
そんな風に悩んでいませんか?
ぼくは初めて転職した会社に馴染むことができず、周りから完全に孤立していました。
「皆と仲良くしたい」
そう思いましたがどうしても仲間に入れません。
そして最後には、仕事すらやらせてもらえなくなったのです。
当時は仕事に行くのがつらくて。
本当に嫌で仕方がありませんでした。
無理して出社しても机に座っているだけ、当然話し相手もいません。
「どうしてこうなったのだろう…」
毎日会社帰りにそう自問し、自然と溢れてくる涙をこらえることができず、車の中でひとり泣いていました。
そういった経験をしたからこそ、いま仕事がつらいと感じている方に無理をしてほしくない。
なぜならぼくがつらい仕事を辞めたことで、すごく晴れ晴れとした気分になったからです。
本当につらいなら、無理して働く必要はありません。
いますぐにでも仕事を辞めて、転職をするべきです。
つらくて涙が止まらない仕事を続ける必要はない

つらくて涙が止まらないのなら、今の仕事を続ける必要はありません。
涙が止まらないのはストレスが限界を超えているから
涙があふれて止まらないのは、ストレスが限界を超えているからです。
例えば、次の項目に心当たりはありませんか?
もしひとつでも当てはまるなら、危険信号が出ていると思ってください。
なぜなら本当に仕事がつらいとき。
精神的にギリギリまで追い詰められているときは、自然と涙が流れてくるからです。
不思議なことに、仕事中に涙が流れることはありません。
だから気が付きにくい。
自分が、ストレスの限界を超えているとは思えないのです。
涙が自然と流れるのは、仕事に行く前と帰るとき。
会社から離れると感情が溢れてきて、「仕事がつらい、行きたくない」と涙が止まらなくなります。
こうなると、かなり危険な状態です。
完全にストレスが限界を超えていますから、1日でも早く仕事をやめるべきです。
とはいえいきなり仕事を辞めることはできませんよね。
生活していくには、働かないといけないからです。
ぼく自身「生活の為だ」と、つらいのを我慢して出社していました。
ですが最後には、あまりのつらさに会社に入れなくなったのです。
何度も何度も会社の前を通り過ぎ、遅刻ギリギリまで会社の前をウロウロ、ウロウロ。
ウロウロしながら「仕事が嫌だ!」という感情を無理やり抑え込みます。
そして無理やり会社の中に入っていく……けど、やはり仕事はありません。
仕事が終わるまでの8時間を机に座って過ごす。
帰りは、車の中でひとり泣いていました。
そんな生活を繰り返していれば、心がおかしくなっていきますよね。
つらくて涙が止まらないのは、ストレスが限界を超えているからです。
その状態で我慢して仕事を続ければ、いつか心が壊れてしまいます。
そうなる前に、できればほかの仕事を探してほしいのです。
つらい仕事は心を壊していく

つらい仕事はあなたの心を壊していきます。
1日8時間でも、つらいと感じている仕事はとても長く感じます。
ましてや「仕事が無い」「孤立している」「パワハラがある」など、精神的につらい環境だと尚更長く感じるものです。
すると特に意識するわけでもなく、「どうやったら辞められる」「どうすれば楽になれる」と考え始めます。
ぼくは「どうすれば楽になれるのか」と、自然に考えるところまで追い込まれました。
正直な話「車で電柱に突っ込めば会社に行かなくていい」とか、「このまま知らない土地へ逃げようか」とか、よからぬことを考えたこともあります。
不思議なものでつらい環境で追い詰められると、「楽になれるなら」と不思議な衝動が襲ってくるのです。
ここまでくるとかなり危険な状態です。
そして同じ職場で働き続ける限り、治ることはありません。
日が経つにつれて辛さが増していき、心が病んでどんどん暗くなっていきます。
つらい仕事は、心を壊していくのです。
月曜日が来るという耐えがたいストレス

