職場に嫌いな同僚がいるとなんとなく仕事がつまらなくなったりしますよね。
出来れば仕事だと割り切ってしまうのが一番良いのですが、一度「嫌い」だと思うとどうしてもその人の言葉や行動が気になってしまうもの。
この記事では、仕事で嫌いな同僚がいるときの対処法について書いています。
仕事で嫌いな同僚がいるときの対処法
まずは仕事で嫌いな同僚がいるときの対処法を紹介します。
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気が付かれないように距離をおく
仕事上だけの付き合いであれば、必要以上に近寄らず、仕事に支障が出ない程度に接するのが大人の対応です。
嫌いな相手を意識しすぎて険悪なムードになってしまっては、仕事に弊害がでるかもしれません。
ある程度距離をおき、必要以上に近づかない、適度な距離を保った人間関係を作り、それを維持することが大人の対応とも言えます。
会社は仕事をする場所ですから、必要以上に一緒に居たり話をする必要はありません。
もし職場であからさまに嫌な態度を取ったり、「あいつは嫌いだ」と言って回ったりしたら、面倒くさい人として同僚ではなくあなたが嫌われてしまう可能性があります。
上司から「協調性に欠ける」と言う評価をされるかもしれません。
あくまでも仕事をする場所なので、必要最低限のことだけを話すようにして、相手に気づかれない程度の距離をおくようにしてください。
嫌いな人と一緒に行動するのは辛いものですから、適度な距離感を保つことは大切なことです。
仕事に集中する
仕事に集中していれば周りの人間関係など気にならなくなります。
ぼく自身、ホームセンターの店長時代にあまりにワンマンで仕事を進めすぎ、従業員全員から無視されたことがありますが、仕事に集中していたため全く気が付かなかったことがあります。
その後従業員から「あなたを無視しても、無視している事に気が付いてくれないから何の意味もなかった」と飲み会の席で言われました。
無視しても相手にしなければ、無視している側も何もできなくなるものです。
どこが嫌いなのかを考えてみる
どうしても嫌いな同僚と一緒に行動しないといけないのなら、同僚のどこが嫌いなのかを考えてみてください。
嫌いな理由が分かれば対処する方法も見つかるかもしれません。
ただ、人が人を嫌いになるのに理由がないことも多々あります。「生理的に嫌い」と言うやつですね。
もし嫌いな理由を考えても見当たらない時は、もともとの相性が悪いのだと諦め、あくまでも仕事上の付き合いだと割り切りましょう。
嫌な部分を伝え直してもらう
嫌いな人に「嫌だな」と思う部分を伝えて、直してもらうよう促すのも1つの方法です。
ただし、言い方を間違えると険悪な雰囲気になったり、相手から必要以上に嫌われたりする可能性もあります。
また、人の行動や性格を変えてもらうのはすごく難しいことなので、言い方には特に注意して伝えるようにしてください。
嫌われても良いのなら、あからさまに態度に出す
面白いもので「あいつは嫌いだ」と思って接していると相手もあなたのことを嫌い始めます。
お互いに嫌いになってしまえば、関わりあうことも減りますし、ある意味都合が良いかもしれません。
例えば、飲み会などで離れて座る、話しかけられても最低限答えるだけにする、仕事以外の話題を振らない、などですね。
ただし険悪な雰囲気になると、あなた自身の評価が下がる可能性はあります。
気を付けたいこと
この記事で書いている対処法を試してみれば、嫌いな人と距離をおくことができ、楽になれるはずです。
ですが、たとえ嫌いな同僚でも同じ職場で働く仲間です。
嫌いだからと言って避けたり、必要以上に距離をおいたりすることは得策ではありません。
必要以上に距離を置いてしまうと、「協調性のない人」と思われる可能性があることは、先に書いた通りです。
もしその同僚が強い職場への影響力を持っていると、あなたの立場が悪くなる可能性さえあります。
職場で大切なのは、滞りなく仕事を進めて成果を出し、利益を上げること。
学校とは違いますから、成果が出せれば人の好き嫌いなどどうでも良いことです。
自分の立場が悪くならないように、たとえ嫌いな人でも、接し方には十分注意してください。
あからさまに嫌な態度をとる同僚がいたら
あからさまに嫌な態度を取る同僚がいるときの対処法を紹介します。
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人が人を嫌うのに理由なんていらない
先ほども書きましたが、人が人を嫌うのに理由は必要ありません。
なので嫌な態度を取られている理由が、全く分からないこともあるのです。
例えば…
- 見た目が気に入らない
- 髪型が気に入らない
- 目つきが気に入らない
- 言葉のイントネーションが嫌だ
- 雰囲気が嫌い
- 存在が鼻につく
…など、本人ではどうしようもないことでも、嫌われることがあります。
言い換えれば「なぜ嫌われているのか」と、悩む必要はないということ。
人が人を嫌うのに、理由は必要ないことを、知っておいてください。
媚びたりせず普通に接する
あからさまに嫌な態度を取る同僚への対処法は、普通に接することです。
挨拶はきちんとしますし、仕事に関係のある話は普通に交わしてください。
間違っても機嫌を取ったり、仲良くなろうと媚びたりしないこと。
ほかの人と同じように普通に接していれば、何の問題もありません。
むしろあなたに嫌な態度を取る同僚の評価が、自然と下がっていくはずです。
2人きりで話をしない
あからさまに嫌な態度を取る同僚と、2人きりで話をしないようにします。
なぜならあなたが話していないことも、「あいつから聞いた」と言いふらされる可能性があります。
話をするときは、周りにほかの人がいる環境で話をしましょう。
仕事に支障が出るようなら上司に相談
もし仕事に支障が出るほど嫌な態度を取るのであれば、上司に相談します。
相談するときは「嫌な態度をとってきます」ではなく、「〇〇のため仕事に支障が出ています」と、仕事に支障が出ている具体的な内容を上司に伝えることが大切。
なぜなら個人的な好き嫌いは上司も対応しづらいもの。
ですが、仕事に支障が出ているのであれば対応しやすいからです。
あくまでも仕事を中心に考えて、上司に相談するようにしてください。
まとめ
仕事で嫌いな同僚がいるときの対処法と、あからさまに嫌な態度を取る同僚場合の対処法について紹介しました。
一番お勧めの対処法は、周りの声や行動が目に入らないくらい仕事に集中することです。
職場は仕事をする場所ですから、好き嫌いを表に出しても意味がありません。
結果を出せない人は、一緒に仕事をする相手を選ぶことも出来ないのです。
周りが目に入らないくらい仕事に集中すれば、いつの間にか周りが変わっていたということも良くある話。
あの人が好きだ、嫌いだと考えるよりも、目の前の仕事に集中しましょう。