仕事を辞めたい。でも言い出せない方へ。まずは「言わない」とどうなるかを、考えませんか。

会社員として働いていれば、嫌なことや大変なことを沢山経験します。
ときには、あまりに辛くて「もう辞めたい」と思うこともあるでしょう。

嫌なことや大変なことがあったとしても、一晩寝れば忘れられたり、お酒を飲めば忘れられるならまだまし。
なかには、何週間も何カ月も「仕事が嫌だ、辞めたい」と思っているのに、なかなか「辞めたい」と言い出せない人もいるようです。

ぼくは初めて入社し8年間勤めた会社を、仕事での大きなミスが切っ掛けで辞めました。
ミスが切っ掛けですから、なかなか辞めたいとは言い出せず、悩んだことを覚えています。

この記事は、ぼくがどんな風に辞めたのかが、辞めたいのに言い出せない方の参考になればと思い書いています。

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会社に入社した理由

会社に入社した理由は簡単です。

  • みんな正社員になるものだと思っていた
  • 早く就職しろと親がうるさかった

これだけです。
小売業を選んだのは、アルバイトで経験があったから。

高校卒業後、専門学校に通いましたが、数か月で辞めて田舎に帰ってきました。
そして就職するために必須だった「普通自動車運転免許」をとるために、アルバイトで働きながら教習所へ通う日々。
免許を取得したら、次は就職するためにハローワークで求人票を眺める日々。

当時はニートやフリーターと言った言葉もなく、ハローワークでの若者支援もない時代。
なので、手に入る求人は中途採用向けのものばかり。

当然、働いた経験のない10代が応募できる求人も少なく、唯一仕事内容を想像できたのが、小売業だったのです。
それに、正直なところ就職出来ればどこでも良かった、と言うのもあります。

何故会社を辞めたいと思ったのか

会社を辞めたいと思ったのは、仕事で大失敗をしたからです。

ただ大失敗と言っても、当時の先輩や上司に教わったやり方で、作業を進めただけ。
つまり、最初から間違ったやり方を教わっていたのです。

その結果、失敗の内容が全店にFAXで流れ、注意喚起するほどの大事に発展!

この失敗がきっかけで仕事自体が嫌になりました。
ちなみに教えてくれた先輩には「あほだな。さっさと処理すりゃいいのに」と、言われました…。

ミスは時間が経てば風化していきます。
周りの人も、時間と共に気にしなくなっていきました。

ですがぼく自身がつらかったのです。
このことをきっかけに、仕事を辞めることを、本気で考えるようになりました。

みんなの辞めたいと思う理由

皆が仕事を辞めたいと思う理由は

  • 影口、悪口が多い
  • いじめや嫌がらせがある
  • 上司が無能
  • 仕事をしない正社員が多い
  • ノルマに対するプレッシャーがきつい
  • 給与が安い
  • やりたい仕事をやらせてもらえない

など、一番多いのが人間関係の問題、次が仕事内容や給与への不満です
ぼくが辞めたいと思った理由は、仕事内容への不満と、上司への不満の2つが重なっていますね。

勤め続けるとどうなるかを真剣に考えた

失敗をきっかけに、この会社で働き続けた場合と辞めた場合のことを、本気で考えるようになりました。

まず給与テーブルで将来の給与額を計算。
また、失敗を踏まえてどこまで出世できそうかを、自分なりに考えました。

さらに出世するにはどうすればいいのかを調べ、行動できるかどうかも考えたのです。

その結果。
今のまま働いていれば、あと数年で出世は止まり、給与は40歳で頭打ちになることがわかりました。
また、さらに出世し、給与を増やすためには、全国転勤を受け入れないといけないこともわかりました。