日曜日の夕方から月曜日の朝にかけて、仕事のことを思うと憂鬱になることを「サザエさん症候群」、あるいは「ブルーマンデー症候群」と言います。
つまり、月曜日からまたつらい仕事に行くことを、心と体が嫌がっているのです。
でも、つらいと感じている仕事を辞めない限り、ストレスから逃れる術がない。
心の底から「嫌だ」と思った仕事は、なにをしても「嫌」
思い出すだけで嫌悪感を覚え、その時が近づくことに大きなストレスを感じます。
だから日曜日の夕方になると憂鬱になるのでしょう。
たとえ溜まったストレスが発散できたとしても、会社という「場所」に行くことがつらくて耐えられない。
「また月曜日がくる」
そんな当たり前のことが、耐え難いストレスになってしまうのです。
仕事がつらいことは誰にも相談できない
親身になって相談に乗ってくれる上司がいれば、職場が「行きたくない」と思うほどストレスを感じる場所にはなりません。
相談できるほど仲のいい同僚が居たら、仕事から逃げたいとは思わないでしょう。
仕事がつらくて思い詰めてしまうのは、相談できる人が誰もいないから。
そして、相談しても無駄だと分かっているからです。
同僚も上司も誰も頼れない… と思ってしまうからです。
本当に追い詰められたときには、職場の誰にも相談できません。
あるのは「ただただつらい」という思いだけです。
つらい仕事は辞めるのも勇気が必要

つらい仕事続けていると、どこかで限界が来て、会社を辞めたくなります。
ですが「辞めたい」と思っても、実際に辞めるまでが大変です。
家族に言うのをためらう
まず大変なのが、家族に「仕事を辞めたい」と伝えること。
これがかなりの勇気と、エネルギーが必要なんです。
ぼくは入社して3カ月も経たないうちに辞めたいと思ったので、妻に言うのもかなりためらいました。
「仕事を辞めたい、会社に行きたくない」
そう思っているけど妻には言えない。
そんな状態が、さらに自分を追い詰めた気もします。
結局最後には耐えられなくなって、妻に「辞めさせてほしい」と泣いて頼みました。
転職してたった3カ月で退職したいと言いましたから、当然妻には止められました。
ですが、恥ずかしながらあまりのつらさに泣いてしまったのです。
泣きながら「辞めたい」というぼくを見て、妻もただ事ではないと思ったのでしょう。
最後には辞めることを許してもらえました。
仕事でつらい思いをしていても、「家族が心配するから言い出しにくい」と思ってしまうものです。
また「恥ずかしい」「情けない」という気持ちもあるでしょう。
とくに我が家はぼくの収入だけで生活していたため、なおさら短期間で辞めるのをためらいました。
でも我慢し続けて体を壊してしまったら、もっと生活が成り立たなくなります。
だからこそ、辛いときは「辛い」と伝えて、家族と相談するべきです。
正直に気持ちと職場での状況を話せば、きっと理解してもらえます。
会社に退職をとめられる

つらい仕事では「会社に行って辞めると言う」ということが、耐えがたいストレスになります。
実際ぼくも「辞めたい」と伝えるまでがとても大変でした。
なにしろ誰とも人間関係が出来ていませんから、「退職します」と伝えたら「何を言われるかわからない」という恐怖を感じていたのです。
それでも覚悟を決めて退職の意思を伝えたところ、「会社の評判が下がる」という理由で引き止められました。
いまでこそ、この止め方はおかしいと理解できますが、当時は精神的にギリギリの状態。
「辞めることも許されないのか…」
と、ボロボロになっていた心を粉々にくだかれ、「この先どうすればいいのか」と目の前が本当に真っ暗になったのを覚えています。
ただ我慢して出勤しても、何も仕事がありません。
辞めることもできない、続けても仕事がないでは、拷問のようなものです。
なので2日後にもう1度、勇気を出して「辞めたい」と伝えました。
すると上司から、怒声と罵声が混じる大声でののしられたのです。
どのくらいの時間怒鳴られていたのかは覚えていません。
どんなの罵られ方をしたのかもあやふやです。
ですが辞めることを認めてもらえたのは確かです。
そしておぼろげながら、最後に「明日から来なくていい!!」と怒鳴られたのを覚えています。
ありえない辞め方ですが、当時は「やっと解放された」と言う思いが強く、すごくうれしかった。
目の前を覆っていた霧が晴れ、明るい未来が見えた気持になりました。
つらい仕事からは辞めない限り抜け出せない

