プレゼン当日に風邪をひき、39度の熱を出したことがあります。
前日はとても体調がよかったので、目が覚めて体のだるさに気が付いたときは、とてもショックでした。
そんな実体験を踏まえて、プレゼン当日に風邪をひいた際の対処法を紹介します。
「休め」で終わる話ですが、何かの参考になるかと思うので、お付き合いいただければ嬉しいです。
プレゼン当日に風邪。その時上司に言われた言葉
この日のプレゼンの内容は次の通り。
- 新規開拓案件
- 商社に同行するプレゼン
- 上司(部長)も同行
- 客先まで片道300㎞
- 車で移動
朝起きるとすぐに体の異変を感じました。
すごく体が熱く、そして動けないほどのだるさがあります。
熱を測ると39度を超えていました。
「この状態で300㎞も移動するのは無理だ」
とは言えプレゼン当日に休むわけにもいきません。
なのでだるい体に鞭を打ち、無理やり出勤。
部長の顔を見て、お詫びをしようと考えました。
そして会社に到着し、部長にお詫びをすると…。
「ふざけんな! 行くぞ!」
そう言われました。
ですが熱のある状態で取引先に行くのは、相手方としても迷惑な行為。
もう一度体調の悪さを伝えお詫びをしました。
すると…。
「分かった、じゃぁ今すぐ代わりを連れてこい!」
当日に突然「行けません」と言えば、上司としてはごく普通の対応です。
最後には「体調管理も仕事のうちだ!」と一喝され、しぶしぶですが、一人で行っていただきました。
さて大切な予定の当日に体調を崩した場合、どのように対応するのがいいのでしょうか。
ちなみ「体調管理も仕事のうち」の意味は「風邪をひかないようにする」ことではありません。詳しくはこちら⇒「体調管理も仕事のうち」が間違って解釈されている
大切な予定の当日に体調を崩したときの対応
上司を怒らせた反省点を踏まえ、対応について紹介します。
家または病院から連絡を入れる
体調が悪い時は「家」か「病院」から連絡を入れます。
間違っても出社してはいけません。
ぼくは「上司に悪い」と無理やり出社したことで、「動く体力がある」と勘違いされました。
出社する=仕事ができる
という図式は、恐らく誰でも持っているはずです。
なので体調を崩し休むことを決めたのなら、絶対に出社してはいけません。
関係が悪化する原因になりますので、「家」か「病院」から連絡を入れましょう。
代わりに行ってもらう
仕事上の大切な予定であれば、内容を把握している方に対応をお願いします。
代わりをお願いするときの前提条件として、次の3つが必要です。
- チームで仕事を進める
- 情報を共有している
- 代わりの方が予定を把握している
つまり、万が一に備え常にだれかと情報を共有しておくことが大切になります。
さきほどの例は「商社」が同行するプレゼンでした。
もし一人で話を進めていたら、代わりをお願いすることもできず、「商社」にも迷惑をかけてしまいます。
下手をすると信用を失い、その後の取引もなくなるかもしれないのです。
突然の病気は誰にでも起こり得ること。
なので仕事は常に情報を共有し、誰でも対応できる大切を作ること必要です。
日にちを改める
代わりの人が見つからない場合は、日にちを改めてもらえないか連絡してください。
連絡する方法は2種類あります。
- 自分で連絡を入れる
- 会社から連絡を入れてもらう
会社から連絡入れてもらうとスムーズですが、印象が悪くなる可能性もあります。
具合が悪くどうしても出来ないのであれば別ですが、可能であれば自分で連絡を入れましょう。
実際の連絡は「メール」と「電話」で行います。
メールには次の4点を必ず記載してください。
- 体調不良で休む旨の連絡
- お詫びの文章
- 再調整が可能かどうか
- できるだけ多い候補日
そしてメールを入れた後に電話でも連絡を入れます。
なぜならメールは「手が空いたときに見る」ものなので、相手が見ていないかもしれないのです。
電話であれば直接話せますし、伝言でも急ぎであれば確実に伝えてもらえます。
メールの文面は「TopBiz:体調不良メールの書き方と例文」を参考にしてください。
最後に
余談ですが、新幹線で移動し駅に着いたら体調を崩していたこともあります。
本当に体調不良はいつどこで襲って来るかわかりませんね。
この時は3泊4日の出張だったので、家に帰ることも休むこともできず、体調不良に耐えながら仕事を全て終わらせました。
「体調管理も仕事のうち」と言いますが、本来、体調管理は「自分のため」に行うものです。
また、どんなに気を付けていても、突然体調を崩すことはあります。
常に万が一を考え、何が起きても対応できる環境を、意識して作ることが大切です。