愚痴をこぼすときに注意したい8つのこと

愚痴を言っても何も変わらないことは、きっと皆わかっています。

でも言いたいときもありますよね。

何も変わらなくてもいい、分かってくれなくてもいい。
胸の奥にしまい込んだまま、どうにもならないこの思いをとにかく吐き出したい。

そんなどうしようもない思いに、襲われることもあります。

愚痴には「助けて」という感情が含まれているそうです。
なので我慢していると苦しくなり、時々言葉として吐き出したくなります。

心のバランスをとるためにも、愚痴を言うのは大切なこと。
でも言う相手を間違えると、あとで問題になることがあります。

そこでこの記事では、愚痴を言うときに注意することについて書いています。

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相手は絶対に選ぶ

愚痴を誰に言うか選ぶ。
これはすごく大切なことです。

誰彼かまわず愚痴をこぼしていたら、ただの愚痴っぽい人だと思われてしまいます。
それどころか、周りの人に言いふらされたら大変です。

愚痴を言う相手を選ぶときに、大切なことは次の4つ。

  • 男性はなるべく避ける
  • 信頼できる人かどうか
  • 軽く受け流してくれるか
  • 親身になって聞いてくれるか

ひとつずつ説明していきます。

男性はなるべく避ける

男性は問題が起こったとき、常に「解決する方法」を考えます。
人によって程度の差はありますが、「男性」はそういう思考を持っています。

なので男性に愚痴をこぼすと、「こうするべきだ」「ああすればいい」とアドバイスしてくるでしょう。
でも愚痴をこぼしている本人としては、ただ「気持ちを吐き出したい」だけ。

心に余裕もないので、男性のアドバイスを実行に移すことが難しいものです。

すると後々「俺のアドバイスを無視した」と、険悪なムードになることさえあります。

なので男性に愚痴をこぼすときは、その人の人柄をよく見極めることが大切。
できれば…避けた方が無難ですね。

信頼できる人かどうか

まさか信頼できない人に愚痴をこぼす方はいないと思いますが、念のため。

なかには面白半分で、根掘り葉掘り話を聞きたがる人がいます。
こう言う人に限ってしつこく、また親切そうな態度をとるものです。

もし信頼できない人に愚痴をこぼしてしまうと、あっという間にうわさが広がることもあります。

そうなるとその場にいることが、つらくなるものです。

信頼できる人かどうかは、とても大切なポイントです。

軽く受け流してくれるか

軽く受け流してくれる人だと、愚痴もこぼしやすいですよね。
相手の感情を気遣い、真剣に話を聞いた後、笑い話に変えてくれる人もいます。

愚痴を深刻に受け止め、同じように悩む方は避けるべきです。
下手をすると愚痴が伝染し、他の人に話してしまう可能性さえあります。

愚痴を軽く受け流してくれる人となら、笑い話のように話せますよ。

親身になって聞いてくれるか

あまりに上辺だけで話を聞かれると、なんとなくモヤモヤした感情がのこるものです。

できれば自分の悩みのように、親身になって聞いてくれる人が良いですよね。

愚痴の言い方

愚痴は言い方も大切です。
余りに暗く、重い雰囲気で話すと、印象に残りやすくなります。

印象に残った愚痴は、ほかの人にも伝わりやすいものです。

軽く大げさに話す

愚痴は笑い話のように、軽く大げさに、そして楽しく話すことがポイント。
聞いている人も、それが「冗談」なのか「愚痴」なのか分からないのがベストです。

ちょっと難しいかもしれませんが、愚痴で大切なのは「言葉」にすること。
なので重く話しても軽く話しても一緒なのです。

それなら「笑い話」にした方が、後腐れもなくていいですよね。

聞いている側から突っ込みが入るくらい、軽く大げさに話しましょう。

あちこちで話さない

小さな愚痴でもあちらこちらで話をしていれば、話に尾ひれがつきやすいものです。
尾ひれがついた愚痴が広まると、収集が付かなくなります。

一度言った愚痴を繰り返さないようにしましょう。

同じ話を同じ人にしない

親身になって愚痴を聞いてくれる人でも、同じ話を何度もされるとうんざりしてきます。

あまりにしつこいと、あなたから離れて行ってしまうかもしれません。

「言っちゃダメ」なら言わない

子供は「ダメ」だと言われると、どうしてもやりたい衝動に駆られるものです。
これは愚痴でも一緒。

「絶対に言わないでね」

そう言われると、何となく言いたくなってきませんか?
ぼくは「絶対に言わないで」と言われたことを、本当に言わなかった人を知りません。
ほとんどの人は同じように「接待に言わないで」と言いながら、周りに話していきます。

なので「言ってはいけないことは言わない」ようにしましょう。

最後に

愚痴をこぼすのは悪いことではありません。
心の健康を保つためには、必要な行為です。

ですが言い方と言う相手を選ばないと、自分の首を絞めることになります。
もし愚痴が大きく広まってしまうと、その場にいることさえつらくなるものです。

愚痴をこぼしたいけど相手がいない!のなら、こちらの記事も参考にしてください。
仕事の悩みを相談する窓口もありますよ。

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