
毎日忙しいし家に帰る時間も遅い、休みも無い。
それなのに給料は少ない。
一体何のためにここまでして働いているのか。
社会人になり働くようになると、きっと一度はこんなことを考えた事があるんじゃないでしょうか。
何のために働いているのか
「一体何のために働いているんだろう」
そう思ったことが何度かあります。
毎日同じ道を通って、同じ職場で同じ人たちにあって、同じ仕事をする。
同じ時間に家に帰って、朝起きればやっぱり同じ道で、同じ職場に向かっていく。
こんな風に考えるのは、仕事で失敗した後や、友達との差に驚いとき。
あるいは、借金が増えてきてどうにもならない状態のとき。
自分が思い描いていた未来と、現実との差を突き付けられたとき。
つまり、上手くいっていない時に「何のために働いているんだろう」って思いますよね。
物事が上手くいっている時は思わない
物事が上手くいっている時は、「何のために働いているのか」なんて考えないものです。
上手くいっている時って、仕事もプライベートも楽しいものです。
不思議と特に好きな仕事じゃ無くても、やりたくないと思っていた仕事でも、上手くいっている時はとにかく面白くて、とにかく楽しい。
仕事が上手く回り出すと、プライベートも上手く行くから不思議ですよね。
収入が増えればいろいろな家族サービスが出来て、子供から慕われて、奥さんにも愛される。
会社に行けば部下からも慕われているし、お客さんの信頼も厚い。
事務の女の子からも熱い視線が送られてくる。
そんな仕事が上手くいっている時に、「何のために働いているんだろう」なんて、考えませんよ。
とにかく毎日が楽しくて仕方がない。
仕事も上手くいくからとにかく面白い。
面白そうに仕事をするから、上司や部下からも頼られる。
上手くいっている時って、そんなものですよね。
上手くいっていないから理由をつけたがる
「一体何のために働いているんだろう」
転職を繰り返している時、そう考えた事があります。
会社に行っても仕事があるわけじゃない。
机に座ってただ一日が終わるのを待っている。
やりがいも何もなく、つらいだけの毎日。
できればすぐにでも仕事を辞めたい。
でも生活するためには今の仕事を頑張るしかない。
一体何のために働いているんだろう。
生活の為?
そうだ、子供も妻もいるんだからおれが働かないと、食べていけない。
子供も学校にも行かせられない。
そうだ、これは父親としての、夫としての責任なんだ。
だから我慢して働かないと。
とまぁ、こんなことを考えていましたね。
「一体何のために働いているんだろう」
そう思った時は、きっと心も体も限界が近いんだと思います。
仕事は本当はすごく楽しいものです。
我慢してやらないといけないことも、たまにはありますが、それでも働けるってことは楽しいし、幸せなことです。
その幸せなことに「何のために」と理由をつけようとする。
楽しくて夢中になっている時は、一切考えなかった「働く理由」を探そうとする。
悪いことは言いません。
「一体何のために働いているんだろう」
そう思ったら、少し休んで、その仕事が自分に向いているかどうか、考えてみませんか。
働く事に理由をつけたい訳
安心したいんです。
納得したいんです。
今おかれている状況に満足できないから、せめて働く理由を、納得できる理由をつけて安心したい。
「何のために働くのか」と考えるのは、そう言うことです。
自分を納得させて、待遇が悪いことに、給料が安いことに、長時間働くことに納得したい。
だから「何のために働くのか」と考える。
いや、考えてしまうんです。
もう負の連鎖と言っても良いんじゃないでしょうか。
家族の為、子供の為、生活の為、だから俺はここで働いている。
そんな事を考えて、我慢して働こうとした時もありました。
でもね。
無理なんですよ。
我慢して働くと、体と心が悲鳴を上げます。
感情を殺しても、表情を作っても、ごまかすことは出来ない。
「何のために」と理由を見つけて、無理矢理納得させていましたが、とてもじゃないけど耐えられなかった。
「何のために」と考えるのは「しなければならない」で働いているから
全ては生活のため、生きるためです。
「何のために働いているのか」と考えるのは「しなければならない」で働いているからです。
- 生きるためには食べなくてはならない。
- 食べるためには稼がなくてはならない。
- 稼ぐためには働かなくてはならない。
- 子供を学校に行かせるには稼がなくてはならない。
- 稼ぐためには働かなくてはならない。
- 家族を養っていくには稼がなくてはならない。
- 稼ぐためには働かなくてはならない。
働かないといけない。働かなければならない。
この考え方でいると、そのうち「何のために」と考えだします。
そして答えを「生活」「子供」「妻」「家族」などに見つけようとします。
でもね。
「しなければならない」で働いている限り、働く理由なんて見つからないんです。
それに「一体何のために」と考えてしまうのは、絶対心と体が疲れています。
楽しめる仕事をしよう
仕事を楽しむには色々な方法があります。
でもまぁ、長く勤めていたけど何時も「何のために働くんだろう」とか「なんでこの会社で働くんだろう」とか、ネガティブな事を考えるなら、別の仕事を探した方が良いかもしれません。
とは言え年齢もありますし、生活もありますから、すぐに転職! ってわけにはいかない人もいるでしょう。
もっと言えば、別に会社に就職することだけが働くってことじゃないんです。
独立したっていいでしょう。
自分が楽しんで仕事をしたいなら、会社員から農家になったって良いんですから。
将来を思い描き、出来ることからやっていこう
小説家になりたければ電子書籍を作っても良いでしょうし、お店を持ちたいのなら、ネットショップを作ってみるのはどうでしょう。
在宅で気ままに働きたければ、クラウドソーシングで仕事を探してみても良いかもしれません。
転職したいのなら取りあえず転職サイトに登録して、オファーを待ってみる。
オファーがないのなら自分から動いてみても良いかもしれません。
「何のために働いているんだろう」なんて暗い事を考えるより、とにかく行動して現状を変えてしまいましょう。
例えば転職サイトのリクナビNEXTに登録してみる。
リクナビNEXTなら、職務経歴をきちんと入力すれば、想像もしなかった業種や企業からオファーメールが届くこともあります。
公式サイトはこちら➡リクナビNEXT
転職サイトに登録するだけで現状が変わるとは言いませんが、今はどんな求人が出ていて、どのくらいの給料なのかを調べるだけでも違います。
仕事を変えるなら転職エージェントを利用する
何のために働いているのか分からず、仕事を変えてみたいと思うのなら、転職エージェントに相談することをおすすめします。
なぜなら多くの転職エージェントでは、相談だけの登録も受け付けているから。
「本当に転職するべきかどうか」
「今後のキャリアプランをどうすればいいのか」
「どんな仕事に向いているのか」
こういった漠然とした思いを、転職エージェントを利用することで、キャリアコンサルタントに相談できるんです。
もちろん相談した結果「今の会社に残ります」でも問題はありません。
つまり転職エージェントを利用すれば、今後のキャリアプランを相談できるだけじゃなく、キャリアプランに合った求人まで紹介してもらえるのです。
もし気に入らなければ、求人の紹介を断ればいいだけ。
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最後に
本当に幸せそうに、楽しそうに働いている人は、「何のために働くのか」なんて考えていませんよ!
この記事を読んだことをきっかけにして、出来ることから始めてみませんか?