ただしこの会社の転勤は、ひどいケースだと3ヶ月で別の店に異動させられる、と言うもの。
家族を養っている身としては、短期間での転勤はとても受け入れられません。

辞めるとどうなるかを真剣に考えた

辞めるとどうなるかも、一生懸命考えました。
はっきり言って仕事を辞めても、明るい未来が待っているとは限りません。

人間関係や仕事の内容、職場の雰囲気などは、転職してみないと分からないからです。

当時は転職サイトなどがなかったので、求人はハローワークで探すしかありませんでした。
しかもハローワークは、退職日が決まっていないと紹介してくれなかったので、在職中の転職活動を行いにくい環境だったのです。

それでも、明るい未来があると信じて、仕事を辞めることにしました。

在職中に転職活動を始める

今は転職サイトや転職エージェントなどのサービスがありますから、辞める前に転職活動を始めてください。
転職活動を行うことで、自分の市場価値が変わり、本当に転職できるかどうかの判断もできます。

言ったらどうなるんだろうと、考えても意味がない

正直な話、辞めることを決意してから言い出すまでに、かなり時間がかかりました。

最初に伝えないといけないのは家族です。
ですが、家族に伝えるのは、かなり勇気がいることです。

  • 止められるかもしれない
  • 怒られるかもしれない
  • 口もきいてくれないかも
  • びっくりして家出されるかも
  • もしかして離婚したいって言われるかも
  • ご両親にまで話が言ったらどうしよう

こんなことを永遠と考え、なかなか言い出せなかったのです。
実際に家族(妻)に辞めたいという気持ちを伝えてからも、「辞めていいよ」と言ってもらうまで何度話をしたか分かりません。

そして家族の許可を貰ったら、次に会社へ伝えないといけません。

  • 止めてもらえるかな
  • あっさりOKされたら嫌だな
  • で求められても困るな
  • 皆にばれたらどうしよう
  • 皆が知ったらどんな顔するかな
  • 〇〇さんは泣くかもしれないな
  • 裏切り者とか言われないかな
  • これがきっかけでいじめられたりしないかな

上司に「辞めたい」と伝えるまで、こんなことを考えていました。

ただ実際に話しをしてみると、想像とは違った反応が返ってくることがほとんどです。

なので「辞めるって言ったらどうなるんだろう」と考えるのは時間のむだ。
むしろ、言わないと話が進みませんから、言うべきなのです。

家族へは共感してもらうことが大切

家族へ仕事を辞めたいことを話すときは、共感を得ることが大切です。

はっきり言いますが、仕事の辛さや厳しさは、同じ仕事をしている人にしか分かりません。
なので、自分の気持ちを前面に出して話をしても、まず伝わらないでしょう。

できれば転職活動を始める前に、「辞めたいと思っている」ことを相談してください。
そして、相手の話をしっかりと聞くことです。

話を聞くことで「不安に思うこと」が明確になります。
不安が明確になれば、取るべき行動も明確になりますよね。

転職活動で不安をひとつずつ潰していけば、自然と転職への共感も得られるようになります。

ただし、すでに次の仕事を決めている場合は、時間をかけて説得するしかありません。
休日や給与がどうなるのか、次はどんな仕事に就くのかなど、相手が納得するまでじっくりと話してください。

「言わなかったらどうなるか」を真剣に考える

どうしても「辞めたい」と言えないのなら、今のままだと将来どうなるのかを考えてください。

  • 将来の給料が見えているとしたら
  • 出世が出来ないことが分かっているとしたら
  • 60歳になっても今と同じ仕事をやらないといけないとしたら

そんな人生で本当に良いんですか?

