面白い話を聞いたので紹介します。
電話で社名を名乗らない会社が増えている!?
なんか、都市伝説っぽいんですが、。
新入社員として入社したとき一番最初に教わるのが電話応対です。
1コールから3コール以内に電話を取り「お電話ありがとうございます。〇〇株式会社です」のような、決まり文句を教わりますよね。
最近は電話機も便利になってきて、取引先を登録しておけば、着信時に名前を表示してくれたり、非通知は受け付けなかったりしてくれます。
本題ですが、問題になっているのが不動産取引の勧誘電話や詐欺まがいの電話。
多ければ1日に2回かかってくることもあります。
まっとうなセールス電話であれば、断りを入れればすぐ終わりますが、中には全然話が終わらない電話もかなりの割合であります。
もっと面倒臭いのが、わざと名前を名乗るように仕向けて情報を取る電話。
これが意外と多いんです。
一度名前を聞いてしまえば電話口にも出てもらいやすいのが理由でしょう。
名前を聞き出したあと、翌日などにもう一度電話をかけてきます。
「〇〇部長いる?」と言うように。
当然迷惑電話なので、電話口に出てしまうととにかく面倒臭い。
あの手この手で外に引っ張り出そうと色々な事を話し始めます。
なんてことが頻繁にあると、電話をかけても社名さえ名乗らない会社が増えているようです。
もちろん取引のある会社に対しては名乗りますが。
さっきも言いましたが今は電話機が高性能になって、すごく便利なんですよ。
よく話す相手は登録しておけば、かかってきた時に社名が表示されますから、社名が表示されない会社だけ名乗らなければ良い。
相手が名乗らないなら取り次ぐ必要もないと、まぁ、ある意味分かりやすい対応を取っているようです。
勧誘電話をくれたお兄さんと話してみた
不動産投資の勧誘電話がかかってきたので、少し話をしてみました。
投資の勧誘電話をもらうたびに思うんです、「投資して儲かるなら自分でやれ」と。
儲からないか、リスクがあるから人に勧めるんですよね。
これ、迷惑な勧誘電話の鉄則なので覚えておいてください。
勧誘してくるということは、絶対に儲からないということです。
そしてしつこい。
かかってくる時間も17:30とか18:00とか、仕事終わりにかかってくることが多い。
内容は全部一緒。
言い方が違うだけで、「老後の資金の為にマンションを買いませんか」と言うのが9割です。
勧誘のポイントは…
- 年金はすくなるなる
- 定年後に決まった額が入ってくれば嬉しいでしょと言う
- ローンを組むが、家賃で支払えるから実質0円で買える
と、とにかく良いことずくしで説明してきます。
「不動産の勧誘でしょ?そう言うのいらないから」と言うと…
「違います。保険のような物も扱っています。老後の生活資金が増えたら嬉しくないですか? ライフサポートのような紹介もしています」
と、まぁ意味のわからない事を言ってくることが多いですね。
実際にどこから名前と勤め先を知ったのか聞きましたが、「サラリーマン台帳」のような物が出回っているそうです。
大手家電メーカーの会員登録とか、やっぱり大手レンタルショップの会員登録とかとか。
いろいろなところでがリストが販売されています。
そしてそれを購入した業者が勧誘電話をかけてくる。
と、丁寧に教えてくれました。
そして気になる「儲かるなら自分でやれば? やらないのは儲からないからでしょ?」
も、聞いてみたところ「儲かります」って言うんですよ。
まぁ、仕事なんでそう言うしかないんでしょうが。
なので、もう少し突っ込んで聞いてみました。
- 部屋の入居者は保障してくれるのか
- ローン返済中に故障などがあったらどうなるのか
- 35年ローン返済後に入居者がいるのか
気になる項目だと思います。
この内容を聞くと「会って話しましょう」って言われますが、答えない限り会わないと突っぱねました。
