にする営業)でしたら、相手企業の経営者と面会の機会が訪れた際やコンペやプレゼンで、具体的な数字を用いた説得力のある話ができるでしょう。

もうひとつの例として、企画の仕事でも数字を知っていることは大きな強みになります。

コストや予想できる利益の分析・計算を行うことで、新しい企画をより現実的なものへとブラッシュアップできるのです。

また、数字という客観的な要素を使うことで、同じプロジェクトに関わるメンバー同士で正確に共有できる情報が多くなり、業務効率の向上やプロジェクト成功の可能性アップが期待できます。

他職種への転職というだけでなく、経営側へのポジションチェンジでも経理や財務の経験・知識は大いに役立ちます。

日本でもCEO(再考経営責任者)やCFO(最高財務責任者)といった肩書きが一般的になっており、財務部の管理職からCFOとして取締役に就任するケースも珍しくありません。

CFOは財務責任者。財務部の仕事の延長線上にはありますが、CEOの相談相手となり会社経営について全般的な業務を把握し、関わることになりますので、職種変えと同じくらい大きなポジションチェンジです。

 

全く未経験の職種であっても、経理や財務の経験・知識は仕事のベースになります。

特に、財務部や管理会計で行われる数字の把握・分析とそこからの課題発見、改善策の提案についてはPDCAサイクルを回す能力を育てますので、他職種や他業務で活用できることが多いでしょう。

 

どうやって考える?キャリアプランの描き方

転職するにあたり最も重要なのが、キャリアプランを明確にすることです。

そのために「最終的に自分はどうなりたいのか」を考え、目標を設定しましょう。

目標が設定できたら、そこへ進むための道筋を考えてみます。

最終的に「経営にも関わりたい」のでしたら、「今はまだ小規模のベンチャー企業。でも、個性的なビジネスをやっていて、将来的には株式上場も視野に入る。小規模だからこそ経営陣に意見が通りやすく、年功序列ではないので短期間での昇進や重要なポジションへ抜擢される機会も多い」というような企業が候補になりやすいですよね。

その企業に入ってから、目標とする将来像までのルートが描けるか・描けそうかというのは、転職先を選ぶ指針になります。

 

自分ひとりでキャリアプランを考えるのは難しいという場合は、キャリアカウンセラーや転職エージェントに相談してみましょう。

様々な企業や業界、職種を知っているカウンセラーやエージェントのアドバイスは、転職活動の大きな助けになります。

また、客観的に自分を分析され適切な意見をもらうことで、転職市場における自己評価と他者評価のギャップを把握できます。そうなれば、自分だけでは考えつかなかった可能性に気付くこともありますし、より自分に合った転職先が見つかりやすくなるでしょう。

キャリアカウンセラーや転職エージェントは、キャリアプランや転職の専門家です。専門家の力を借りることで、より良い転職が期待できます。

余裕があれば、くわえてFP(フィナンシャルプランナー)に相談するのも良いでしょう。FPはライフプランを踏まえた資金計画のアドバイザーですが、キャリアプランとライフプランを切り離して考えることは難しく、両方併せて考えることで転職を含めた自分の人生設計がさらに明確になります。

 

メリットたくさん!転職エージェントや人材紹介会社

では、実際に転職活動を始めるにあたり、どういった方法が良いでしょうか。

主な方法として「自分で求人情報を探す」「転職エージェントや人材紹介会社を利用する」と2パターンあります。

この両方を併用すると、効率的に転職活動が行えます。

とはいえ、仕事をしながらの転職活動でしたら、転職エージェントや人材紹介会社の利用をおすすめします。

エージェントや紹介会社は転職希望者の経験や実績、資格、転職先への希望や条件をヒアリングし、その人に合った就業先を紹介するマッチングを行っています。

ただ紹介するだけではなく、履歴書や職務経歴書の添削、書類提出の代行、面接指導や必要に応じてカウンセリングなど、様々な面から転職活動のサポートをしてくれるのです。

自分で求人を探す場合、まず求人情報を調べるだけでも多くの時間が必要になります。そこから、履歴書や職務経歴書の作成、書類の提出などを自分ひとりでやることになりますので、かかる時間や労力を考えると仕事をしながら独力での転職活動は負担が大きいでしょう。

このほかに、エージェントや紹介会社は企業側と給与や待遇といった条件面での交渉をしてもらえるのも大きなメリットです。

自分からはなかなか言い辛いことでも間に入ってもらえ、できるだけ自分の希望に適う形で転職できるようにサポートしてもらえます。

 

そして、転職エージェントや人材紹介会社を利用するもっとも大きなメリットが一般の求人情報サイトには掲載されない非公開求人です。

経理や財務は企業経営の根幹に深く関わる仕事です。そのため、たとえば「株式公開にそなえて人材を募集したい」という企業があっても、求人を出すことでその情報が漏れることを嫌がり非公開求人で募集するというケースがあります。これは、自分だけでは決して手に入らない情報です。

 

転職エージェント最大手のリクルートエージェントは、違い求人の量が多く質も高いことで評判です。

担当になるキャリアコンサルタントにより対応に差が出てしまうのが玉に瑕ですが、大手ならではの経験と実績からくるアドバイスは、すごく参考になるので、利用者の多くが「満足した」と感じているようです。

また、求職者の経歴をしっかりと考え未経験の職種でも求人を紹介してくれるので、迷っている方には選択肢が広がって嬉しいですよね。

求人の質だけを考えても登録する価値がある転職エージェントです。

登録はこちら⇒リクルートエージェント

 

数値化できないアピールポイント

経理職はお金を扱う部署のため、経験や資格だけではなく誠実さや安心感といった「人柄」が最後の決め手になることもあります。

「ここで働きたい」という企業に出会えたら、経験や能力と同じようにあなたの人間性を伝えることも意識してみてくださいね。

 


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