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仕事でミスをしたときに気持ちを切り替える方法

仕事でミスをしたときに気持ちを切り替える方法

仕事でミスをすることは誰にでもあることです。

 

ぼくも、大きなミスをしたことがあります。

 

それは真夏の蒸し暑い日、出張から帰ってきた夜20時頃のことでした。

メールで届いていた製作期間を確認する問い合わせに、本来2か月で製作する商品を、別の商品と勘違いして「1ヶ月で出来ます」と回答してしまったのです。

そして、回答してから2週間ほどたってから、納期1ヶ月で商品の発注メールが来ました。

1ヶ月では作れるはずもないのに…。

 

この時メールを見て血の気が引いていったことをよく覚えています。

サーっと顔が冷たくなる感じがして、目の前がゆがんで倒れそうになるんですよ。

 

でも、「ミスった!」と落ち込んでいる時間もありませんので、すぐに色々な方に相談し、お詫びをしながら5週間で商品を作り、無事納品することが出来ました。

このときは、大きなミスをしたものの、結果として商品の製作期間短縮に成功しています。

もちろんぼくの力ではなく、周りの方の協力があってこその結果です。

 

そんなミスの経験を踏まえながら、仕事でミスをしたときに気持ちを切り替える方法について紹介します。

 

ミスは隠すと大事になる

ミスは隠そうとするとどんどん大事になっていきます。

もしぼくが、製作期間を間違えて回答したことを隠し、信じられない納期発注で来たことにしたらどうなっていたでしょうか。

 

「そんな納期で作れるはずがない」

「通常の納期で回答しろ」

「本当にやる必要があるのか」

 

会社の皆がありえない納期での依頼に反発し、不満を言いだすのが目に見えています。

それに、ミスを隠すと「バレるんじゃないか」「どうやってフォローしよう」と考えてしまい、頭から離れなくなりますよね。

すると、考えすぎて夜眠れなくなったり、集中力がかけて他の仕事でもミスをするようになります。

 

「怒られるのが怖い」

「迷惑をかけるのが嫌だ」

「周りから馬鹿にされるかもしれない」

「言う間に出来ることをやって、どうしようも無くなったら言えばいい」

 

そう考えたくなる気持ちも分かります。

実際にぼくも、ミスに気が付いたときは何とか一人で処理できないかと真剣に考えました。

でも、無理です。

会社でチームとして仕事をしている以上、大きなミスは一人ではカバーできません。

それどころか、隠せば隠すほど事態は深刻になっていきます。

 

特に納期が決まっている仕事では、1週間隠すとその分納期が短くなってしまいますよね。

納期が短くなると、今よりももっと状況が悪くなります。

隠すより、素早く報告をした方が対応を取りやすくなるのです。

 

ミスを上司に相談した結果・・・

ぼくは、発注メールが来て10分後には上司に相談しました。

いきさつを正直に話し、お詫びし、対応を相談させてほしいとお願いしたのです。

 

その結果。

 

「ばか! そんなことできるか!」

 

と、一蹴されたわけですが・・・。

 

商品製作期間の短縮に成功したので、部下にやさしい上司だと思ったかもしれませんが、そんなことはありません。

「ミスをしてしまいました」

「よし、みんなで何とかしよう」

そんな優しい言葉をかけてくれる上司ならよかったのですが…現実は甘くありませんね。

 

周りの同僚も。

「おれの商品は動かせないから」

「誤って断ったら?どうせ無理だし」

「あ~あ、やっちゃった」

そう口々に言っていました。

 

ま、ぼくのミスですから、これが普通の反応だと思います。

 

「大丈夫、何とかなるよ」

 

そういう優しい言葉期待しない方が良いですよ。

もし言ってくれる同僚がいたとしたら、発生したミスとは関係のない場所にいる人でしょうね。

 

ミスを報告する効果とは

ミスを早い段階で報告するのには、次の理由があります。

  • 周りの人も状況が理解できる
  • 対策を早い段階で打てる
  • 一人で抱え込まなくて済む
  • 悩む必要がなくなる

4つともとても大切なことですが、特に大切なのは「一人で抱え込まなくて済む」ことと「悩む必要が無くなること」です。

この2つの効果があることで、ミスで落ち込む必要が無くなり、対策を取ることが出来ます。

 

