「仕事に行きたくない」と朝泣いてしまうのは、ストレスが溜まり、心が悲鳴を上げている証拠です。
なぜそう言い切れるのかというと、私自身仕事がつらくて泣いていた経験があるからです。
仕事のことを考えると、自然と涙があふれてくる状態で、無理をして仕事に行く必要はありません。
無理をして行き続けると、心が耐えられる限界を超えてしまい、取り返しのつかないことになる可能性さえあります。
この記事では「仕事に行きたくない」と、朝泣いてしまうときの対処法について紹介しています。
仕事を休んでもいい
「仕事に行きたくない」と朝泣いてしまうのなら、とりあえず仕事を休んでください。
つらい気持ちを抑えて出勤をしても、仕事がはかどらない可能性があります。
1日休むだけで疲れが取れ、気持ちが晴れやかになるのであれば、休んでいいのです。
会社への連絡はどうするか
会社に連絡するときは「体調不良」または「風邪を引いた」と伝えれば、まともな会社なら休ませてくれます。
ウソは付きたくなくと思うかもしれませんが、「ストレスで行きたくない」と伝えても、まともに取り合ってくれないでしょう。
それどころか「皆ストレスを抱えながら働いている」と、一喝されてしまうことさえあります。
わざわざもめる原因を作る必要はありませんよね。
なので「体調不良」または「風邪を引いた」と伝えるようにしましょう。
休まない方が良いケース
急ぎの仕事を抱えていたり、自分でなければできない仕事がある場合は、つらいかもしれませんが出社するべきです。
なぜなら休んだことが原因で「みんなに迷惑をかけた」と落ち込んだり、「明日倍の仕事をしないといけない」と不安になったりするからです。
これでは何のために休んだのか分かりませんよね。
休みを取ることで負担が大きくなるのなら、休まずに出社するべきです。
泣きたくなる原因を考える
「仕事にいきたくない」と泣いてしまうのには、次の2つの原因が考えられます。
- 職場に嫌なことがある
- 理由がわからない
ひとつずつ説明します。
職場に嫌なことがある
職場に嫌なことがある場合は、会社に相談したり、取り組み方を変えることで、解決できるかどうかを考えてください。
もし解決できる内容であれば、つらいかもしれませんが自ら働きかけることが大切です。
ですがパワハラやセクハラ、いじめなど、とても解決できない内容であれば、転職も検討してください。
人事部や労働基準監督署などに相談することで、解決する場合もありますが、相当な時間がかかりますし、体力と気力も必要です。
結果として職場に居づらくなることもありますので、万が一を考え、転職も検討しておくべきです。
理由が分からない
ストレスが限界に達すると、自分でも理由がわからずに泣いてしまうことがあります。
この状態は心が悲鳴を上げているのと同じです。
「まだ大丈夫だろう」と、我慢していると取り返しのつかないことになりかねません。
ストレスが限界に達していることを自覚し、病院に行くなどの対策をとってください。
涙はSOSのサイン
自然と涙があふれてくるのは、心が「助けて」と悲鳴を上げている証拠です。
耐え続けたことで大きく膨れあがったストレスを、涙を流すことで「気が付いてほしい」と心が叫んでいるのです。
なので「疲れている」と考えて、無視するのはやめましょう。
ましてや「まだ大丈夫」だと耐えるのは危険です。
自然と涙があふれてきたら、少しだけ立ち止まって自分の心と向き合うことが大切です。
もし理由も分からずに「仕事に行きたくない」と涙が溢れてくるのなら、早めに次の仕事を探してください。
また無理をせずに、診察を受けることも考えてみてください。