ぼくの経験から言わせていただくと、つらい仕事から逃れるには、退職するしかありません。
誰かに相談すると、次のようなアドバイスをもらうことがあります。
ネットの記事にも、似たようなアドバイスが書いてありますよね。
確かにごもっともなアドバイスだと思います。
ですがこのアドバイスは、仕事が「つらい」と感じている人にとって、めちゃくちゃハードルが高い内容なんです。
なぜなら、つらい仕事で環境を変えるために行動するのは、とても怖いことだからです。
自然と涙があふれるほど追い詰められているのなら、無理をして行動する必要はありません。
それよりも、仕事を辞めて逃げることを選択してください。
どうやってやめるべきか
つらい仕事を辞めるのは「勇気が必要」だといいました。
なので、「やめて逃げろって言われても、怖いよ」と思いますよね。
もし、退職を伝えるのが怖いなら、退職代行をお勧めします。
退職代行はあなたの代わりに、会社に退職したいことを伝えてくれます。
しかも使うのに、LINEで連絡してお金を振り込むだけでいいんです。
本当はこんなやめ方を勧めちゃいけないと思います。
でも、つらい仕事を辞める時の怖さは、よく知っているので。
なので、上司に退職を伝えるのが怖ければ、退職代行を使ってください。
退職代行がどんなサービスかわからない。
という方は、こちらに体験談がありますから、参考にしてください
退職理由は自己都合か会社都合か
ぼくは会社から怒鳴られて退職しました。
しかも、明日から来なくていい! という、解雇されたようなやめ方でした。
なので当然、退職理由は自己都合。
失業給付金も、退職後3か月待たないと支払われません。
これが普通ですよね。
ですが、退職した理由をハローワークに詳しく説明したんです。
というか、聞かれたから答えたんですが…。
その結果、退職理由が自己都合から会社都合に変わったんです。
これは絶対にそうなるとは言えないこと。
でも、事情によって変更できるのは確かです。
なので、理不尽な理由で辞めざるを得なかったときは、ハローワークに相談してください。
失業給付金までの期間が短くなれば、その分生活も楽になりますから。
退職理由は前向きに考える
最後に次の仕事を探すときに大切なことです。
まずやるべきことは、なぜ辞めたのか、どうやって辞めたのか、という質問への答えを用意すること。
これ、絶対に聞かれます。
しかも変な答え方をすると採用されません。
やめた理由は、会社と合わなかったところや、こうだったらいいなと思うところを探してください。
そして、それを解決するために辞めました、という伝え方をしましょう。
私はこうしたいけど、前の会社ではそれができなかった。
だから私はそれを実現するために退職しました。
こういうストーリーを作る、という意味です。
ポイントは、前向きな理由にすること。
会社への批判や愚痴は、どんな理由があってもマイナスイメージになります。
つらいかもしれませんが、前向きな理由を考えてください。
これ、次の仕事を見つけるために、すごく大切なことです。
次の仕事の探し方
次の仕事を探すときは、ハローワークと転職エージェントを使いましょう。
特に転職エージェントの利用をお勧めします。
理由はいくつかあります。
が、一番大きいのは、中小企業も転職エージェントを使っていること。
私は年商4億円ほどの企業で働いていますが、社員を募集するときは転職エージェントに求人を出しています。
なぜなら、転職エージェントを利用したほうが人が集まりやすいからです。
つまり、転職エージェントを使わないということは、出会えない求人がいくつもあるということ。
それだけチャンスを逃している、ということなんです。
なので、転職エージェントの利用をつよくお勧めします。
当時を振り返って思うこと

退職してからかなりの時間がたちました。
ですがが、働くことが本当につらくなった職場を、たまに思い出すことがあります。
妻には帰りの車の中で毎日泣いていたことを伝えていません。
恥ずかしいという思いもありますが、心配をかけたくなかったのだと思っています。
そのわりに「辞めたい」と伝えるときは泣いてしまったのですが。
会社に行っても入っていくことができず、入口の前をうろうろする。
そして帰りの車の中で毎日泣く。
涙でゆがんだ信号機と、止まらない鼻水と涙をよく覚えています。
「なんで俺が・・・。」
そう思ったつらい気持ちは、忘れたくても忘れられません。
だからこそもし同じ思いをしている人がいるなら、今すぐにでも逃げてほしい。
そして今のつらい状況から逃げ出すには、行動を起こすしかありません。
具体的な行動を起こすことで、確実に未来が変わります。
わたしのように怒鳴られることがあるかもしれません。
周りから非難されることもあるでしょう。
ですがあなたが行動を起こさないと、つらい現実を変えることはできません。
もっと楽しく働きたいですよね?
プライベートも楽しみたいですよね?
旅行に行ったり、おいしいものを食べたり。
幸せだって、言いたいですよね?
なら今すぐ行動しましょう!
あなたはダメな人間なんかじゃない、一時的につらい状況に置かれているだけなのです。
あなたに合った仕事を見つけて、失いかけた幸せな人生を取り戻しましょう!