仕事で腹が立って仕方がないこと、ありますよね。
例えばとんでもない量の仕事を振られたときや、理不尽な理由で怒られたとき。
正しく評価されないときも、腹が立つものです。
でも今回は、そんな生ぬるい内容で怒っているんじゃありません。
あまりにも理不尽で筋の通らない対応をされたので怒っています!
ということでこの記事では、仕事で腹が立ったとき、冷静さを取り戻す方法を紹介。
「腹が立って仕方がない!」ときに、思い出してもらえると嬉しいです。
仕事で腹が立つ理由
仕事で腹が立つ理由は人それぞれ。
メチャクチャな仕事の指示をする上司や、人によって態度を変える同僚。
教えても一向に仕事を覚えない後輩など、「この野郎!」と思うことはいくらでもありますよね。
今回怒っているのは商品に不具合が起きたのに、工場がすぐ対応しないからです。
不具合を出してお客様に迷惑をかけているのだから、最優先で対応するのが当たり前というもの。
それなのに「すぐには作り直せない。正月休みが明けたらやるよ」と、ものすごく軽く言われました。
ただすごく優しいお客様でしたので、作り直さずに修正してくれればいい、と言ってくださったんですね。
その言葉を工場に伝えたら、「修正するのは嫌だ、作り直す」と言われたのです。
正月開けたらやるとか…修正は嫌だからとか…。
なんて我儘な連中なんだ! と、かなり腹が立ったわけですが、この程度では怒りません。
できるだけ冷静に工場と話をして、再製作の日程を組んだのです。
ところが…。
2日ほど経ったところで工場から連絡があり、「例の不具合品、修正できたから使って」と言われたのです。
この一言で怒りがピークに達し、まともに言葉も出せないほどになりました。
「修正は嫌だ」から「作り直す」って言わなかったか?
「すぐはできない」とか「正月明けたら」とか、勝手なことばかり言ってたよな?
それが「修正したから使え」だと…。
あまりに身勝手で、ふざけた対応をされ、危うく手が出そうなほど腹が立ったのです。
怒りを抑えるには
工場の対応に振り回され、あまりの身勝手さに腹が立ったとき、怒りを抑えるために取った行動は2つ。
- 深く深呼吸をする
- 人のいない場所に逃げる
まず我慢できないほど腹が立ってしまったら、できるだけ深く深呼吸をします。
ポイントは、息を吸うよりも長く吐くこと。
これを数回繰り返して下さい。
それでも怒りが収まらないときは、その場から逃げましょう!
腹の立つ相手も目の前にしていると、次から次へと怒りが沸き上がってきます。
怒りがおさまらないと、怒鳴ったり殴ったりしてしまうこともあるのです。
最悪の事態を避けるためにも、まずは相手が見ええない所に逃げます。
そして、気持ちが落ち着くまで、隠れて居ればいいのです。
間違っても傍に人がいる場所へ逃げちゃいけません。
「どうしたの?」なんて話しかけられた日には、怒りがぶり返してしまうからです。
怒りを抑えるにはまず深呼吸をすること。
それでもダメなら、冷静になるまで一人になりましょう。
ただし、一度感じた怒りはどこかで発散しないといけません。
その方法は「怒らない方法。すぐ怒らないためには」を、読んで下さい。
怒ると自分が不幸になる
怒りに任せて怒ってしまうと、必ず自分が不幸になります。
すごく怒りっぽい性格のぼくが言うのですから、間違いありません。
なので、人前では怒りを我慢することが大切。
心理学では怒りは二次感情だと言われています。
一次感情には「悲しみ」「失望」などがあるそうです。
つまり怒りに身を任せるということは、本当の感情を隠しているのと同じ。
しかも怒っている人は、周りから見ると「怖い」か「迷惑」なだけの人なのです。
怖がられたり、迷惑な人だと思われたら、悲しいですよね。
怒りに身を任せて振舞うと、自分が不幸になってしまいます。
「怒らない」と決めれば我慢できる
怒りを我慢する方法は簡単です。
「絶対に怒らない」と、強く決意するだけ。
さらにできるだけ身近な人に、「怒らないように決めた!」と宣言すれば、さらに効果的です。
できれば仕事で使うメモ帳の表紙や、スマホの待ち受けなどに「怒らない」と書いておきましょう。
「怒らない」という決意をするだけでも効果はあります。
また、「怒らない」という決意を毎日見るだけで、かなり違ってきます。
効果を実感した方法なので、怒りっぽいことを気にしている方は、試してみてください。
最後に
仕事で腹が立ったとき、冷静さを取り戻す方法を紹介しました。
冷静さを取り戻すには、まず深呼吸をすること。
吸う息よりも、吐く息を長くすると効果的です。
それでも落ち着かないのなら、誰もいない所へ行きましょう。
気持ちが落ち着くまで一人になれば、怒りに身を任せてしまうことはなくなります。
もし頻繁に怒ってしまうのなら、「怒らない」と決意することも大切です。
目に留まりやすい場所や物に、「怒らない」と書いておけば、怒りを抑えることができます。
ぼくはかなり短気な性格ですが、この方法である程度怒りをコントロールできるようになりました。
どのくらい短気なのかは、こちらの記事→「言いたいことは言った方が良い。上司に歯向かってもなかなか首にはならない」を読んでいただければわかります。
この記事が怒りっぽくて悩んでいる方の、参考になれば幸いです。