娘の中学校部活生活最後の剣道の大会がありました。
1年生から剣道部に所属、初心者ながらも練習を頑張り、2年生からレギュラーに、そして副部長も務めた娘を親としてはすごく嬉しく思います。
3年間の練習の成果を試される最後の大会。
悔いの残らないように頑張ってほしいなと、内心応援しながら、表情はいつも通りに、そしてちょっとしたトラブルで焦りながら、応援に行ってきました。
ビデオカメラの充電がなくなった!
試合開始まで2時間以上あったので、今まで録画した画像をビデオカメラからパソコンに移動しました。
そしたらなんと、バッテリー残量が5%以下に!
データの移動は10分ほどで終わったんですが、想像以上の減り方に焦った焦った。
こいつはやばい!録画できないじゃん!と、慌てて充電しましたが、これがまた全然充電されない。
30分たっても20%とか。
涙がでるほど遅い。
途中で帰ってきた嫁に、
「何やってるの?なんで充電無いの?どうするの?録画できないじゃん!」
とぶつぶつ言われましたが、そんなことはすでに分かっていること。
なんで分かっていることを人に言われるとあんなにイライラするんでしょうか?
もういいやと思い、途中であきらめて会場へすっ飛んで行きました。
見る場所がない!
会場に到着しさて娘はどこだと探したら、もう試合が始まっているじゃありませんか!
慌てて試合内容を確認するとすでに娘は出場した後。
試合が終わった後に聞いた話では唯一勝った試合だったらしい。
一番いいところを見逃しました。
ビデオの充電といい、ろくなことが無い・・・。
気を取り直して見学する席を探してウロウロするも、開いている場所が全くない。
立ち見で、しかも一番後ろしか空いていない。
とてもじゃないけどビデオで撮影するには場所が悪すぎ。
それでも何とか撮れないかな~と、背伸びしてカメラを動かしましたが、映るのはおじさんの頭だけ。
やっぱり今日はろくなことが無い・・・。
そして試合終了
撮影は出来ませんでしたが、試合だけはしっかりと見ました。
結局勝てたのは見逃した1戦だけで、その後の試合はすべて負け。
とても残念な結果で中学校最後の大会が終わりました。
もしかして。
ビデオの充電が終わったり、見逃したり、席がなかったのはこのことを暗示していたのか!?
まぁ、全く関係ないと思いますが。
悔し涙がうらやましい
試合が終わった後、娘たちは集まり涙を流していました。
悔しかったんだと思います。
最後なのに、3年間頑張ってきたのに、負けたらそこで終わり。
やりきれない思いがあったんでしょう。
そんな場面を見ていることも出来ず、背中を向けてほかの試合を見る私。
ほかの試合を見ても仕方が無いんですけどね。
人の涙を見るともらい泣きしそうなので、視線をそらしました。
そう言えば何か一つのことに打ち込んで、悔しくて涙を流したのっていつが最後だったかな?
社会人になってから悔しくて泣いた記憶って無いんですよね。
失敗したら次失敗しないように工夫して、何度も繰り返せましたし、負けたら終わり!っていう場面に出会うことがなかったように思います。
試合に負けて見せた娘たちの涙は、私には2度と来ない青春時代にいて、ストレートに感情を表現できる若さを感じて、うらやましかったな。
若いことは素晴らしい
素晴らしい事だと改めて思いました。
自分が若いころは、若くて当たり前なので何も感じませんでしたが、歳を重ねて自分の子供たちをを見ていると、その若さがどれだけ素晴らしい事だったのかと、痛感します。
若いってことは、将来の可能性は無限で、やりたい事がこれからなんでも出来るんです!
なんて素晴らしい!
後悔していることがあるわけじゃない
うらやましいとは思いましたが、私の歩んできた人生も捨てたものじゃないですよ。
何しろその人生は、今の私を作ったんですから。
そして当たり前ですが、私の可能性も無限です。