回答は…
- 入居者の保障はしない
- 借り手が付かなければローンは自腹で払う(当たり前か)
- 故障も保険はあるが別料金
- 保険に入らない場合は自己負担
と言うことで「儲からない!」という結論に達しました。
分かり切っていた事ですですが。
マンションを買ってその部屋を貸すことでローンを返済する。
返済が終わればローンは儲けとなる。と言う理屈は分かります。
でも1室で儲けるのはかなり難しいでしょうね。
不動産投資で儲けようと思ったら、それなりの知識と経験と、アドバイザーや代行業者も必要になるのではないでしょうか。
電話勧誘の上手い話に乗って儲かるとはとても思えません。
電話口では名前を名乗らない
社名までは問題ありません。
ですが個人名を言うのは問題かも。
一度個人名を教えてしまうと、次からは名指しで勧誘の電話がかかってきますから。
ぼくは率先して電話に出るので、よく「ぼく宛の勧誘電話」を取ります。
相手「もしもし、〇〇会社と申しますが、ぶのしさんいらっしゃいますか?」
かたかたかたかた(Google先生で社名検索)迷惑電話でヒット
ぶのし「ぶのしは本日帰宅いたしました。」
相手「ではかけ直します」
何でぼくの名前を知っているのかは特に疑問にも思いません。
展示会や営業で名刺をばらまいていますから。
ひどいと携帯電話にもかかってきます。
そして、「忙しい」と言おうものなら、怒涛のごとく話し始め絶対に切らないようにします。これは忙しさに負けて「分かった会うよ」と言わせるのを狙っているのでしょう。
個人で名乗らないのは自衛のために必須ですが、会社でも知らない相手からの電話は「名前」を言わないようにしておくべき。
電話がかかってくるだけなら大したことはありませんが、間違ってあってしまい、根負けして購入した日には、何十年と言うローンが待っていますから。
「お宅の部長名前なんだっけ? ほら確かいーとか、えーとか」
「相原でしょうか?」
「そうそう相原さん! います?」
と言うパターン。
つい言ってしまいそうですよね。
一度言ったら最後、次からは「部長の相原さん」で電話がかかってきます。
情報は絶対に教えてはいけない
会社にかかってくる次のような電話は、丁寧にお断りしてください。
- 個人名を聞き出そうとする
- 住所を聞き出そうとする
- 電話番号を聞き出そうとする
個人情報を他人に教えるのは問題です。
相手がストーカーだとしたら、大問題に発展する可能性もあります。
このような電話がかかってきたときは、相手の会社名・連絡先を聞き、折り返すことを伝えるようにします。
間違っても名前や連絡先を教えてはいけません。
最後に
迷惑電話を書ける側も仕事としてやっているんでしょうか?
何件か話を聞きましたが、まっとうにやっているんだろうなと言う会社と、明らかにふざけている会社(迷惑な会社)がありました。
不動産投資に問題がある訳ではありませんが、それを取り扱う業者が迷惑電話ばかりをかけているようでは、悪い印象だけが残るのも当たり前です。
詐欺まがいの商材もあるそうなので、自衛の為にも知識を持っていて損はありません。
そうそう、明らかにふざけている会社はこんな対応でした。
「わ~た~し~が~な~に~を~~~、い~い~ま~し~た~か~~~~?せ~つ~め~い~し~て~く~だ~さ~~~い。」
無駄に言葉を伸ばし「勧誘なんて一言も言っていない、そんな言いがかりは名誉棄損だ。会ってくれないなら訴えるぞ!」と言うようなことを言っていました。
迷惑な勧誘電話は話を聞いちゃだめです。話を聞かずに一方的に切ってください。
どうせ何万件もある中の1人ですから、一方的に切っても何の問題もありません。
もしちょっとでも申しわけないかなと思うようなら、あなたはカモになる可能性があります。
人の良さに付け込む為の勧誘電話ですから。