仕事についていけないと悩んでいる方へ

新卒で入社して、仕事についていけなくて悩んでいる人。
転職して新しい職場で頑張ろうと思ったのに、仕事についていけなくて悩んでいる人。

仕事についていけないのは辛いもの。
失敗が続くと自信を失ってしまい、思い余って退職を考える人もいるようです。

そうなる前にどう行動すればいいのでしょうか。

仕事についていけないと思う理由

仕事についていけないと思うのは、周りの社員と比べたり、上司や先輩に叱られたりするからです。
なぜ、そういったことが起こるのでしょうか。

仕事を上手くこなせない

周りにてきぱきと仕事をこなす社員がいると、つい自分の仕事と比べてしまい「上手くこなせていないな」と思ってしまうもの。
あるいは自分では上手くできたつもりでも、「容量が悪い」「遅い」などと言われれば、自信を失ってしまいます。

未経験の職種に転職した

未経験職種に転職すると、ゼロから仕事を覚えないといけません。
周りも「社会人経験者に教えている」という意識があるため、教え方がきつくなりやすいのです。

未経験だからこそ感じる不安もあって、ついていけないと思うことは多いでしょう。

専門知識が多く、覚えることも多い

専門知識が多く、覚えることも多い仕事では、覚えることに必死になってしまい、作業が追い付かないことがあります。
努力を忘れなければ時間が解決してくれますが、そこにたどり着くまでは辛いものです。

社風が合わない

独特の慣習がある会社に入社すると、「ついていけないかも」と悩むことがあります。
社風はまず変わらないので、馴染むか辞めるか、考えるべきです。

今の仕事に向いていないと思っている

何かしらの理由があり、妥協して転職した場合にありがちなのが、「この仕事に向いていない」と思うことです。
望んで入社した会社じゃないので、覚えるのも遅くなり、結果として「ついていけない」と思ってしまいます。

仕事についていくにはどうするべきか

仕事についていくために、一番大切なのは「この仕事を続ける」と思うこと。
もし続ける気がなければ、ついていく方法を考えても無意味なので、転職活動を始めましょう。

では、仕事についていくにはどうすればいいのでしょうか。

仕事を覚える

仕事についていくには、まず覚えることが大切。
そのためのポイントは‥‥

聞く

仕事を教わるときは説明から始まりますよね。
なので「聞く」ことはすごく大切。

仕事の流れや注意点、使う道具や材料など、聞き洩らさないようにしましょう。
また効いた内容をメモに取ることも大切です。

見る

作業の説明が終われば、先輩が見本を示してくれます。
ここでは「見る」ことが大切です。

聞いた内容と実際の作業を比較しながらしっかりと見て、分からないことはすぐに質問しましょう。
ここでも見た内容、聞いた内容をメモに取ることが大切です。

目的を明確にする

その仕事を行う目的も確認してください。
目的もわからずに仕事を行うと、望まれている結果と実際の結果にずれが出てしまいます。

何のためにその仕事があるのかを確認し、上司の期待から反れないようにしましょう。

全体像を把握する

仕事は担当ごとに分かれて行われます。

営業が仕事をとってきて、技術が作り方を考え、工場で製品を作り、検査で品質を確認し、配送が納品に行く。
売上は営業が回収して、経理が金額を集計する。人の採用は人事が、雑務や取りまとめは総務が行う。

つまりあなたが行う仕事の先には、他の誰かが仕事を行うことになります。
このことを把握すると、先に対する配慮ができ、仕事の質が上がります。

正直に明るく仕事をする

「仕事についていけないな」とできないことを悔やみ、悩み、下を向いて暗い表情で出勤していませんか?

行動や態度が暗いと、声も小さくなっていきます。
自信がなくなって、積極的に取り組むこともできないでしょう。

行動や態度が暗いと仕事が面白くなくなりますし、最悪の場合、先輩や上司の接し方も悪い方向に代わっていきます。
悪い方へ悪い方へと進んで行ってしまうのです。

そうならないためにも、明るく正直に仕事をしてください。

人間関係を作る努力をする

仕事についていけないと悩んだとき、同じ職場に相談できる相手がいるだけで、気持ちはすごく楽になります。
最初から溶け込むことは難しいですが、できるだけ早く馴染めるように努力してください。

例えば、休憩は皆と一緒に同じ場所でとるとか、話しやすい人に話しかけるなど。

仕事がおろそかになっては本末転倒ですが、将来のためにも人間関係を作る努力は必要です。

どうしても仕事を覚えられない時は

どうしても仕事を覚えられない時は、仕事を細分化して覚える方法を試してください。

例えばバスケットボールのレイアップシュート。

レイアップシュートは、ドリブルからボールを手でもって、ジャンプしてゴールに入れます。
通常は一連の動作として、ドリブルからシュートまでを覚えますが、細分化するときは動作を一つ一つ分けて覚えます。

