社員旅行や飲み会に参加する人、年々減ってます。
3年に1回、毎月積み立てていたお金プラス会社からもお金が出て、社員旅行に行くんですが、去年は参加者が少なすぎて結局旅行は中止に。
じゃぁどうするかと、知恵を絞った結果。
近場の温泉で宴会やって皆で泊まろうと言うことになったんです。
参加しない人が半数
旅行と違って1日一緒にいるわけじゃないし、車で行ける距離だから参加者も増えるだろうという思惑もあったようですが、旅行に行かないって言っている人が一泊の宴会に来るわけが無く・・・・・・。
結局少ない人数(半分くらい)で温泉一泊宴会の旅に行かれました。
僕?僕は不参加。
定時に会社まで迎えのバスが来て移動する計画になっていましたが、仕事が終わらない上に翌日も休日出勤の予定だったので断りました。
断るときのポイント
社員旅行を断るのって、勇気がいりますよね。
なので断るときのポイントを小出しで紹介します。
この段落でのポイントは、「ほかの人が行くのかどうか」です。
皆行くのに一人だけ行かないのはさすがにマズイ。
かといって聞いてまわるのも気まずいので、「旅行楽しみですね♪ 参加人数はどうですか?」とても聞いて探りを入れるようにしましょう。
当日はなぜか仕事が早く終わる
普段は1時間くらい皆残業しているのに、なぜかその日は1時間早く仕事が終わっているんです。
なぜ普段より仕事が早く終わるのかというと、管理している上司が楽しみにしているから。
だから確実に早く終わるように段取りを組み、効率よく社員を動かしているんです。
そんなに早く仕事が終わるなら、毎日そのくらい気合入れて仕事をしてほしいですね。
強制参加は労働基準法違反
社員旅行にしろ宴会にしろ、参加者がどんどん減っています。
あまりにも参加者が少ないもんで、強制参加にしようと言う話も出たくらいです。
ただ強制参加にすると労働基準法違反になったり、業務として残業代を支払わないといけなくなる可能性があるんですよ。
勤務時間外に強制で参加させると、仕事として判断されるんですよね。
ましてや宿泊になると休日をつぶすことになり、代休を設定しないといけません。
だから強制参加にするのは難しいんです。
とは言え参加しないでいると「付き合いがわるい」だ、なんだかんだ言われることもあるし、難しいところですよね。
断るときのポイント
もし強制参加だと言われたら、勇気を出して給与が出るのか聞きましょう!
もし出ないと言われたら、「昨今話題の労働基準法違反で、問題になるかもしれませんよ」と、教えてあげてください。
ただし給与が出る場合の強制参加は仕事と同じです。
断れば欠勤扱いになりますから、通常の勤務と考えて参加するしかありません。
宴会の様子
温泉一泊宴会の旅ですが、翌週の月曜にどんな様子だったか聞いてみたところ、深酒、悪酔いする人が続出。
宴会の席でケンカはするし暴れるしで大変だったらしい。
酒に呑まれてひたすら説教する上司とか結構いますし、上下関係に子供のノリが加算された一泊宴会の旅は頼まれても行きたくありません。
こんなことやっているから参加する人がどんどん減るんでしょうね。
職場でも先輩や上司に気を使い、社員旅行でも同じように気を使うなら、行きたくない人が増えるのも当然です。
社員旅行に参加しない人が多い本当の理由
社員旅行に参加したくない理由は沢山あります。
- 休みの日まで会社の人に会いたくない
- 休日を潰してまで行く理由がない
- 上司の相手をするのが疲れる
- 旅費が自腹とかふざけてる
などなど…。
でも一番大きな理由は「立場が上の人(上司や先輩)が、好き勝手なふるまいをするから」です。
家族や友人とは出かけるのに、会社の人と行きたくない理由は他にありません。
先輩だから上司だからと、上から目線、殿様気取りで振舞う人がいるから皆行きたがらないんですよ。
社員旅行を楽しいと思うのは、偉そうに振舞う上司と先輩のなかの、ほんの一握りの人だけです。
社員旅行の目的とは?
社員旅行や飲み会の目的は親睦を深めること、あるいは慰安でした。
会社以外の場所で仕事以外の話もして、親睦を深めれば仕事もスムーズに進むようになる。
そういう思いから行われるようになったものです。
これはある意味「終身雇用」の考え方とも結びつきます。
一度入社したら定年まで一つの会社で勤めあげる、だからこそ上下関係を含めて絆を深めないといけない、という思いもあったはずです。
ですが今は2人に1人が1回、3人に1人が2回以上の転職を行う時代。
そもそも関係を深める必要性がなくなっているんです。
いまだに社員旅行や飲み会にこだわる会社もありますが、参加したくない人が増えているのなら、いっそ取りやめた方がいいかもしれません。
強制参加を目論む人もいる
存在意義が薄くなっている社員旅行。
ですが宴会好きや部下に持ち上げられるのが好きな人は、「人が集まらないなら強制参加にすればいい」と言い出すことがあります。
社内に常識のある人がいれば「強制参加」になることはまずありませんが、そんな会社ばかりじゃありませんよね。
声の大きい人が力を持っていて、「あの人が言うなら従うしかない」と、強制参加になってしまうこともあるのです。
参加を強制するなら転職も視野にいれよう
社員旅行への参加を強制するような会社なら、転職も視野にいれて行動しましょう。
なぜなら、親睦を目的とした社員旅行は「業務」じゃないから。
会社が参加を強制する旅行は「業務」になり、休むことが難しいからです。
気を使うだけの社員旅行を強制する会社で、働き続ける理由はありません。
ましてや社員旅行を「業務命令」などどいう上司がいたら、その会社は最悪です。
さっさと見切りをつけて、ほかの会社に移ることを考えるべきでしょう。
コツは転職サイトや転職エージェントを利用して、静かにひっそりと次の仕事を探すことです。
強制参加させないと親睦が深められない会社は、社内体制のどこかに変な歪ができていると思います。
もしあまりにも仕事がつらくて退職したいのなら、こちら「泣くほど仕事がつらい人へ。本当につらいときは耐えずに逃げてください」を参考にしてください。
社員旅行を断るポイントとは
記事中でもいくつか紹介した、社員旅行を断るポイントを紹介します。
参加人数を確認する
ひとりだけ断ると、後々居づらくなるものです。
なのでほかの人が参加するかどうかを確認しましょう。
参加者が少ないと断りやすくなります。
「予定がある」「急用ができた」とでも言って、断ってしまいましょう。
曜日を確認する
社員旅行に行く日取りも大切なポイント。
もし土日祝日にかぶるのなら、不参加の言い訳が作りやすくなります。
例えば…
- 学校の行事(入学式、卒業式、三者面談、懇談会など)
- 親戚の集まり(法事など)
- 十数年ぶりの同窓会
- 祖父母の介護
- 両親の病院検査の付き添い
などです。
平日の場合は、その日にやらないといけない仕事を作る! ことが効果的ですが…ちょっと難しいですね。
私は営業なので、「お客様に呼ばれた」と言って出張を入れて断りました(笑)
最後に
社員旅行の様子を聞いたとき、心の底から行かなくてよかったと思いました。
上司や先輩が酔っぱらって悪ふざけをしている。
そんな場には絶対に行きたくありません。
そろそろ時代遅れにもなりつつありますし、行きたくない人が多いのだから、社員旅行自体無くなってくれると嬉しいです。