転職活動が会社にばれる理由。注意すべきは「服装」と「行動」

転職活動が会社にばれる理由。注意すべきは「服装」と「行動」

転職活動をしている事が会社にばれてしまうと、想像以上に大きな弊害が生まれます。

例えば、転職活動をしている人は「会社に大きな不満を持っている」と判断されてしまい、まるで腫れものを見るような目で見られることもあります。

他にも「もうじき辞める人」と考えられ、居ないものとして扱われることもあるようです。

なので在職中に転職活動をするときは、会社にばれないように気をつけることが大切。

転職先から内定をもらうまで会社にばれないために、どんな行動をとるとばれやすいのかを知っておきましょう。

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同僚や先輩に相談した

今の仕事を続けるかどうか悩んでいると、人に相談したくなりますよね。

仕事の悩みを聞いてもらうなら友人や家族よりも、同じ職場で働いている人の方が、共感を得られやすいものです。

悩みを相談するだけなら問題ありませんが、相手が中の良い同僚や先輩だとつい口が軽くなってしまうもの。

お酒が入っていればなおさら余計なことまで話してしまいます。

「実は転職先を探しています」なんて言ってしまったらさぁ大変。

もちろん相談された相手も会社に話そうなどとは思っていないはず。

でも、ふとした拍子に話してしまうことはよくある事です。

業務報告や雑談の流れてついぽろっと、

「そうそう、あいつも仕事が嫌みたいでさ。次の仕事探しているみたいだよ」

と言われ、それが上司の耳に入ったら大変です。

仕事の悩み相談は問題ないんですが、転職の相談は同じ職場の人にしないように。

どこから広まるか解りませんし、信頼していたとしてもつい誰かに話してしまうことはあるものです。

子供の頃「絶対に言わないで」とお願いしたのに、翌日教室中の話題になっていた。なんてことありませんでしたか?

大人になってもそれは同じ。「言わないで」と言われると「言いたくなる」人は多いんですよ。

関連記事:仕事がつらくて辞めたいとき、誰に相談するべきか

服装がいつもと違う

内緒で転職活動をしている時に困るのが、面接時の服装です。

カジュアルな服装で行くわけにもいかないし、かといって作業服も汚れが目立つ。

礼儀を考えればスーツが妥当だけど、どこで着替えて良いのか分からない。

まさか職場でスーツに着替えるわけにもいきませんよね。

普段作業服や私服で出社している人が、突然スーツで出社してきたら・・・。

間違いなく皆から「どうしたんですか?」と聞かれます。

ひょっとすると「あの人今日面接なんじゃない」と噂になっているかもしれません。

服装は目に見える部分だけに、いつもと違うとすぐに噂になります。

「じゃぁ、面接はどんな格好で行けばいいんだよ」

と思いますよね。

面接の服装は事前に相手先に理由を説明して「カジュアルな服装で行きます」と伝えましょう。

作業服しかなければ「作業服で行きます」と伝えてください。

よっぽど変な会社じゃない限り、面接の服装にこだわるところはありません。

中途採用の面接では相手先が気を使って「スーツじゃ無くて良いですよ」と言ってくれることもあります。

服装でばれない為にも、事前に面接時の服装を連絡しておくことが大切です。

仕事がどこか中途半端

転職活動を始めると、次の就職先が決まっていなくても、何となく目の前の仕事に身が入らなくなるものです。

目の前の仕事より次の面接の事や、転職に成功した自分を思い描いて、どこかソワソワ、ウキウキしてしまいます。

そのソワソワ、ウキウキして仕事に身が入っていない様子から、転職活動がばれることがあります。

簡単に言えば普段と様子が違うから、周囲が不思議に思ってあることない事詮索し始めるんですよ。

人って気になりだすと、気になるところばかり目に入ってくるものです。

「あの人この間ハローワークの近くを歩いていたよ。ひょっとして転職しようとしているんじゃない」

と言う何気ない噂話が上司の耳に入り、

「そう言えばあいつ最近業績が悪いな」

と、噂話と仕事が結び付けられ、

「ちょっと応接室まで来るように」

なんて、呼び出されることもあります。

転職先が決まったら辞めるとしても、目の前の仕事には真剣に取り組みましょう。

転職を考え、色々な会社を調べ、検討した結果「やっぱり今の会社で頑張ろう!」と言う結論に達することもあります。

その時に居心地が悪くなっていたら、元も子もありませんから。

関連記事:中途半端になるなら、何もやらない方がまし

早退や有給が増えた

就職するには面接をしないといけません。

面接の時間がいつも17時からとか、就業時間後に設定出来ればいいんですが、相手先も当然就業時間がありますから、そう思う通りにはいかないものです。

15時からとか言われると、会社を早退するか休むかして行くしかなくなりますよね。

たまになら誰も何も言いませんが、1週間に2回・3回と早退していたり、毎週のように有給を使っていたら、誰からと言うことなく噂が広まります。

上司としても、「何かに悩んでいるんじゃないか」「体調が悪いのか」と心配になり、直接事情を聞きに来るでしょう。

そこから転職を考えていることがばれることも良くあります。

もうひとつの理由として、早く転職先を決めたいと焦るばかり、一度に多くの会社に面接を申し込んだ。と言うのがあります。

まさか全部通らないだろうと思っていたら、全部通ってしまい、数十社も面接に行かないといけなくなった。

優秀な人に限ってよくある話だそうです。

こうなると、スケジュールを組むだけでも大変。

仕事をしながら面接となるともっと大変です。

頻繁に休むし、会社に来てもなんか疲れているしで周りも不振に思い始めます。

なるべく無理のないペースで、出来れば早退や遅刻、有給を使わなくても済むように、面接のスケジュールも良く考えたいものです。

おすすめ記事:「一身上の都合」は休みの理由にならない?その意味とは

最後に

転職活動が会社にばれて困るのは、待遇が悪くなることです。

ひどいところだと「裏切り者」のレッテルを貼られることもあります。

辞めるんだからばれても良い!

そう思うかもしれませんが、転職活動を始めると色々と気が付くことがあるんですよ。

例えば、今の会社は

  • 給料面が他に比べて良かった
  • 福利厚生が充実していた
  • 休日が多かった
  • やっぱり今の仕事を続けたい

そう考えたとしても、「裏切り者!」と思われいたら・・・。

辞めるしかありません。

なので出来るだけばれないように、注意して転職活動を進めましょう。

会社で求人を探したり情報を集めたりするのもNGです。どこでだれが見ているか分かりませんから。

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