
仕事が長続きしないと、自分に腹が立ってきますよね。
本当は生活や将来のためにプラスになるとわかっていても、嫌になるとすぐに辞めてしまう。
そんな習慣を何とかしたいと考えているけど、どうするべきかがわからない。
この記事では仕事が続かない人に向けて、続けるための考え方を紹介しています。
仕事が続かない理由
仕事が続かない理由は大きく次の3つです。
- 職場の人間関係
- 仕事内容
- 本人の性格
ひとつずつ説明していきます。
理由1「職場の人間関係」
職場の人間関係は実際に働いてみないとわかりませんよね。
入社してから人間関係の悪さを目の当たりし、「こんな職場は嫌だ」と辞めてしまう方は大勢います。
とくに多いのが、先輩や同僚からの「嫌がらせ」です。
- 仕事を教えてくれない
- 手柄を横取りする
- 連絡事項を伝えてくれない
- 失敗を押し付ける
こういった嫌がらせは、新人だと対処するのが難しいことがほとんど。
周りに親しい同僚もいないので相談することもできず、結局辞めてしまうのです。
対処法としては、原因が「自分」なのか「相手」なのかを知ること。
そのために次の7項目をチェックしてください。
- 挨拶はきちんとしているか
- 呼ばれたら「はい」と返事をしているか
- 教わるときはメモを取っているか
- 失礼な態度をとっていないか
- 仕事の期日は守っているか
- 「ホウ・レン・ソウ」を行っているか
- 影口や悪口を言ったことはないか
すべての項目をクリアできたのなら、相手に原因がある可能性が高いです。
「相手」に原因がある場合は、嫌がらせの証拠を集めて上司か人事部に相談することで、解決できるケースもあります。
もし解決できないのなら、他の仕事を探すべきでしょう。
「自分」が原因の場合は、ほかの職場に行っても同じように人間関係で悩むことになります。
仕事を辞めるのではなく、まず悪いところをなおすこと、なおそうと努力することが大切です。
理由2「仕事内容」
仕事内容が思っていたのと違っていた。
もし入社してからそう思ったのなら、求人票と実際の仕事が違っているかもしれません。
確認をしてみて本当に違っていたら、ハローワークや間に入ってくれた人材紹介会社に相談しましょう。
納得がいかないのなら、他の仕事を探すべきです。
でも募集されたとおりの内容だったなら、その仕事を続けたいかどうかよく考えてください。
もし続けたくないのであれば、なぜその会社に就職したのか原因を考えます。
- 面接で仕事の内容を確認しなかった
- 求人票をよく見ていなかった
- 仕事を勘違いしていた
- 雑用がないと思っていた
など必ず原因があるはずです。
原因がわかれば、次の仕事を探すときに注意することが出来ます。
また「自業自得だ」と思えれば、今の仕事で頑張るきっかけになるかもしれません。
理由3「本人の性格」
仕事が続かない理由で厄介なのが「本人の性格」です。
例えば次のようなもの。
- 飽きっぽい
- 怒りっぽい
- コミュニケーションが苦手
すぐに仕事に飽きてしまう、つまらないことで同僚や上司と喧嘩をする、職場の人とコミュニケーションを取ろうしない。
こういった理由で仕事が続かない方は、性格に合った仕事を探す必要があります。
コミュニケーションが苦手なら、人と接する機会の少ない仕事なら続けられるのはないでしょうか。
飽きっぽい方は商品企画や営業など、刺激の多い仕事が向いているかもしれません。
程度によりますが、些細なことですぐ怒る方はむずかしいですね。
怒りっぽい性格を変えないと、就職先がないかもしれません。
理由が分かれば長続きする仕事も探せる
仕事が続かない理由が分かっていれば、 長続きしそうな仕事を探すことができます。
そのためのポイントは次の3つです。
- 職場環境の良い仕事を探す
- 仕事内容をきちんと確認する
- 性格に合った仕事を探す
これらを満たす仕事を探すことは、はっきり言って個人では難しいでしょう。
なぜなら職場環境は就職しないとわかりませんし、仕事内容は求人票でしか知ることができません。
自分の性格に合っているかどうかも、結局はやってみないと分からないのです。
そこでオススメしたいのが、転職エージェントを利用することです。
転職エージェントは求人企業から直接求人を出してもらうので、職場環境や仕事内容について情報を持っています。
性格に合う・・・かどうかは残念ながらわかりませんが、相談する価値はあるでしょう。
最後に
短期間での転職を繰り返すと、選択できる仕事の種類が減っていきます。
なのでつらいことや嫌なことがあっても、ある程度は我慢して働き続けることも必要です。