
10代は2回転職すれば、希望の職に就ける可能性があります。
なぜなら新卒では入社が難しい有名企業も、中途だと採用されやすくなるからです。
また2回転職すれば、あなたがやりたい仕事に必要な経験やスキルを、身につけることもできます。
だから!
10代で仕事を辞めたいと思っても、安易に辞めちゃダメです。
どんな仕事に就きたいのか。
やりたいことは何なのか。
しっかりと考えてください。
そして、後悔しないように、やりたいことができるように。
しっかりと計画を立てて行動しましょう!
フリーターの方が稼げるのは若い時だけ
10代の転職で絶対にやってはいけないこと。
それは、フリータになることです。
・楽だから
・稼げるから
そんな理由でフリーターになっちゃダメです。
確かに20代前半なら、正社員よりフリーターの方が稼げます。
ですが20代後半で正社員と給与が逆転し、30代では数百万円の差が出ます。
具体例を出しますね。
まず、フリーターの年収。
おおよそ290万円程度です。
これは時給1500円で1日8時間、月20日働いた場合。
しかも、長く勤めても年収が増えることはありません。
つぎは正社員の場合。
正社員だと、20代前半で2人に1人が年収300万円を超えます。
しかも20代後半なら、10人に8人が年収300万円を超えるんです。
どっちが多いかなんて、言わなくてもわかりますよね。
つまり、フリーターが楽で稼げるのは若いうちだけ。
頑張っても、経験を積んでも収入は増えません。
だからフリーターになるのは止めるべきなのです。
一度フリーターになると復帰が困難に
フリーターは責任も軽く、スケジュールも融通が利きやすい。
途中で辞めても次が見つけやすいので、楽で働きやすいと長く働いてしまいがち。
実はここに落とし穴があります。
フリーターは誰でもできる単純作業が多く、長く勤めてもスキルや知識が身につきません。
なので、同年代の正社員と比べると、どうしても見劣りしてしまうのです。
すると、正社員に戻ろう思っても、経験やスキル不足で採用されなくなります。
そして散々苦労した結果、楽なフリーターに戻ってしまうことになる。
だから、一度フリーターになると、正社員への復帰が難しくなるのです。
関連記事:フリーター・ニートから正社員になりたいと思ったら読む記事
短期間で転職をすると不利になる
「フリーターじゃなければいいんだろ?」
と、転職を繰り返すのもダメです。
何回も転職すると、本当に良い会社にそっぽを向かれます。
何しろ「若さ」は、それだけで武器になるもの。
しかも10代は、仕事を覚えるのも早い。
なので、成長を期待して採用する企業が多いんですよね。
その成果、ちょっと仕事を探せば、簡単に見つかる…かもしれません。
ですが、「簡単に転職できる」とは思わないでください。
簡単に次の仕事が見つかると、少し嫌なことがあれば「簡単に転職できるだろう」と辞めてしまうもの。
我慢せずに仕事を辞め、職を転々とし続けると、いつの間にか辞め癖がついてします。
これがまずいんです。
年齢に関係なく、短期間で転職を繰り返す人は「すぐやめる人」だと思われ、採用されなくなります。
「若いから」とか。
「すぐ見つかるから」とか。
そんな気持ちで転職を繰り返せば、お先真っ暗になる、ってことです。
若さに胡坐をかいて、転職を繰り返すのは絶対にやめてください。
自分で自分の首を絞めることになりますよ。
関連記事:転職を繰り返すと再就職が厳しくなる理由
2度転職すれば希望の職に就ける
さて、本題です。
10代は2度転職すれば、希望の職に就職できる可能性があります。
やり方は簡単。
- 希望する職種で求められるスキルや経験を調べる(求人票から情報を集める)
- 求められるスキルや経験を身に着けられる仕事に転職する、または学校に通う
- 25歳までにスキルと経験を身につけ、もう一度転職する
たったこれだけです。
例えば、経理を目指すなら、今の仕事を続けながら簿記などの資格を取得。
同時進行で、経理への異動を希望し実務経験を積む。
で、その経験を活かして、さらに待遇の良い会社へ転職する。
これだけで、給与がめっちゃ増えます。
しかも、重要な人として扱われるおまけつきです。
あるいは、経験を積みつつ勉強を続け、公認会計士や税理士の資格を取得。
税理士事務所などに転職してさらに経験を積み、独立開業することも夢じゃない!
簡単な道ではありません。
でもこれって、若いからできることなんです。
嘘だと思いますか?
でも、真実です。
若いうちに方向を決めて行動すれば、希望の仕事に就職できる可能性が十分ある。
あとは、やるかやらないか。
それだけです。
転職活動はハローワークと転職エージェントを利用する
目標を決めてからの転職活動は、ハローワークと転職エージェントを使いましょう。
ちなみに情報を集めるだけなら、転職サイトが使いやすくておすすめです。
ハローワークの使い方
ハローワークは、地元の中小企業の求人が多く掲載されています。
なので必ず求職登録して利用してください。
ハローワークの場所はこちら⇒厚生労働省「全国のハローワークの所在案内」
ハローワークは良くも悪くも職員が受け身です。
自らやってほしいことを積極的に伝えないと、求人を紹介してもらうだけになってしまいます。
なので、こうしてほしいという希望を、恥ずかしがらずに伝えましょう。
希望すれば職業適性検査、職業訓練、履歴書・職務経歴書の書き方など、色々なサポートが受けられます。
冗談じゃなくて、希望しないと何もしてくれないのがハローワークというところ。
なので、積極的に「こうしてほしい!」と伝えてください。
転職サイトの使い方
転職サイトのメリットは2つ。
・企業からスカウトメールが届く
・自宅から面接の申込みが出来る
スカウトメールは予想外の企業から届くこともあります。
つまり、転職サイトに登録するだけで、可能性をひろげることができるんです。
自宅から面接の申し込みができるのは、忙しい人にとって大きなメリットですよね。
しかもほとんどの転職サイトは、無料で利用できます。
掲載されている求人も豊富。
なので、希望の仕事がどんな経験やスキルを求めているのかを、調べるのにも役に立ちますよ。
最後に
はっきり言いますが、高卒だとそんな大した仕事はありません。
私も高卒。
しかも、おバカ高校卒なので、よくわかります。
ですが、2回転職するなら話は別です。
2回転職すれば、目的の仕事に就ける!
…可能性があります。
これ、マジですよ。
大切なのは、どういう道をたどればより良い方向に行くのかを考えること。
適当に転職しないことです。
仕事に必要な経験やスキルは、求人票を見ればわかります。
あ、学歴は無視する方向で!
実力があれば結果は変わりますから。
経験とスキルを身につけられる転職をして、人生変えましょう!