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「20代前半の転職」すぐに辞める?それとも我慢する?

20代前半の転職

浪人や留年をすることなく大学に進学し、就職すれば社会人になるのは22歳。今は大学への進学率が約56%ですから、20代前半だと半数の人は入社3年以内になります。

厚生労働省の「新規学卒者の離職状況」によると、約3割の人が入社後3年以内に転職するというデータが出ています。

そこでこの記事は、20代前半の転職はすぐに辞めるべきか、それとも我慢して勤めるべきかについて考えていきます。

 

入社3年間の仕事内容

企業により差はありますが、入社してからの3年間は一人前になるまでの教育期間だと考えられます。まずは3年間の仕事内容についてみていきます。

1年目

就職した会社によって差がありますが、多くの場合研修が行われます。研修が終わると部署に配属されますが、希望が叶うことは少ないようです。

当然仕事でも分からないことが多く、上司や指導係の先輩に教育されながら仕事を進めることになります。

入社1年目と言うのは、周りに迷惑をかけながら仕事を覚える時期。先輩から頻繁に注意され、なかなか仕事を覚えられない自分が嫌になる人もいます。

実際に1割程度の人は入社1年以内で退職するというデータもあります。

2年目

入社2年目になると指導してくれた先輩から離れ、1人で仕事を行うことが増えてきます。先輩や上司も新入社員の教育と仕事に追われ、2年目の社員を気にかけることはなくなります。

ときには後輩に指導することもあり、仕事に対する責任とプレッシャーから悩んでしまうこともあるようです。

同期との差に気が付き、焦る時期も出ありますが、会社側はまだ教育期間として見ていることが多いようです。

2年目でも1割程度の方が退職していきます。

3年目

入社3年目になると1人前として扱われます。また、今までは受け身で行っていた仕事を、主体性をもって自ら行動する時期でもあります。

責任とプレッシャーもきつくなり、社会人として1人前になったと感じる反面、本当にやっていけるのだろうかと悩む時期でもあります。

1ランク上に昇進する同期が出てくる時期でもあります

3年目でも1割程度の方が退職していきます。

 

3年は働けと言われる理由

「石の上にも三年」が例えとして出されるように、1つの会社に入社したら3年は勤めろと言われます。なぜでしょうか?

3年頑張れば仕事が面白くなるはウソ

人によっては「3年我慢すれば仕事が面白くなる」と言いますが、これはウソです。

面白い仕事は1年目でも面白いですし、つまらない仕事は3年勤めても面白くはなりません。

3年で教育費の元が取れる

3年働けと言われる理由は、採用・教育にもコストがかかるからです。

社員を雇うときに発生するコストは次のようになります。

  • 採用にかかる費用
  • 研修・教育費
  • 給与
  • 福利厚生費
  • 社会保険料の会社負担分
  • 業務に使用する機器のリース代など
  • 退職金の積み立て
  • 間接部門の費用

項目ごとの詳細は避けますが、これらのコストを計算すると1年で約600万円になります。(社員1人に対してのコストです)

もちろん、仕事をしていれば利益を上げてくれますから、全額がコストとして降りかかることはありません。

ですが、1年目は教育期間、2年目はまだ半人前、3年目でやっと1人前になることを考えると、3年以内で辞められた場合、会社は赤字になります。

つまり、採用してくれた会社に損害を与えないために、3年は勤めろと言われるのです。

 

転職市場での価値

1年以内で退職した人は、次の仕事を探すときに不利になります。理由は先ほど書いたように「赤字」を作っているからです。

とは言え今は慢性的な人で不足が続いていますから、それほど大きな壁を感じることは無いかもしれません。

実際に転職市場で価値が高いのは、入社してから3年勤めた方です。

社会人としての基礎が出来上がっているので教育コストが削減でき、会社の色にも染まり切っていないので、入社3年目の方は転職市場で人気があります。

もし1年以内で退職しても、2社目では3年以上務めることが大切です。

 

転職回数で起きる問題

転職回数が2回を超えると次の仕事を探すのが難しくなります。

大卒者が20代前半で2回転職しているということは、2年以内に辞めているということ。これでは「採用してもすぐに辞めてしまうだろう」と思われてしまいます。

「きちんとした理由があれば転職回数が多くても問題にならない」と言われますが、多くの方は書類選考で不採用となり、面接を受けることが出来ません。

業界により差はありますが、転職回数が多いことはマイナス要因にしかならないのです。

 

すぐに辞めるか、我慢するか

新卒で入社した場合、3年は我慢して働くことが大切です。でも、移り変わりの激しい時代ですから3年も我慢するのはもったいない気もします。

すぐに辞めると会社に損害を与えるので転職市場ではマイナス評価、でもやりたい仕事が出来るという意味で自分にとってはプラスになります。

我慢して勤めると社会人としての基礎が出来るという意味で転職市場ではプラス評価、でも自分の気持ちを押し殺し3年を無駄にするという意味ではマイナスになります。

どちらが良いということはありませんが、1年で辞めたら次は3年以上勤められる会社を探すことが大切。3年我慢したのなら、経験を活かし本当にやりたい仕事を探すことが大切です。

 

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