退職後の転職活動に必要な貯金の額

退職後の転職活動に必要な貯金の額

退職してから転職活動を行う場合、気になるのが「お金」のこと。

仕事を辞めれば収入がゼロになります。
なので次の仕事が見つかるまで、生活するために貯金が必要になります。

仕事を辞めれば失業給付金が支給されます。
ですが退職理由が自己都合の場合、支給されるまでに3か月と1週間も待たないといけません。

なのでできれば半年から1年間は無収入でも生活できる貯金が欲しいところ。

この記事では退職後の転職活動に必要な貯金の額についてしています。

関連記事:仕事を辞めてから転職活動をするメリット・デメリット

退職後の転職活動に必要な貯金の額

退職後の転職活動に必要な貯金額は、次の式で計算できます。

  • 1か月の生活費×転職にかかる期間+転職活動費-失業給付金の額

ひとつずつ項目を見ていきましょう。

1か月の生活費

まず考えるべきなのは、1か月の生活にかかる費用です。

もし1か月の生活費がわからないときは、通帳を見て計算してください。

  • 先月の給与額-引き出した金額

この計算で1か月に使った金額を出すことができます。
ポイントは1か月ではなく1年分を計算すること。

そして1年分を12か月で割り、1か月の平均額を出します

その金額がおおよそ1か月に必要な生活費です。

細かく計算するなら費用を分ける

1か月の生活費を細かく計算したいのなら、家計簿をつけるように費用を分けてください。

代表的な項目は…

  • 家賃(家賃・住宅ローン)
  • 光熱費(水道・電気・ガス)
  • 食費
  • 日用品費(ティッシュ・洗剤など)
  • 衣類
  • 通信費(スマホや電話代・インターネット)
  • NHKの受信料
  • 保険(生命保険や健康保険など)
  • 医療費
  • 教育費(子供がいる場合)
  • 外食費
  • 車の維持費(駐車場・ガソリン)
  • 娯楽費
  • 交際費
  • 税金(住民税や所得税など)
  • 雑費(車検代や固定資産税、自治会費など)

…です。

細かく費用を計算すれば、1か月の生活費がわかるだけではなく、節約の目安も考えることができます。

転職にかかる期間

転職にかかる期間は、ほかの人が転職にかかった期間を参考にします。

リクナビでは転職にかかる期間を平均で3か月~6か月と紹介しています。

なので転職にかかる期間は6か月で考えてください。

転職活動にかかるお金

転職活動にかかるお金は思っている以上に多いもの。

例えば…

  • 移動するための交通費(5,000円)
  • 履歴書の購入や郵送(1,000円)
  • スーツやYシャツの購入(50,000万円)
  • 転職関連本の購入(2,000円)
  • 情報収集のための交際費(10,000円)

…などが必要になります。

住んでいる場所によって異なりますが、ざっくり金額を計算すると7万円程度のお金は必要です。

自家用車を使わない方は、交通費がさらに必要になります。

電車やタクシーを利用すれば、交通費はもっと高くなるでしょう。

失業給付金

失業給付金の計算はかなり面倒臭い。

なので自動計算してくれるサイトを使ってください。

雇用保険の給付額(失業給付金)の計算

参考までに30歳未満で被保険者の期間が5年以上10年未満、退職前半年間の給与総額が130万円だと、基本手当の日額は5,122円です。

計算した金額の貯金が目安になる

例えば1か月の生活費が14万円で転職にかかる期間が半年。

転職にかかる費用が10万円。

失業給付金(3か月分)46万円と仮定して、必要な貯金額を次の式で計算すると…

  • 1か月の生活費×転職にかかる期間+転職活動費-失業給付金の額

14×6+10-46=48万円になります。

つまり48万円の貯金があれば半年の転職活動に耐えられる、ということです。

実際に転職で準備した金額のアンケート結果

参考までにリクナビNEXTが公開している、転職資金のアンケート結果を紹介します。

退職後の転職活動における貯金額の目安は…

  • 200万円以上:10.9%
  • 100万円~200万円未満:8.6%
  • 50万円~100万円未満:10.8%
  • 10~50万円未満:25.0%
  • 10万円未満:32.0%
  • 答えたくない:5.5%

…となっています。

50万円未満の方が57%いることを見ても、紹介した計算式は間違っていないといえるでしょう。

貯金額を抑えるなら在職中に転職活動を行う

もし貯金額を抑えたいのなら、在職中に転職活動を行いましょう。

なぜなら在職中であれば、生活費の心配をしなくて済むからです。

在職中の転職活動には次の2種類の進め方があります。

次の仕事が決まってから仕事を辞める

在職中に次の仕事を見つけてしまえば、貯金額を気にする必要はありません。

非常に理想的な転職方法だと言えます。

ただし働きながら仕事を探す必要があるため、転職活動に時間がかかるというデメリットもあります。

とはいえお金の心配をしなくて済むメリットは、かなり大きいですよね。

有休消化中から転職活動を始める

有給休暇は有給の残日数が多いほど、転職活動を進めやすくなります。

例えば週休2日制の会社で有休残が22日あれば、有休の消化で1カ月丸々休むことができます。

この有休消化の1カ月間を、転職活動に充ててください。

転職活動に使える時間も多いですし、ハローワークもフル活用できますから、次の仕事が見つけやすくなります。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用した転職活動も、費用を抑える効果が期待できます。

なぜなら転職エージェントを利用することで、次の仕事が見つかりやすくなるからです。

登録は大手転職エージェントのみ

登録する転職エージェントは大手だけで十分。

なぜなら転職エージェントから受けられるサービスは、どの転職エージェントを選んでも大差ないからです。

サービスに大きな差がないのであれば、保有している求人数が多いほうがいい。

つまり大手転職エージェントに登録すれば十分です。



おすすめの転職エージェント

おすすめの転職エージェントは、業界№1といわれるリクルートエージェントです。

なぜならリクルートエージェントでは、業界最多の30万件以上の求人を取り扱っているから。

取り扱い求人数が多ければ当然登録者も多くなります。
登録者が多ければエージェントも経験を積みやすくなりますよね。
経験を積んだエージェントなら、アドバイスなども的確になっていきます。

つまりリクルートエージェントを利用することで、より理想に近い転職を実現できる可能性があるのです。

リクルートエージェント

最後に

退職後の転職活動に必要な貯金額について紹介しました。

仕事を決める前に退職すると、生活費を貯金から出さないといけません。

当たり前の話ですが、これが精神的にキツイ。
もし転職活動が長引いて貯金が減っていくだけの状態になると、普通の精神状態ではいられなくなります。

なので退職する前に、最低限半年は無収入で生活できる貯金をしてください。