飲みニケーションはうざい! と言われだしてから、かなり時間が過ぎた気がします。
一時は社員旅行や忘年会、新年会などもやらない会社が増えたのですが、最近では社員同士のコミュニケーションを深めるために、あえて社員旅行を企画するところもあるようです。
ぼくは集団行動が苦手なので、大勢で行動する社内行事はほとんど参加しません。
でも!
出張に出たときだけは違います。
不思議ですよね。地元にいるときは参加しないのですが、出先では一人飯がさみしいからか、一緒にご飯を食べに行くことが多いのです。
ということで、この記事は出張に出たときについてくる、飲みニケーションについて話します。
2人以上の出張は夕方の飲みが付いてくる
先輩後輩、仲がいい悪いにかかわらず、一緒に出張にでると「夕飯どうする?」という会話が必ずあります。
この夕飯のお誘い。
近くの牛丼屋やファミレスで終わることはほとんどなく、ほとんどが居酒屋からスタートします。
もうね、夕飯というよりたださしで呑むだけです。
1人で行く出張は、どの店で何を食べようと自由ですからいいのですが、2人以上になるとね。
やっぱり1人飯はさみしいからでしょう。
お互いにお酒が飲めなければファミレスでもいいのでしょうが、どちらか1人でも飲めるとね。
ましてや2人ともお酒が飲めると、自然と居酒屋に足が向きます。
夕飯の選択肢にファミレスや飯屋は最初から入っていない、居酒屋オンリーなのです。
2軒目に行く必要はないけど断れない
出張は平日がほとんどなので、翌日は仕事なのがほとんど。
なので、あまり遅い時間まで飲んでいると仕事に影響が出ますし、深酒しようものなら最悪です。
でもいるのですよね。何件も飲みに行きたがる人が。
同僚なら断ることもできるけど、先輩や上司だと断るのも一苦労。
いや、相手もお酒が入っていますから断れないことが多いのではないでしょうか。
断れないまま2軒目に行って、さぁ帰ろうと思ったら3件目に誘われて。
少人数だからこそ、なかなか断りにくいのも、出張での飲みの特徴かもしれません。
話の内容は仕事のことばかり
これはある意味仕方がないのです。
呑みに来る直前まで仕事をしていますし、ましてや出張での仕事となると普段とは少し違うテンションになるでしょう。
なので、呑んでいるときも当然仕事の話になります。
「今日の打ち合わせは」「今の会社の状況は」などなど。
そしてお酒もすすみテンションが上がってくると、だんだん会社の愚痴になっていく。
楽しいとは言いにくいですよね。
仕事で来ているから仕事の話になるのは仕方がないとしても、愚痴や不満が話のネタになるとやっぱり退屈。
ついでに言うと、仕事に興味が持てないと、仕事の話さえも退屈なものです。
とはいえ中途半端に話を聞いていると、いきなりお説教に切り替わることさえあります。
それがもし、上司と2人きりの出張だったら。
考えただけで疲れてしまいます。
ごちそうになろうと思わないこと
上司と飲みに行った時の支払いは、マナーだなんだかんだと面倒くさいところ。
伝票をもらうのは後輩や部下の役目、でも支払いは先輩や上司の顔を立てないといけない。
これ、すごく苦手な分野ですし、本当に面倒くさいのです。
財布も出さずにいるとあからさまに「おごってもらって当然」という態度に見えるでしょう。
でも先に会計を済ませれば「顔をつぶされた」と言われるかもしれません。
ということで、ぼくは席を立つときに相手が上司だろうと後輩だろうと必ず伝票を取るようにしています。
後輩なら、払う気があれば「払います」と言うでしょうし、上司なら「俺が払うよ」かお札を渡しながら「お釣りはいいから」と言うはずです。
もし上司も先輩も後輩もお金を出さなかったら、全額出します。
もちろん、財布に余裕があれば。ですが。
色々考えすぎると難しいのですよ。
メンツとか顔とかどうでもよくて、飲んで食ったのだから払う。
伝票を先にとられると気を使って面倒くさい。
だから、先に伝票を取ってしまうようにしています。
それで「顔が」とか何とかいう人は、器が小さいのです。
レジで全額払ってよい顔をしたいのは、お店に対してですからね。
部下や後輩にいい顔をしたければ、店を出た後でお金を渡してもいいと思いませんか?
こんなことをやっていると、たまに深酒した上司が1円も払わないことがありますが。
頻繁な出張はお金が持たない
2人以上で行く出張が頻繁にあると、夜の呑みが重なって正直お金が持ちません。
出張手当が数千円つきますが、居酒屋に行けば3000円~5000円はかかりますから。数千円の手当じゃ全然足りないのです。
ましてや2軒3軒と梯子をするともうね。数万円かかってしまいます。
そんなことを頻繁にやっていたら、そりゃお金が持ちませんよ。
特に得意先が遠方にあって、営業=出張になるような会社だと本当にお金がかかります。
たまに仲の良い取引先やお客さんと飲むこともありますが、それも大変です。
出張はいろいろとお金がかかるものなのです。
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さいごに
毎週遠方に営業に出ていますが、本当にお金がかかります。
夜の呑みはかなりきついですね。
つい先日も上司と2人で呑みに出たのですが、2軒目で2人して酔いつぶれました。
翌日話をすると、上司も記憶が飛んでいて笑ってしまったのですが。
親睦を深めるために一緒に呑むのはありだと思います。
たまになら。