例えば…

  1. ボールをつく
  2. ボールをつきながら前に進む(走る)
  3. ボールをもつ
  4. 2歩前に進む
  5. 3歩目でゴールに向かってジャンプする
  6. ゴールの傍にボールを置いてくる

といった具合です。
そしてひとつずつやってみて、どこでつまずくのかを確認します。

つまずく場所が変われば、そこだけを繰り返し練習すればいいですよね。

普通うまくできない人へのアドバイスは…

  • 体の力を抜け
  • リリースポイントが違う
  • スピードが足りない

などになりがちですが、それだと分からないこともあるのです。

バスケットボールを例にしましたが、仕事でも同じです。
作業を細分化して行うことで、できないことが明確になり、しっかりと覚えることができます。
もし何度やってもできない仕事があるときは、試してみてください。

辞めるのも選択肢のひとつ

今の仕事についていけないと思ったとき、選択肢としては3つあります。

  • 仕事がうまくできるように、本を読んだり先輩に聞いたりして実力を上げる努力をする
  • この仕事は向いていないと諦め、もっと働きやすい職場を求めて転職する
  • ついていけなくても仕方がないと開き直り、そのまま居続ける

私としては1番を選択する方が好きです。
現状を打破するために努力をする姿は、多くの人が好感を持つはずです。

とは言えついていけない仕事を我慢して続けるのは、やっぱり辛いですよね。
なので2番を選ぶ人がいてもそれは仕方がないことです。

ほかの仕事に転職することで、楽しく仕事ができるのなら、ついていけない仕事を我慢して続ける必要はないでしょう。

3番は・・・ね。
開き直ったら負けです。

転職を考える時期

会社によって違いはありますが、入社してから1か月~6か月試用期間を設けていることがあります。
試用期間は会社側が戦力として役に立つかどうかを見極める期間でもありますが、社員が会社を見極める期間でもあります。

もちろん、仕事を覚えるための期間でもあります。

ほとんどの場合、試用期間の間仕事をすれば、その仕事が自分にあっているかどうかの判断ができます。

例えば営業なら、お客様と話をすることに苦痛を感じたり、アポ取りが辛かったり、ノルマが思った以上にきつかったり、毎日怒られる先輩の姿を見てしまったりと、「ついていけない」と思うことが多いかもしれません。

工場なら技術を教わってもうまくできない、職人気質の上司に毎日怒鳴られる、生傷が絶えないといった理由で「ついていけない」と思うかもしれません。

そのため、試用期間の間一生懸命努力しているのに、仕事が覚えられない、ついていけないと感じるのなら、その仕事はあっていない可能性があるのです。

昔は「石の上にも三年」にならって、つらいことがあっても3年我慢して働けば報われると言われていました。
その言葉を信じて、仕事を覚え一人前になるために、我慢して3年間働くのもいいでしょう。

でも短い人生の中で3年もつらい思いを我慢するのは、もったいない気もします。

「仕事を続ける」のが良いのか、「転職する」のが良いのか。
それぞれのメリットとデメリットを考えてみましょう。

仕事をつづけた場合のメリット、デメリット

ついていけない仕事を続けることにも、メリットとデメリットがあります。

メリット

仕事についていけないと感じながら、それでも頑張って続けていれば、いつかはうまくできるようになります。
石の上にも三年じゃありませんが、我慢した分だけ上達するのなら、続ける価値がありますよね。

また、諦めずに続けたことで自分に自信が持てるようにもなります。
技術職の方が一人前になれば、手に職を持つこともできるでしょう。

デメリット

ついていけないと感じる仕事を我慢して続けることで、体も心も疲れてしまうかもしれません。

失敗すると怒られ、うまくできない自分を責め、同期と比較されることでプレッシャーと感じ、自分自身がつぶれてしまう可能性もあります。

転職した場合のメリット、デメリット

仕事についていけないと感じているのに、我慢して続けて自分がつぶれてしまいそうなら、転職を考えるべきです。
とはいえ転職にもメリットとデメリットがあることは、知っておいてください。

メリット

転職をすることで、より自分に合った輝ける職場に入社できる可能性があります。
我慢して続けるより、気持ちも軽く明るくなるでしょう。

辛い日々から解放されて、気分がすっきりと晴れやかになることもありますし、今より給料や待遇がよくなる可能性もあります。

デメリット

あまり短期間で仕事を辞めてしまうと、こらえ性のない人と見られる可能性があります。
給料や待遇が今よりも悪くなることもあるでしょう。

また短期間での退職を繰り返すと、採用してくれる職場はどんどん減っていきます。
次の仕事がなかなか見つからない可能性もあるのです。

頑張ったけどどうしてもついていけないなら

どうしても仕事についていけないのなら、転職をお勧めします。
仕事についていけない、面白くないと感じながら過ごすのは、人生をつまらないものにしてしまうからです。

とは言え一度仕事についていけないと感じると、どんな仕事でどんな職場を選べばいいのか悩んでしまうはず。

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