仕事を辞めようと思った6つの瞬間。【仕事を辞めたいと思った時】

仕事を辞めたいと思った時に読んでほしい、ぼくが仕事を辞めようと思った6つの瞬間。

仕事を辞めたいと思う事ありますよね。

今の仕事に満足できなかったり給料に不満があったり。会議に呼ばれなかったり出世の見込みがなくなったり。

上司の態度とか人間関係に疲れたり。

ちょっとしたことで、「くそ、やめてやろうかな」と思う。

この記事はぼくが転職を決めた理由でもある「仕事を辞めたいを思った瞬間」を思い出しながら書いています。

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出世の見込みが無くなった

初めて仕事を辞めた時の理由は「出世の見込みがない」事です。

当時は転勤なしの地元採用として、ホームセンターで働いていました。

プロパー社員ってやつですね。

もちろん転勤ありの立場で働く事もできましたが、転勤だけはしたくなかったんです。

ぼくは子供のころ2回転校しています。

1回目は小学校5年生の時。2回目は小学校卒業と同時でした。

人見知りをする性格もありますが、転校するたびになかなか友達が出来なくて寂しい思いをしたんです。

2回目の転校は本当に最悪でしたね。

中学校の入学式と同時に転校してきていますから、周りからちやほやされることもありません。

ひたすら孤独。何しろ知っている友達は1人もいないんですから。

「そんな思いを子供には味わってほしくない」

そんな思いもあって会社を選ぶときの最優先事項は「転勤が無いこと」でした。

ただやっぱり転勤ありじゃないと出世はできない。

プロパー社員では地区のマネージャーまでしか出世出来ない人事制度だったんです。

当時は新店のオープンを担当したり、売上地区1位の店で店長をやったりして、それなりに経験をつみ後少し頑張れば、地区のマネージャーに出世出来るところまで来ていました。

でも20代そこそこで地区のマネージャーになると、そこから先は全国転勤を受け入れる無いと出世は無かったんです。

もう少し頑張れば昇進出来る。

でも、出世したらそこから先は転勤しないと出世は無い。

この現実を知った時に転職を決意しました。

やっぱり出世はやる気につながりますし、出世出来ないのであればこの会社で働いていても仕方が無い。

妻を説得するのにかなり時間がかかりましたが、気合と根性と若さゆえの無鉄砲さだけで退職。

茨の道へ足を踏み出しました。

出世の見込みがなくなると、仕事への情熱も失われていきます。

仕事への情熱が無くなると「他の仕事が楽しそう」に見えてくるものです。

特に30代は自分の将来が見えてくる時期。

この時期に出世がないなと思えば、退職する人も多いんじゃないでしょうか。

仕事をさせてもらえない

くそ。やめてやろうか!

と一番強く思ったのは、働きたいのに仕事をさせてもらえない時でした。

仕事が無いのなら採用なんかするなよ。

と思ったこともあります。

経理として採用された会社での最初の仕事は仕分け伝票の入力でした。

実際に経理をやった事のある方は分かると思います。

伝票の入力って大切な仕事なんですが、毎日同じことを行うルーチンワークなんですね。

それに売り上げや仕入れの量によって仕事量が左右されるんです。

売上の低い中小企業だとそれほど入力する伝票がある訳もなく、はっきり言って暇。

暇とは言え入社したばかりの頃はやる気に満ち溢れています。

「何か手伝えることはありませんか?」

「この処理のやり方を教えてください。」

とにかく頑張って働こうと、色々質問をしたり手伝えることは無いか聞いてみたりしました。

でも何も教えてくれないし何もやらせてくれない。

ただただ伝票を入力するだけの日々。

そんな暇な経理で上司が何をしているかと言えば、ぼくが入力した仕訳伝票を別の会計ソフトでもう一度入力している。

簡単に言えば2度手間を毎日当たり前のようにやっているんです。

そして暇になればエロサイトやエロ画像を見ている始末。

そこまでやることが無いなら採用するなよ!

と、思っていたら社長に呼び出され「仕事が無いならやめて良いよ」とまで言われました。

エロサイトを見ているのは仕事なのか!?

社長公認のエロサイトウェブサーフィン。

こんなことをしている人は注意もなにもされず、真面目にやろうとしているのに「辞めてもいい」と言われる。

辞めたくなるでしょ。いや、辞めれば良かったな。

いじめやえこひいきがある

気に入った人には話しかける事も多いし仕事の指示も多い。

気に入らない人には話しかけても来ない。

こんな上司の下にいるととにかく働くのが辛くなってきます。

ひどい時には一人だけ会議に呼ばれない。

周りの同僚もそれを気にも留めず、「良いですね会議に出なくて済むんですから」くらい勢いで話しかけてくる。

本人にしてみれば、なぜ一人だけ呼ばれないのかとすごく差別された気分になると言うのに。

飲み会に行っても2次会に一人だけ誘ってもらえないとか、上司に睨まれると本当に働きづらいんです。。

これってパワハラですよね?