なぜミスで落ち込むのか

なぜ、ミスをすると落ち込むのか。

それは、『嫌なこと(ミス)を考え続けている』からです。

ミスをしたとき、本当は忘れたいという思いが強いはずなのに、それでも考え続けてしまうのは『誰かに知られる前に、無かったことにしたい』か『ミスから逃げたい』と思っているからですよね。

そして、ミスのことを思い出し続け、「なんでこんなミスをしてしまったのだろう」と反省しながら落ち込んで行くのです。

 

大切なのは『ミスを認める』こと

ミスをしたら「反省」し、同じミスを起さないようにすることが大切だと言われています。

確かにその通りなのですが、ミスから立ち直り次の行動に移るためには「気持ちを切り替える」ことが必要になります。

ですが「気持ちを切り替える」のに、反省は逆効果になることがあるのです。

 

「反省」を広辞苑で調べると「自分の過去の行為について考察し、批判的な評価を加えること」だと書かれています。

もし、反省することで自分を批判し続けたら「気持ちを切り替える」どころか、どんどん落ち込んで行ってしまいますよね。

 

それよりも気持ちを切り替えるには、「このミスは自分が悪い」と「ミスを認める」ことが大切です。

つまり、「上司に報告すること」が「ミスを認める」ことと繋がっているので、早い段階で気持ちを切り替えて対策を打つことが出来るのです。

 

気持ちを切り替えるためのステップ

まとめると、気持ちを切り替えるステップはこうなります。

  1. ミスが起こる
  2. 原因を調べる
  3. ミスを認める
  4. 対策を考える

気持ちを切り替えるために大切なのは、「なぜ、ミスが起こったのか」原因を把握することです。

原因が自分であれば「すみません、ミスをしました」と、ミスを認めましょう。

それから、同じミスを繰り返さないための対策を考えます。

反省しながら考えると、マイナス思考が働いてしまい効果的な対策は出てこないものです。

まず、ミスを認め気持ちを切り替えることが大切です。

 

心を軽くする5つのフレーズ

ミスをしたとき、頭の中では「報告しないと」と思っていても、やっぱり怖いですよね。

怒られるかもしれませんし、同僚から反感を買うかもしれないという恐怖もあるはずです。

 

「報告したほうが良いのは分かっているけど・・・」

 

分かっていても行動に移すのは難しい、そういうものだと思います。

 

そんなときは、勇気を出すために少しだけ心が軽くなるフレーズを思い出してみてください。

いくつか紹介しますね。

  • ケセラセラ
  • なんくるないさー
  • 失敗しない人なんていない
  • 誰も、他人のことなんて気にしていない
  • ミスをしたからと言って、死ぬわけじゃない

ちなみに、ぼくが好きなのはケセラセラです。

ケセラセラは(Que sera sera/ケ・セラ・セラ)スペイン語に由来するフレーズで「なるようになる」という意味。

「なんくるないさー」も琉球の方言で「なんとかなるさ」という意味なので、やっぱり好きです。

 

起こってしまったミスはどうにもなりませんから、「なるようになる」「なんとかなる」と考えて前に進みましょう。

失敗しない人なんていませんし、他人のミス何て誰も気にしていません。

上司に報告したところで、死ぬわけじゃありませんから。

 

追記

記事を読み返してみて、上司に「バカ」と一蹴されてからどう対応したのかを書いていないことに気が付きました。

 

ぼくは、ミスを報告したことでリカバリーに全力を注ぐことが出来ました。

その時取った対応は簡単で、出来ることを全てやっただけです。

まず、お客様に連絡し、納期を伸ばしてもらえないか相談しました。

そして「ダメ」だとあっさり言われました...。当たり前ですね。

つぎに、現場を端から端まで歩いて、納期を短縮するための方法を皆に聞いて回りました。

普通に聞くと「出来ない」と言われてしまうので、「どうすれば出来ますか?」と、効くようにしたのです。

そうしたら納期を短縮する方法を色々教えてもらうことができました。

その中で、すぐにできることだけを徹底してやっていたら、いつの間にか「バカ」と一蹴した上司も協力的になり、結果として5週間で商品が作れたというわけです。

 


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