キャリアアップ転職が嘘になる理由

キャリアアップ転職の嘘

キャリアアップ転職を希望する方は大勢います。

ですが転職でキャリアアップできる方は意外と少ないものです。

なぜならキャリアアップするには…

  • 理想の将来を描いている
  • 理想に近づくための努力をしている

…ことが大切。

そしてキャリアアップ転職をするには、常にキャリアを積むための努力をしていなることが求められるからです。

ということで、この記事ではキャリアアップ転職が嘘になる理由を紹介します。

キャリアアップ転職が嘘になる理由

キャリアアップ転職が嘘になるのは、何の努力もしない普通の人が、キャリアアップ転職を目指すからです。

なぜ努力をしない方にとってキャリアアップ転職が嘘になるのか。

その理由をキャリアアップの意味から順を追って紹介します。

キャリアップとは経歴を高めること

キャリアは経歴、アップは高めるという意味です。

つまりキャリアアップとは、今よりも高い知識や経験を積み、経歴を高めていくことを指します。

キャリアアップ転職とは

キャリアアップの意味を踏まえると、キャリアアップ転職には次の意味合いがあります。

  • より経歴が高められる環境に転職する
  • より高い地位に就く
  • より高給が得られる仕事に転職する

この3つのうち1つでも満たせれば、キャリアップ転職をしたことになります。

キャリアアップは転職しなくてもできる

よくあるキャリアアップ転職の嘘は、転職=キャリアアップだと表現すること

キャリアアップは経歴を高めることです。
なのでキャリアアップは転職しなくてもできます。

例えば…

  • 管理職に昇進する
  • 資格を取得して専門職に従事する
  • 実績を認められ昇給する
  • アルバイトから正社員になる

…これらも立派なキャリアアップです。

つまりキャリアアップは転職しなくてもできるのです。

転職=キャリアアップではない

キャリアアップ本来の意味から考えれば、「転職=キャリアアップ」ではありません。

キャリアアップは転職しなくてもできますから、「キャリアアップ≠転職」になります。

ではなぜ、「転職=キャリアアップ」と考える方が増えたのでしょうか。

考えられる理由は2つあります。

1つは終身雇用が崩壊したことで、1つの会社でキャリアを高めていくことが難しくなってきたから。

もう1つは転職を促すために、「キャリアアップ=転職」としたほうが都合がよいと考える方がいるからです。

キャリアアップ=転職で転職希望者が増える!?

今の仕事に不満があれば、転職を考えることもあるでしょう。

そんな時たまたま開いたサイトに「キャリアアップで転職!年収大幅アップ!」と書かれていれば、「俺も転職しようかな」となるものです。

つまり「キャリアアップ」を前面に出すことで、転職をより強く意識させていると考えられます。

努力しなければキャリアアップ転職はできない

キャリアアップ転職は、キャリアを積むために努力する人でなければ、まずできません。

平々凡々と過ごしてきた方が、転職でキャリアアップを目指しても無理な話です。

採用する側になって考えてみてください。

大したスキルや経歴のない方を、より高い地位や高い給与で採用したいと思いますか?

