専門学校卒業者が転職するのは難しい

専門学校の卒業者は専門的な技術と知識を身につけているため、企業から見ると魅力的な人材です。
おなじ分野で転職するのであれば、確実にキャリアを積み上げることができるでしょう。

ですが「ほかの分野」への転職を目指すのなら、話は別です。
なぜなら専門学校の卒業者が、他の分野への転職を目指すとかなり難しくなるからです。

その理由は概ね次の2つ。

  • 退職理由の説明が難しい
  • 経験を生かしたアピールが難しい

この記事では、専門学校卒業者の転職が難しい理由と対策について紹介しています。

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専門卒の転職が難しいのは「別分野」

専門学校卒業者の転職が難しくなるのは、別分野を目指したときです。
とはいえ別分野への転職が難しいのは、専門卒に限ったことではなく、大卒でも同じように難しくなります。

その理由は簡単で、別分野を目指すということは、未経験の職種へ転職することと同じだからです。
なので専門卒だから転職が難しいわけではなく、未経験の職種への転職だから難しいと言えます。

ただ専門学校卒の方が未経験への転職を行う場合、会社の質問に答えることが難しくなる、と言う側面もあります。
また、未経験職種を目指す際に、経験を生かしたアプローチができない方も多いようです。

退職理由の説明が難しい

学校で専門的な知識や技術を学び、それを生かせる仕事に就いたのになぜ別の分野に転職したいのか。

面接をする会社からすれば、当然こういった疑問を抱きます。
この質問に答えることが、意外と難しいようです。

考え方としては「やりたいこと」から「辞めた理由」へ結び付けていくと、納得のいくストーリーを作りやすくなります。

  • 〇〇がやりたいから、勉強し△△の業界へ入った
  • でも××という理由でやりたいことができないことがわかった
  • 〇〇がやれる□□の業界へ転職したい

あるいは「辞めたい理由」から、「辞めたい理由がなければできること」を考え、「だから転職します」と結び付けても良いですよね。

会社として知りたいのは、「長く働いてくれるのか」ということ。
なので退職理由を話すときは「簡単に辞めたわけじゃない」ことが、伝わるように話してください。

経験を生かしたアピールが難しい

未経験の仕事への転職は、今までの経験をどう生かすかアピールする必要があります。
ですが今までの経験と未経験の仕事を結び付けてアピールすることは、難しいものです。

専門卒の方は退職理由と志望動機、アピール内容に一貫性がないために不採用となる、と言うケースがあるようです。

職務経歴書でも面接でも、話に一貫性を持たせることはとても大切なこと。
少しでも話がずれると、面接官に不信感を持たれることになります。

なのでアピール内容を考えるときは、退職理由や志望動機と結び付けて考えることが大切。
辞めた理由・働きたい理由・生かせる経験を、ストーリーのように話せると相手も納得しやすくなります。

転職の悩みはプロに相談

退職理由や志望動機をひとりで考えるのが難しい時は、転職エージェントへの相談をおすすめします。
転職エージェントは転職のサポートを専門に行っている、言わば転職のプロです。

相談すれば、履歴書や職務経歴書などの書き方、面接対策を行ってくれます。
もちろん求人の紹介や面接の段取り、難しい給与交渉も代行してもらえますよ。

自分をどうアピールしていいのか分からない方こそ、利用してほしいサービスです。



さいごに

専門卒の転職が難しくなるのは、未経験の職種を目指す場合です。
なぜなら会社が「なぜほかの分野を目指すのか」と、強く疑問に思うから。
そしてその質問に答えることが、考えているよりも難しいからです。

逆に言えば「ほかの分野を目指す理由」をきちんと説明することが大切なポイント。
あとは自己アピールをきちんとすれば、採用される可能性が高くなります。

もし退職理由や志望動機で悩むのなら、転職エージェントの利用も検討してください。

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きっと心強い味方になってくれるはずですよ。

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