
仕事が決まり「頑張ろう!」と気持も新たに派遣先に行ったけど仕事がない。
そんな状況に陥っている方が少なからずいるようです。
ぼくも経験がありますが、職場に行っても仕事がないのは本当につらいですよね。
ある意味、地獄のような環境と言ってもいいでしょう。
その地獄のような環境でこう悩むのです。
「せっかく見つかった仕事だから出来れば辞めたくはない、でも仕事がないのはつらい」と。
職場に行っても仕事がないという地獄。
余りに仕事がつらくて、毎日帰りの車で泣いていた経験から言わせてもらうと、そんな職場に居てもいいことはありません。
できれば早く辞めて、他の仕事に移るべきです。
この記事では、派遣先で仕事が無い理由と対処法を紹介します。
派遣先で仕事が無い理由
なぜ派遣社員を雇ったのに仕事が無いのか。その理由を説明します。
人手が足りている
管理職が必要な人員を把握していない、派遣会社との付き合いで人員を募集した、など。
人手は十分足りているのに派遣されることもあります。
このケースの場合、周りに仕事が無いか確認しても与えられる仕事が無く、途方に暮れることが多いようです。
忙しすぎる
余りの忙しさに派遣社員の教育ができず、放置されてしまうことも。
自ら仕事を取りに行くことで解消されるケースもありますから、できることから手伝うようにしましょう。
現場とのコミュニケーションが取れていない
上司は派遣が必要だと判断したが、現場は必要ないと言っているケース。
このケースの場合、担当社員が「派遣は必要ない」と考えているため、仕事を教えてくれないようです。
上司に相談することで解決することもありますが、どうにもならないことが多いようです。
一時的な忙しさに対応するために派遣された
派遣された当初は暇でも、数か月後から大きな案件がスタートするなど、将来的な忙しさに対応するために派遣されることもあります。
ただ、派遣社員本人は先のことなど分かりませんので、不安であれば確認してみると良いかもしれません。
実際に体験した仕事のないケース
ぼくが実際に体験した仕事のないケースです。働くために出勤するのに仕事が無い状況は、本当につらいですよ。
人員の補充で派遣されたのに仕事がない
人員の補充で採用されて会社に行くと、仕事がものすごく少ないことがありました。
正直「この程度の仕事を2人以上でやる意味が分からない」くらいの量しかない。
1週間分の仕事を1人で普通に処理しても4時間程度で終わってしまう。
しかも、3人で処理するからどんなにゆっくりやっても1時間かからない。
会社によっては、部署の仕事量や仕事内容を上司が把握していないことがあります。
上司が仕事を把握しないまま「人が辞めたから」と補充をするので、仕事量があまりに少なくて手が余るのです。
当時は陰で「あいつ(ぼく)は手が空いているからすぐに辞めさせろ」と社長が言っているのを聞いてしまい、本当につらい思いをしました。
とは言え生活がありますから自ら辞めることはできません。
仕事もない、社長からは不要なやつだと思われている、でも辞められない。
本当につらい時期でした。
人の動きがない職場は誰も仕事を手放そうとしない
仕事が無いのは本当につらいですから「できることがあれば手伝いたい」と思いますよね。
だからぼくも「何かお手伝いしましょうか?」と聞きました。
でも「いや、大丈夫。間に合っているから」と、言われます。
たとえ上司が「〇〇さんに仕事を教えて、あなたは別なことをやって」と指示をだしても全然教えようとしません。
毎日のように「教えてください」と言い続けて、実際に教わったのはそれから半年後です。
中小企業では部署間での異動もなく、誰が何の仕事をやるのか固定されていることがよくあります。
ぼくは正社員として今の会社に10年勤めていますが、皆がやっていることは10年前と同じで何一つ変わっていません。
そんな職場に新しい人が来ても、やらせることはないのです。
ましてや派遣社員が来たところで「何のために雇った?」と言う目で見られ、仕事は何もやらせてもらえません。
仕事がないのは本当につらい
どんな理由にせよ、働きに来ているのに仕事が無いのは本当につらいです。
これが正社員なら、自分から仕事を探しに行くこともできます。
担当部署以外の仕事を手伝うこともできますから、本人のやる気次第でどうにでもなります。
でも派遣社員では、そうは行きません。
派遣社員はやるべき仕事が決まった状態で採用されますから、役割を越えて仕事を取りに行くことが難しいのです。
周りが淡々と仕事を勧めている中で、たった1人やることも無く机に座っている。
考えなくてもいいのに、暇だからつい「どう思われているんだろう」と余計なことを考えてしまう。
せっかく頑張ろうと出社したのに仕事がない。
任された仕事はあっという間に終わってしまう。
この仕事が終わったら・・・次の仕事はいつあるのかわからない。
たとえ給与が出るとしても、そんな環境で耐え続ける理由がありますか?
別の仕事を探そう
まったく仕事がない職場なら、派遣会社に相談して派遣先を変えてもらうことも検討しましょう。
人手が余っていることが分かれば、派遣先としても経費を無駄にしたくないでしょうから、契約期間内でも退職することはできるはずです。
派遣先によっては、空き時間に本を読むことが認められる場合もあります。
本を読むことに抵抗があるかもしれませんが、時間を無駄にするよりはましです。
勇気をだして本を読んでも良いか派遣先の上司に聞いてみましょう。
難しければ、派遣元に確認をお願いしてはどうでしょうか?
もし本を読むことが許されたら、資格の勉強も出来ますよね。
でも、たとえ本を読むことが許されたとしても、仕事がないのは同じ。
契約期間が満了するのをただ待つよりも、新しい仕事を探すべきです。
迷う必要はありません。「仕事がしたい!働きたい!」と思うから、仕事のない職場がつらいのですから。
仕事がない職場にいる理由がありますか?
どうせなら転職をして、力いっぱい仕事をしませんか?
正社員に転職する
先ほども書きましたが、正社員なら仕事が無くても自分から探せますし、作ることさえできるのです。
でも派遣社員の場合は、探すことも難しいですし、ましてや作ることなどできません。
思いっきり仕事をするには正社員に転職するのが一番です。
ですが派遣から正社員に転職するには、年齢や経験・スキルなどの関係で、難しいことがあります。
なので転職を行うときは、転職エージェントを利用してください。
転職エージェントを利用する理由
派遣から正社員を目指す方法には、「今の職場で目指す」や「紹介予定派遣」があります。
ですが今の職場は「仕事が無い」ので、正社員を目指すことができません。
また「紹介予定派遣」は「直接雇用」を約束するもので、必ず正社員になれるとは限らないのです。
そのため派遣から正社員を目指すには、自分で転職活動を行う必要があります。
その転職活動をサポートしてくれるのが、転職エージェントです。
転職エージェントがサポートする内容は主に次の6つ。
- キャリア相談
- 求人紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接のセッティング
- 給与交渉
派遣から正社員を目指す場合、「キャリア」の確認と、履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策がとても重要になってきます。
なぜなら派遣社員は決められた仕事だけを行うことが多く、キャリアや経験が不足しがちだからです。
どうアピールすれば企業が必要な人材だと思ってくれるのか。
そういった転職のテクニックを転職エージェントにサポートしてもらうことができます。
登録は無料ですから、悩むのならまずは相談されることをオススメします。
オススメの転職エージェント
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求人数が多く、とくに女性が働きやすい事務職の求人が多くあるので、事務職で働きたい人にオススメです。
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最後に
働きに来ているのに仕事が無いのは本当につらいことです。
派遣元に相談して職場を変えてもらうか、我慢して働きながら新しい仕事を探しましょう。