上司に好かれているかどうかは、働きやすさを決める重要な要素でもあります。
「なんとなく上司に嫌われているかも」「最近上司と反りが合わない」
そう思い始めたら少し注意が必要。本当に上司から嫌われてしまうと、出世が遅くなったり、働きにくくなったりするかもしれないのです。
この記事では、上司から好かれる部下の特徴と好かれるためのコツを紹介します。
上司に好かれる部下の特徴
上司に好かれる部下の特徴をまとめると、明るく素直で積極的、そして根性があって仕事が早いことです。
全てを網羅するのは難しいことですが、どういう部下が好かれるのかを知っておけばきっと役に立つはずです。
積極的に新しい提案や挑戦ができる
新しいプロジェクトや仕事の担当を積極的に引き受けようとする、改善や拡販のための提案が出来る部下は上司から見てとても頼りになる存在です。
もちろん、積極的に提案、挑戦するだけではダメで、最後までやり抜き結果を出すことが大切です。
頼ってくれる
人から頼られると悪い気はしません。これは上司も同じで部下から頼られるのは嬉しいものなのです。
ただし、何でもかんでも頼るはダメ。自主性も積極性もない部下だと思われてしまいます。
よく話しかけてくれる
ぼくも経験がありますが、上司って意外と孤独だったりします。部下と年齢が離れていたり、上司だという理由だけで気を使われたりするものなのです。
だからこそ、良く話しかけてくれる部下はかわいいと感じるのでしょう。
いつも元気がよく笑顔
元気が良く笑顔で接してくれる人は部下じゃなくても人気がありますよ。上司も例外ではなく、元気が良くて笑顔を絶やさない部下はかわいいものです。
挨拶がきちんとできる
挨拶は人間関係の基本ですが、上司と顔を合わせるのが気まずいのか、小さな声で挨拶したり視線を逸らしたりする部下は意外と多いもの。
きちんと挨拶をすること、たったこれだけで評価が高くなるケースもあるのです。
仕事が正確で速い
仕事を進めるときに工数や工期が計算できるので、仕事が正確で速い人は上司から重宝がられます。こういう部下には難しいけどやりがいのある仕事を任せてみたくなるものです。
根性があり、メンタルが強い
一度やると決めたら必ず最後までやりきる。困難なことがあっても決して諦めず、違う道を見つけてでもやりきろうとする。少しくらい叱ってもめげることなく前に進もうとする。
根性があり、メンタルの強い部下は教えがいがありますし、任せても大丈夫だと安心できるので上司から好かれるようです。
言い訳をしない
何か失敗をしても、事実だけを伝え言い訳をしない。自分の非を素直に認めて謝ることが出来る。大切なことだと分かっているけれど、実践するのはすごく難しいことですよね。
言い訳をしない潔さのある人は、上司だけではなくみんなから好かれるはずです。
上司を敬う姿勢がある
上司と意見が合わなかったり、仕事の進め方が違ったりすると、陰で悪口を言ってしまうことがあります。ひどいと面と向かって上司に口答えをすることも。
上司を敬う姿勢が見られなければ、嫌われても仕方がないのです。
自ら雑用をやり、気配りが出来る
プレゼンや会議用の資料作成、出張時のホテルの手配など、上司が自分では手のまわらない雑用はいたるところにあります。一緒に出張をする際、場所を考慮してホテルを予約する。移動手段とスケジュールを確認し、交通手段を押さえておく。ちょっとした雑用を自ら行う気配りは、仕事がスムーズに進みますから嬉しいものです。
上司から好かれるちょっとしたコツ
上司から好かれる部下がどんな人なのかはなんとなくイメージできたと思います。でも、上司に好かれることばかり考えていては、肝心の仕事がおろそかになってしまうかもしれません。
実は接し方に気を付けるだけで上司から好かれることは出来るのです。
愛想よく接する
愛想よく接することはすごく大切。例えば「上司から頼まれた仕事は最優先で終わらせる」「雑用を指示されても嫌な顔をしない」「食事に誘われたら喜んで参加する」など。
もちろん笑顔で元気よく接することは当たり前のことですよ。
真似をする
人は自分に似ている人を好きになるものです。なので、徹底的に上司の真似をしましょう。
例えば「勧められた本は必ず読む」「同じブランドの製品を使う」「お勧めのお店には必ず行ってみる」などですね。「こないだ教えてもらった本、読みました」「美味しいってお店、行ってきました」そう話しかけられるだけで嬉しいものです。
話しかける
上司は意外なほど孤独感を感じていますから、積極的に話しかけてくれる部下はかわいいと思うものです。仕事の邪魔になるほど話しかけてはいけませんが、意識して話をするようにしてください。
相手の趣味や嗜好が分かれば、きっと会話も弾むはずです。
最後に
嫌な話ですが、仕事の評価よりも上司の評価が給与や待遇に影響します。これは、社会人として働いている人なら薄々感じている事実です。
そのため、上司に好かれるかどうかは社会人にとって、実は死活問題だったりもするのです。
無理をしてまで好かれる必要はありませんし、必要以上にゴマをする必要もありませんが、嫌われるよりは好かれていた方が、何かと有利に働くはずですよ。