出不精は営業になるな!出張のデメリットあれこれ

営業になるともれなくついてくる出張。

ルート営業ならまだしも、業種によっては週3日以上出張しないといけないケースもあります。

何を隠そうぼくがこの週3日以上出張しないといけない営業なのですが、それはもうデメリットだらけ。

この記事では出張が多い営業で感じるデメリットをまとめます。

拘束時間が長い

誤解の内容に言っておきますが、出張の移動時間や宿泊時間は拘束時間には含まれません。

ある条件を満たすと拘束時間になるのですが、まぁそれは置いておいて。

出張と言えば、家から新幹線や飛行機で遠方へ出かけて仕事をすること。

日帰り出張もありますが、ほとんどは1泊か2泊することになります。

仮に1泊2日の出張だとすると、家を出てから帰ってくるまで36時間はかかるのです。

ぼくは環境が変わると神経が張ってしまって眠れないのです。

だから出張は地獄でしかない。

朝は早い時間に家を出て、乗り物酔いに耐えながら新幹線やバスで移動。

お客様を訪問し、やりたくもない愛想笑いを浮かべながら営業をする。

夕方になってようやくホテルへと行くのですが、お世辞にも広いとは言えないビジネスホテルに宿泊。

薄暗い明りの中眠れぬ夜と過ごして、翌日も営業活動。

そしてまた、乗り物酔いに耐えながら家へと帰っていく。

自分の家で、自分のベッドで眠れないのだから拘束されていると言ってもおかしくない気がしませんか?

緊張を強いられる環境に置かれているのだから、拘束時間として扱ってほしいのです。

ホテルに帰って休めればまだ良いほうで、下手をすると一緒に行った上司や先輩の飲みにケーションにつき合わされることとなるのです。

もったいないから他も回れ!?

一度出張に出ると、新幹線で家に帰る金額と宿泊する金額が天秤にかけられることになります。

もし、日帰りで家に帰ってもう一度出張に来ることになれば、旅費が倍かかるのです。

すると、経費削減に必死な上司はこう言います。

「せっかく旅費を払って出てきたのだから、日帰りじゃなく数日泊まって回れるところは全部行ってこい」とね。

考えてみてください。

泊まれば泊まるほど家に帰れなくなるのです。

趣味も何もできない。味気ないビジネスホテルで眠れぬ夜を何日も過ごすことになるのです。

これ、真に受けてやったことがありますけど本当に地獄ですよ。

それも毎週やってみたのですが、もうね。単身赴任と変わりませんね。

週末は家にいるけど月曜日になると「行ってきます」と言ったっきり帰ってこない。

金曜日の夜に「ただいま」と帰ってくるなら、ほぼ単身赴任ですよね。

「もったいないから他も回れ」

まさに悪魔のささやきです。

亭主元気で留守が良いが自然と出来上がる

出張を繰り返すことで怖いのは、家族も夫のいない生活に慣れてくること。

今まで仲の良かった夫婦なのに、出張を繰り返し家にいる時間が減っていくことで自然と亭主元気で留守がいいになってきます。

不思議なもので、子供と妻だけになると食事の準備が楽になるらしいのです。

そんな楽な日が数日続いた後に夫が帰ってくると、食事の準備をするのが面倒くさい。

場合によってはお茶だなんだとお世話もしないといけなくなる。

それなら、出張に出たら帰ってこなくていいよ。

そう思い始めるらしいのです。

夫が出張に行っても生活に困るわけじゃありませんしね。

給料がちゃんともらえて、しかも楽ができるのなら、ずっと出張でいいよ。

そう思ってしまうらしいのです。

上司や先輩がもれなくついてくる

出張に行くと効率よく仕事を進めるために、先輩や上司が同行することがよくあります。

ぼくは昔、嫌いな上司に好かれていたので、出張の予定を入れるたびに頼まなくてもついてこられたことがありました。

もうね。

とにかくうざい。

相手は楽しいのでしょうけどね。

たまりかねて、「一人でやらせて下さい」と直談判したほどです。

仲の良い女子や先輩ならまだ楽しいのですが、もしそれが嫌いな相手だったらどうですか?

寝る時間以外ずーっと一緒にいることになるのです。

しかも!

なぜか知らないけれど、現地までの移動までも一緒。

新幹線の席も、なぜか隣同士。

現地集合じゃダメなのか? と何度も疑問に思ったものです。

嫌いな先輩や上司が付いてくる恐怖。

分かっていただけますか?

とにかく疲れる

出張はとにかく疲れます。

今までで最悪な出張を何度も経験しています。

例えば、朝5時に家を出て午前0時に帰宅。

出張中に緊急事態(不具合)が起こったため、翌日も出張。

しかも!

午前4時集合で移動して午後23時に帰宅。

2日とも車、しかも300キロ以上の長距離だったのでものすごく疲れました。

他にも。

製品に不具合があり、謝るために特急で移動。

お詫びをして、再製作品を受け取るためにまた移動。

夜23時に受取りその足で会社に戻って、寸法確認。

朝5時に駅に移動して始発でまたお客様のもとへ。

そして夕方いったん家に帰ってシャワーを浴び着替える。

その足でまた再製作品を受け取るために移動して・・・。

と言うのを4日間繰り返しました。

寝たのは移動の特急の中だけ。

普通に出張に出ても十分疲れますが、不具合や問題が重なるとその密度は異常なほど濃くなるのです。

そしてへとへとになってしまう。

出張手当は雀の涙

そんなこんなで大変な出張なのですが、手当と言えば1日3000円から5000円が相場。

外でご飯を食べると1食1000円くらいはするのですよ。

牛丼屋とかが都合よくあればいいですよ。

でも、そううまくはいかないもの。

自腹で飲みにケーションに誘われたら、間違いなく赤字です。

拘束時間も長いし疲れるのだからもっとよこせ!

と言いたいところですが、くれるはずもありません。

さらに悪いことに、残業代が付かない。

直行直帰だと、残業代はゼロなのです。

出張を回避する方法はない

そんなに出張に行きたくなければ断ればいい。

そう思う人もいるかもしれません。

冷静に考えてみてください。

業務を断ったサラリーマンがどうなるのかを。

下手をすると解雇されます。

営業になった時点で出張を回避することは不可能。

出張が嫌なら事務職に就くのが一番なのです。

でもでも。

事務職で就職しても会社都合で別の部署に異動させられることもあります。

新卒で入社したら研修が終わるまで配属先がわからないこともありますよね。

社員をどの部署で働かせるかは、会社が決めることができる。

なので、契約書で縛りがない限り、完全に営業ゼロにするのは難しいのです。

最後に

たまに「出張は楽しいぞ。色々な場所に行けるし、おいしいものも食べることができる」と言う人がいますが、信じないように。

確かにいろいろな場所に行けます。

お金があればおいしいものを食べることもできるでしょう。

でも、色々な場所に行けても観光をしている時間はありません。

おいしいものが食べたくても贅沢できるほどの給与はもらえないでしょう。

だから!

出不精や出張嫌いは営業にならない方がいいのです。

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