給料が増えないとしたら、子供の教育費や親の介護費はどうなるのか。
家も変えず、アパートにも引っ越せず、ずっと今の部屋で良いのか。
子供部屋も与えられなくていいのか。

などなど。

本気で考えた将来がマイナスばかりだとしたら、意外とあっさり言えるものです。

上司にどうやって伝えたのか

上司に退職を伝えるのは、タイミングを見計らってしまい、なかなか難しいもの。
突然「辞めさせてください」と言えばいいのか、それとも「お話があります」がいいのか、悩みますよね。

ちなみに今までに3回仕事を辞めていますが、すべて直接上司に話しています。

最初の退職では「退職届」をポケットに入れておき、上司に「これお願いします」と言って手渡しました。
この方法なら、封筒の文字を見た上司が、色々と聞いてくれるので楽です。

2回目も同じ方法で上司に手渡しました。

3回目は「お時間をください」と言い、休憩室で「仕事を辞めさせてください」と言いましたね。
このときは、退職届はあとで手渡しています。

言い出せない時は

なかなか上司に言い出せない時は、まず時間を作ってもらうようにしてください。
そのためには「ご相談したいことがありますので、ご都合の良い日に少しお時間をいただけませんか?」と伝えること。

口頭で直接お願いしてもいいですし、メールで依頼しても構いません。

時間を作ってもらえたら、退職届を「これ、お願いします」と手渡せばOK。
「辞めさせてください」と言うよりも、退職届を渡す方がスムーズに話が進みます。

引き止められた場合

あなたが優秀であれば、上司から「考え直すように」と引き止められるはずです。
中には特に理由もなく引き止める上司もいます。

退職を願い出るときは引き止められることも想定して、相手が納得できる退職理由を準備しておきましょう。

ただし「あそこがいやだった」「ここがいやだった」と、退職理由で嫌なことばかりを言ってはいけません。
なるべくポジティブに、お互いが納得できる理由を考えておきましょう。

引き止められて辞められない場合は、こちらの記事を参考にしてください。

退職時期のルール。退職の意思表示から最短2週間で退職出来る。

辞めると迷惑がかかりそう

今の会社が人手不足で、一人辞めると残された人の仕事量が増えてしまう。
そう思うと辞めにくいかもしれません。

でも冷静になって考えてみてください。

周りが忙しいからと言って、あなたが辞められないのはおかしいと思いませんか?

人手不足を解消し、激務をなくすのは、あなたではなく会社の責任のはず。
そもそも仕事量が多くて迷惑をかけているのは、あなたではなく会社です。

なので、残された人が忙しくなるとか心配する必要はありません。

人手不足で仕事を辞めにくい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
「人手不足の仕事を辞めたいのに辞められない」ときの辞め方

同僚や部下にいつ伝えたのか

退職することを伝えるのは、基本的に退職日当日です。
例外は引継ぎや今の仕事に関係のある人たちだけ。
また、自分から辞めることを周りに話すのはNGです。

辞めることが周りに伝わると、冷たくされたり、余計なことを聞かれたりすることがあります。

これはある意味仕方がないこと。
なぜなら、人が辞めるというのは、大きなニュース…というか、いい話のネタになるからです。

とはいっても辞めるまでのほんの一時のことなので、必要以上に怖がる必要はありません。
辞めてしまえばだれも絡んでこなくなるので、少しの間だけ、我慢しましょう。

どうしても言い出せないのなら

どうしても仕事を辞めたいと言い出せないときは、先に転職先を見つけるのが一番です。
次の仕事が決まっていれば、「言い出せない」と悩んでいる余裕もなくなります。

先に転職先を見つける

まずは転職エージェントに相談して転職活動を始めましょう。そして、自分が働きたいと思える仕事を見つけ内定をもらってください。

その後で、担当のキャリアコンサルタントに退職方法を相談すれば、かなり有益なアドバイスをもらうことが出来ます。



転職エージェント最大手のリクルートエージェントは、求人の量が多く質も高いことで評判です。

担当になるキャリアコンサルタントにより対応に差が出てしまうのが玉に瑕ですが、大手ならではの経験と実績からくるアドバイスは、すごく参考になるので、利用者の多くが「満足した」と感じているようです。

また、求職者の経歴をしっかりと考え未経験の職種でも求人を紹介してくれるので、迷っている方には選択肢が広がって嬉しいですよね。

求人の質だけを考えても登録する価値がある転職エージェントです。

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