と言うくらい。とにかくひどい「いじめ」や「えこひいき」に出会うと、早く辞めたくなります。

やる気のない人が多い

一生懸命営業をして仕事を受注してくるのに、「え?それやるの?」と言われ、仕事なんか取ってくるなよと目で訴えられる。

目で訴えられるならまだしも「やりたくない」と言う人までいる。

工場に新しい仕事が来た事を伝え、希望の日程やスペックを説明しても皆どこか上の空。

他の営業は新しい仕事が来るとため息交じりに「ふぅ・・・・・・どうしよう仕事が来ちゃった」と言う始末。

周りがやる気のない人ばかりだと、伝染病のように周りにうつり始め、いつか自分までもやる気が無くなります。

「こんな会社にいても成長することはないだろうな。」

と言う真理に気がついた時はすでに遅い。

「やりたくない病」という伝染病に犯され、何が正しくて何が間違っているのかよくわからなくなってくる。

皆がやる気満々でとにかく前向きだと、それに引っ張られるようにやる気になる物ですが・・・。

やる気のない人たちに囲まれたら成長はない!

早く辞めるべきですよね。

人間関係の問題ばかり起きる

上司がマタハラで訴えられたと思ったら、別の上司がセクハラで訴えられ、しばらくしたらパワハラで訴えられたと思ったら別の人からもパワハラで訴えられ、一体何なんだと思っていたら集団で辞めていく人がいて・・・・・・人間関係の問題が立て続けに起こるとすごく不安になります。

下手な事言ったらこっちまで訴えられるんじゃないか!?

と、恐怖に似たものを感じます。

訴えれられる事が無くても、皆がぎすぎすしている環境も働く気力を奪っていくものです。

人間関係に上司が無関心だと、1つの揉め事が別の揉め事を呼び、そこ巻き込まれた不運な人が、あろうことが別の揉め事を起こし。

最後には乱闘が起きそうになりました。

人間関係がぐちゃぐちゃな職場に長くいるのは辞めた方が無難。

さっさと仕事を変えましょう。

休みがない

ホームセンターで働いていたとき、3か月間休みがなかったことがあります。

当時のホームセンターは社員2人(店長1人担当者1人)というケースが多く、1人が退職すると、次の人が来るまで1人で頑張らないといけなかったのです。

ぼくは店長をやっていましたが、担当者が突然退職し、変わりが来るまで1人でお店を回していました。1人といってもパート・アルバイトはいましたよ。

とは言え社員はぼく1人、もし休みを取るとお店を開ける人も、管理する人もいなくなります。

とにかく補充人員が来るまでの辛抱だと、開店と閉店の準備を入れて10時間プラス、特売の準備だなんだかんだで毎日14時間以上働いていました。

それを3か月間休みなしでこなしたのです。残業だけでも最低でも月120時間ですから、特売の準備や売り場の変更を閉店後に作業したら・・・。

今でいう過労死レベルの80時間を余裕で越えていました。

補充の社員が来た時にはもうへとへとでしたね。さすがに休ませてもらおうと「明日お休みをください」と当時の上司に連絡したら「明日土曜日なのに休むの? 店長なのに?」と言われてもう気力を根こそぎ奪われたことを覚えています。

休みなしはつらいですよ。身も心もへとへとになります。

良く体がもったものだと、我ながら感心すると同時に、とんでもない会社にいたものだと思いますね。

残業代がでない

店長でいた当時は思わなかったのですが、後々雇われ店長が問題となったことがあります。

この時ばかりはショックでした。

もう退職していたので、残業うんぬんの話はありませんでしたが、退職せずに店長でいたら、間違いなく辞めたくなったでしょう。

先ほども書きましたが、毎日開店から閉店までお店にいないといけません。開店が9時閉店が20時だとしても、準備と片付けがありますから実質8時30分から20時30分までお店にいるわけです。

毎日12時間、毎日4時間残業、時給計算で1時間2500円だとしてもかなりの金額になりますよね。

それを支払ってもらえないとなれば、そりゃ辞めたくなりますよ。

最後に

「もう辞めてやる!」

ついそう思ってしまうことも、1つであれば耐えられます。耐えられますが、2つ3つと重なるととてもじゃないけど耐えられません。

それでも安易に仕事を辞めると、大変な苦労をすることになるので、辞める前に良く考えることをお勧めします。

どうしても辞めたいと思ったら、我慢できる内容ならぎりぎりまで我慢して、仕事もきちんとこなしながら淡々と転職の準備を進めましょう。

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