つまり普通に過ごしてきた方には、キャリアアップ転職は難しいということです。

だからキャリアアップ転職は嘘になる

「キャリアアップ=転職」という言葉に踊らされ、「転職すれば給与が増える」と勘違いした実力のない方にとって、キャリアアップ転職は嘘になります。

なぜなら、キャリアを積むために努力しない方は、キャリアアップ転職ができないからです。

意を決して転職に踏み切っても、提示された求人の今と変わらない仕事内容に驚き、今より安い給与に愕然とします。

そしてこう思うのです。

「キャリアアップ転職は嘘だ」と…。

キャリアを積む方法

キャリアアップ転職を嘘にしないためには、キャリアを積む努力をする必要があります。

例えば今よりも良い待遇を目指す場合でも、転職市場で必要となる経験やスキルを身につけなければいけません。

また中小企業から大企業を目指す場合も、希望する職種への転職を目指す場合も、必要とされる経験やスキルを身につけないといけないのです。

つまりキャリアを積むとは、必要とされるスキルや経験を身につける努力を行い、理想の姿を目指すこと、だと言えます。

管理系のキャリアアップ

人事や総務、経理と言った管理系のキャリアアップは、仕事で経験を積みながら自宅で知識を身に着けることで積むことができます。

例えば経理なら、実務経験を積みながら簿記2級、簿記1級、税理士、公認会計士と言うように資格を取得していけば、それに応じて任される仕事や職級も変わっていきます。

ある意味キャリアアップの形がとても分かりやすい職種だとも言えます。

技術系のキャリアアップ

技術系の場合は、プログラミングの技能や使える言語、プロジェクトを中心に立って動かせるかどうかなどで変わってきます。

設計であれば、自分で設計することはもちろん、人に指示が出来るか、プロジェクトの管理が出来るか、仕様決定に関わるのか、詳細部分だけなのか、などですね。

こちらも身に着けるスキルと仕事内容で、キャリアアップの形は分かりやすい職種になります。

営業系のキャリアアップ

営業の場合は、より利益の高い商品を沢山売れるほどキャリアが高いと言えます。

例えば、ホームセンターなどの店頭販売よりは、個人宅への訪問販売の方が利益は高くなります。
個人宅よりも法人への販売はもっと利益が高くなりますし、同じ法人でも大企業に販売したほうが、大企業でも管理職より役員に販売したほうが、利益は多くなります。

さらに、販売する商品が有形商材か無形商材なのかでも違ってきますし、個人で利益を出すのか、リーダーとしてチームで利益を出すのか、あるいは部署として利益を出すのかでも違ってきます。

誰に対して何を売るのかでキャリアが変わってくるのは、営業だけにある特徴です。

キャリアと市場価値

キャリアアップ転職と自分の市場価値は、切り離せない関係にあります。
たとえキャリアを積んだとしても、それが市場で求められないキャリアでは、何の価値もないからです。

市場価値は次の3つの視点で考えます。

  • 専門性と経験
  • 人脈
  • 業界

専門性は「法人営業」や「経理」など職種に近いもの。
経験は「チームリーダー」や「事業の立ち上げ」などです。

人脈は転職しても変わらずに、仕事を出してくれる人がいるかどうか。
そして業界は、伸びでいる業界で働いているかどうかです。

一般的に20代は「専門性」、30代は「経験」、40代は「人脈」が重要になってきます。

将来性のある業界に転職する

どのようなキャリアアップ転職をするにせよ、1つだけ気を付けてほしいことがあります。
それは、衰退する可能性が高い業界へ転職しないこと。

なぜなら衰退している業界で働くだけで、転職市場での価値が下がるからです。
さらに業界の市場規模が縮小すると、リストラが行われる可能性もあります。

逆に「伸びている業界で働く」と、転職市場の価値が高くなります。

伸びているのは将来性が高いということ、つまり様々な企業が参入してくる可能性が高いのです。
すると伸びている業界で成功した経験のある人材を、欲しがる企業が増えます。

つまり伸びている業界で結果を出せば、任される仕事も増えますし、権限も増えていきます。
結果としてキャリアを積みやすくなるのです。

まとめ

キャリアアップ転職が嘘になるのは、努力しない人がキャリアアップ転職を目指すからです。

キャリアアップをするには、自分が望む未来を描き、それに向かって努力しなければいけません。

つまり、努力しない人はキャリアップ転職の難易度がものすごく高くなるのです。

結果として、努力しない人はキャリアアップ転職に失敗します。

だから「キャリアアップ転職は嘘」になるのです。

キャリアアップとは「今よりもより多くの経験を積み、自分が望む未来に少しでも近づく」こと。

そのためには、常に努力することが大切。

努力を怠らなければ、キャリアップ転職を実現するのは、そう難しくないはずです。