bunoshi

転職、働き方を考えるブログ

未経験から介護職への転職。仕事内容や給与はどうなのか

未経験から介護職への転職

人手が不足しているため未経験でも比較的転職しやすいのが介護職です。

介護職は人を相手に仕事をしますから、休みや勤務時間が不規則になりがち。また、人間関係で悩むことも多く、給与も安いと言う話があちらこちらから聞こえてくる業界でもあります。

では、実際に介護職とはどんな仕事で、どんなところが辛いのか調べてみました。介護職への転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

介護職の仕事内容

介護職とは、老人ホームやデイサービスなどでお年寄りの身の回りの世話をすることが仕事です。

代表的な仕事内容は次の7つ。

  • 入浴介助:入浴の手伝い
  • 排泄介助:トイレの手伝い
  • 食事介助:食事の手伝い
  • レクリエーション:集団で催しを行うこと
  • 口腔ケア:歯磨きの手伝い
  • トランスファー(トランス):べッドから車椅子などへ自力または介助で乗り移ること
  • 就寝介助(ナイトケア):パジャマに着替えて就寝する手伝い

「特別養護老人ホーム」では常に介護が必要なため、24時間のシフト制で働きます。

「有料老人ホーム」は介護を必要としない高齢者も入居できるので、施設というよりは入居者の自宅といった意味合いが強くなります。

そのため、特別養護老人ホームに比べて入居者の自由度が高く、介護職員の肉体的な負担がすくないと言われています。

 

介護職の給与

転職を考えたときに気になるのが介護職員の給与ですよね。職場によって差はありますが、平均を知るだけでも目安にはなります。

厚生労働省が発表している「平成28年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、平成28年度の常勤介護職平均給与は289,780円です。(非常勤は206,930円)

実際に求人サイト(介護求人ナビ)を使い、「特別養護老人ホーム:介護・ヘルパー:正社員・職員:東京」で求人を検索してみたところ、初任給は20万円~が多いですね。

ただし、給与の中に「夜勤」や「手当」を含めて表示しているところが多いので、基本給は18万円程度だと推測出来ます。

介護職の求人を選ぶときは表示されている給与に含まれているものはなにかをきちんと把握することが重要になりそうです。

また、将来のことを考えるとその他手当も大切な確認項目。

介護職は他の職種とくらべても各種手当が非常に多い印象を受けます。

例えば、とある求人では…

  • 夜勤手当 1回につき8,000円
  • 資格手当 20,000円(介護福祉士)
  • 処遇改善手当 7,000円
  • 業務手当 5,000円(介護)
  • 職責手当 3,000円~50,000円(役職者)
  • 地域手当 20,000円(東京勤務者のみ)
  • 住宅手当 3,000円~10,000円(該当者)
  • 家族手当 3,000円~10,000円(該当者)
  • 通勤手当 上限30,000円

と、かなり豊富な手当があることが分かりますよね。この辺もきちんと情報を掴むことで、より良い条件の求人を探すことが出来そうです。

 

介護職の職場

介護職が働く職場は概ね次の6つになります。

  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 有料老人ホーム
  • デイサービス
  • 訪問介護
  • 病院

ほかにも、認知症型グループホームやサービス付き高齢者向け住宅、ケアハウス・軽費老人ホームなどがあります。

 

介護職の資格

介護に関する資格はとても多くの種類があります。その中でも、特に重要とされる資格が次の4つです。

  • 介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
  • 介護職員実務者研修
  • 介護福祉士【国家資格】
  • ケアマネジャー(介護支援専門員)

この中でも介護福祉士は資格手当を設けている求人が多数あるので、転職するのならぜひ取得したい資格でもあります。

それ以外にも次のような資格がありますが、取得するかどうかは仕事内容に応じて検討することが大切です。

  • 同行援護従業者養成研修
  • 行動援護従業者養成研修
  • 移動介護従事者(ガイドヘルパー)
  • レクリエーション介護士2級
  • 喀痰吸引等研修
  • 難病患者等ホームヘルパー
  • 重度訪問介護従業者
  • 介護予防運動指導員
  • 福祉用具専門相談員
  • 介護事務

また、介護とは直接関係が無いように思えても、実際には仕事に活かせる資格が沢山あります。

  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 看護師
  • 管理栄養士
  • 栄養士
  • 調理師
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 柔道整復師

上記資格を保有していれば、転職時のアピールポイントとしても活かすことができます。

 

介護職の辛い面

介護職の辛さを調べていくと、一番多いのが「人間関係」でした。人間関係と言っても2つのパターンがあり、1つは「職場(同僚や上司)との人間関係」もう1つは「利用者との人間関係」です。

職場の人間関係で辛い面は「陰湿ないじめ」や「影口や悪口」があること、利用者との人間関係で辛いのは、「暴力」や「暴言」が多いことになります。

介護の現場は女性職員が多いこともあり、グループ同士の対立やお局の存在が人間関係を複雑で辛いものにしているようですね。

この職場の人間関係の辛さを裏付けるかのように、介護職を退職する理由の1位は「職場の人間関係の問題」です。

人間関係が辛い職場でみられる特徴としては、「新人をターゲットにする」「自分のルールに従わせようとする」従わなければ「無視や影口の対象にすする」「様々な嫌がらせやパワハラを行う」と言ったものがあります。

もし、自分がターゲットにされたら速やかに転職することをお勧めします。

いじめが横行している職場では、管理機能が働いていない可能性が高く、改善されるとはとても思えないからです。

 

未経験で転職するには

介護職は人手不足ということもあって、未経験者歓迎の求人が多数あります。また、介護職全体を見ても中途採用が82%以上いますので、比較的採用されやすい職種だと考えることも出来ます。

なので、未経験だからと心配する必要はなく、良い求人を見つけたら積極的に応募することが大切です。

注意点

介護職は未経験でも比較的採用されやすい職種ですが、それを裏付けるかのように非常に離職率の高い職種でもあります。

公益財団法人 介護労働安定センターの資料によると、平成28年度の介護職全体の離職率が16.7%、職員49人以下の事業所は18.4%、19人以下では20.5%と高い数値を示しています。

とは言うものの、新卒の3年以内の離職率だけ見れば「宿泊業・飲食サービス業」は53%ですから、そこまで高くはない…かな…。

それでも、離職率の高い職場を避ける意味を含めて、職員の人数は一つの指標になりますよね。

実際にどんな職場か情報を得たいのなら、転職エージェントの利用をお勧めします。

 

待遇改善を国が後押し

介護職への転職を考えている方にとって嬉しい話が1つあります。それは、介護職員の待遇改善を国が後押ししているということ。

介護保険制度では、事業者に支払う介護報酬の額を国が決めています。この報酬額を「介護職員の待遇を改善するなら上乗せして払おう」と国が言っているのです。

さて、どのくらい改善されるのかというと。なんと、最大で月額3.7万円給与が増えるくらい加算されるのです。

参考:平成 29 年度介護報酬改定による 介護職員処遇改善加算の拡充について

この制度を受けて介護業界の大手各社は軒並み賃上げされました。つまり、今後介護業界はより働きやすく稼ぎやすい業界になる可能性がある、ということです。

色々と悪い話を聞くことのおおい介護業界ですが、待遇改善の動きが活発になっていますので、ひょっとするとねらい目かもしれませんね。

 

登録はこちら⇒リクルートエージェント


免責事項 お問い合わせ

Presented by bunoshi