働きにくい職場は「パートや社員同士の揉め事」が多い

働きやすい職場の環境を聞くと、人事評価や給料制度、福利厚生が整っていることが真っ先に頭に浮かびます。

確かに福利厚生などがきちんとしている会社は安心感がありますし、実際働きやすい。

でも働きやすいさと仕事のしやすさで考えると、福利厚生や人事評価とは違った側面があると思うのです。

どちらかと言うと、責任感ややりがい、仕事の面白さが、働きやすさと関係している気がします。

何度か転職した結果、色々な職場を経験してきました。

そこで感じた働きやすい職場は、個人個人の役割がはっきりしていて、その役割の範囲内であれば、個人の裁量で動ける会社です。

逆に働きにくい会社は、人間関係に問題のある会社。
頻繁に従業員同士の揉め事が起こり、とても働きにくい環境でした。

働く環境を大きく変える人間関係

職場の人間関係は、職場の雰囲気で決まるといっても過言ではない。

皆が和気あいあいとしている会社であれば、新しい人が入ってきても和気あいあいとします。

ですが、ギスギスしている会社はいつまでもギスギスしています。

揉め事をほうっておくと大変な事になる

上司が部下を教育しない、教えられないし教えないとか、問題が起こっても人ごとのように見ていたりすると最悪です。

人間関係のもめごとも最初は小さな火種から始まります。

その小さな火種の時に見て見ぬふりをすると、どんどん大きな火になり、最後には消せなくなります。

お菓子から始まったパート同士の揉め事

以前パート同士の揉め事を経験しましたが、そのきっかけは些細な事でした。

もともとパートさん同士すごく仲が良く、お昼も皆で集まって食べ、何の問題もなく過ごしていました。

ところがある日、小さな火種が落ちます。

その火種は「朝の挨拶をしてくれない」とか、「私にだけおやつをくれない」とか、本当に子供のケンカのような話だったのです。

なのでこの話を聞いた上司は、「つまらないことだから」と無視しました。

そうしたらもう大変。

あの人は私を嫌っている。
違うあの人こそ私を無視している。

と、お互いがお互いに悪口や影口を言い始め、他のパートさん全員を巻き込んで悪口、影口、嫌がらせのオンパレード。

上司にも何人もの人が何度も、「仕事に影響が出始めているから何とかしてくれ」と、相談にしましたが、関わりたくないものだから何もしない。

そうしているうちに、いつの間にか4つのグループが出来上がり、それぞれが別々にお昼ごはんを食べ、口もきかない状態に。

誰の仲裁も受け付けない、手にも負えない状態になってしまったのです。

そこまで行ってやっと上司が重い腰を上げ仲裁に入りましたが、対応が遅すぎました。

結局最後には、パートさんが次々に辞めて行ってしまう最悪の結果になったのです。

部下の好き嫌いも行動に移せば問題になる

上司も人間ですから、人の好き嫌いは当然あると思います。

ですが、仕事をする上で人の好き嫌いを出してしまうと、とんでもないことになる事があります。

好き嫌いで行動して降格された上司

実際自分の部下が他部署の人間から嫌がらせを受け、報復として社長に訴えた上司がいます。

その結果嫌がらせをした人は謹慎処分を受けました。

問題は部下が嫌がらせを受けた上司が、訴える時に言った言葉です。

「あいつが目障りだからこの機会に辞めさせてやる」と。

そんなもくろみをもって行動したものですから、次第に上司の対応のまずさが問題に。

しかも陰で行っていた嫌がらせも明るみに出て、最後にはパワハラで訴えられ降格処分になりました。

嫌がらせをした人は仲間数人を連れて退職。

何とも言えない嫌な雰囲気だけが職場に残りました。

火種は小さいうちに消す

人間関係の問題も最初は本当に小さな火種です。

対応さえ間違えなければすぐに消すことも出来ます。

つまらない話だなと思っても、きちんと対応出するかしないかで、職場の人間関係は大きく変わります。

放っておくと「許されるんだ」と勘違いして、とんでもない揉め事になってしまうものです。

職場の雰囲気は社長次第

職場の雰囲気は結局社長次第です。

各部署の部長や課長を選ぶのも結局は社長です。

組織が大きくなれば違ってくるとは思いますが、社長が選んだ人が部署の長を決め、部署の長がチームの長を決めます。

つまり会社は社長の意思が反映された、人事体制になっていきます。

職場での揉め事は、突き詰めれば人間関係の揉め事ですべて言い表すことが出来ます。

誰が社長でだれが上司なのか、誰に各部署を任せるのかで職場の雰囲気はほとんど決まるのです。

結局、職場の雰囲気を決めるのは社長の意思次第、ということです。

最後に

社長が将来の目標をきちんともっていて、それが全従業員と共有されている事。

それぞれのトップがやりがいをもって仕事に取り組んでいて、自分の部署の雰囲気に責任をもっていること。

働きやすい職場にするには、福利厚生や人事制度もすごく大切ですが、職場の雰囲気もすごく大切です。