仕事が能力不足でつらい30代の対処法

仕事が能力不足でつらい30代の対処法

30代で能力不足を感じると、仕事がすごくつらく感じます。

とくに転職したてて職場にも馴染めていないとき。
相談する相手も愚痴をこぼす相手もいなくて、なおさらつらいものです。

私は今までに4回転職しています。

仕事を全く教えてくれない職場や、話しかけても無視される職場もありました。
未経験で転職したのに、何の指導もしてくれない職場も経験済みです。

そんな経験から能力不足で悩んでいる方に言えることは1つだけ。

仕事を覚えるまでは周りが呆れるくらい図太く、鈍感になって取り組まないとダメ、だということ。

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能力不足で解雇になる可能性は低い

念のため書いておきますが、能力不足で解雇される可能性はかなり低いです。
低いですが、絶対に解雇されないとは言えません。

ただ、能力不足で解雇される可能性は低いと言い切れます。

なぜなら能力不足の社員を解雇には条件を満たす必要があるから。

例えば「十分な教育を受けさせる」「配置転換を試みる」など、雇用を継続するため処置を会社が行わないといけないんです。

もし不当解雇だと判断されれば、結構な金額を解雇した従業員に支払わないといけません。

なので能力不足で解雇される可能性は、低いと考えられます。

参考記事:能力不足の従業員を解雇する前に確認しておきたいチェックポイント!

図太く鈍感になる

では、本題に戻ります。

能力不足で仕事がつらい時の対処法は、もっと図太く鈍感になることです。

仕事がつらいのに図太く鈍感になれって、矛盾していると思いますか?

その通りです。

はっきり言って矛盾しています。

つらくなるのは自分で自分を責めているから

まず知っておいてほしいのは、能力不足で仕事がつらくなるのは、自分で自分を責めているからだということ。

  • 言われたこともできないなんて自分が情けない
  • どうして仕事ができないんだ
  • 何とかして怒られないようにしないと

そんなことを毎日考えていませんか?
自分で自分を叱りつけ、追い詰めていませんか?

仕事で叱られているのに、自分でも叱っていたら、気持ちが休まる暇がありません。

つまり能力不足で仕事がつらくなるのは、自分で自分を責めているからです。

あなたの味方はあなた

能力不足で仕事が思うように進まず、周りから叱られているのなら、せめてあなたはあなたの味方でいてください。

  • 新しくできるようになったこと
  • 叱られて改善できたこと
  • 新しく覚えたこと

昨日よりちょっとだけ前に進めたら、「よく頑張ったね」と自分をほめてあげる。

そうすることで、確実に成長していきます。

もっと図太く鈍感でいい

自分で自分を褒められるようになると、少しずつ図太く鈍感になっていきます。
なぜなら外から傷つけられても、自分で癒すことができるからです。

自分で自分を責めているときは、傷に塩を塗っていたようなもの。

でも自分をほめることで傷を癒しているわけですから、今までより傷は浅くなりますよね。

するとだんだん気持ちに余裕がでてきます。

余裕がでてくれば、図太く鈍感に居座って、仕事を覚えようと思えるものです。

能力不足だといわれても気にしない

心無い人が職場にいると、「お前は能力不足だ!」と言われることがあります。
ですがそんな言葉を気にする必要はありません。

というのも「能力不足だ!」と人を責める人こそ能力不足だからです。

仕事ができる人は、他人を「能力不足だ」と馬鹿にしません。
そんな暇はないからです。

人を馬鹿にするのは、暇で仕事のできない人がほとんど。

だから「能力不足だ」と言われても気にしないこと。
いっそのこと、笑って聞き流せるくらいに図太くなりましょう。

仕事についていけないと悩むなら

「図太く鈍感に居座ろう」と思っても、仕事についていけなくて悩みますよね。

そんな時は、図太く何度でも聞くことが大切です。

わからないことは調べて聞いてやってみる

図太く鈍感になれば、わからないことを聞くのも容易になります。

といってもただ聞くだけでは、なかなか身に付きません。
大切なのは、聞く前に自分で調べること。

過去に取ったメモや作業手順書、マニュアルやインターネットなどを駆使して、可能な限り自分で調べます。
そして調べた内容の答え合わせをするために、上司や先輩に質問をしましょう。

最後に聞いた内容を実際にやってみることです。

やってみてまたわからないことが出てきたら、もう一度調べます。

わからないからと安直に何でも聞いていては、相手もうざったくなるもの。
ましてや30代という年代を考えれば、聞く前に自分で可能な限り調べることが大切です。

耐えられないなら転職する

もし能力不足で仕事がつらくて、どうしても耐えられないのなら、転職を考えてください。

30代前半であれば、まだそれなりに求人もあります。
選ばなければ苦労することも少ないでしょう。

ただし、仕事で能力不足を感じている場合、次のデメリットがあることは知っておいてください。

職場が変わるだけになる

仕事で能力不足を感じて転職する場合、ただ職場が変わっただけになる可能性があります。
なぜなら同じ職種へ転職しても、結局能力不足で悩むかもしれないからです。

今仕事で能力不足を感じている。
なのに、転職していきなり仕事ができるようになると思いますか?

転職しても職場が変わるだけで、能力不足は変わりませんよね。

なので仕事で能力不足を感じて転職すると、職場が変わっただけになりかねない。
結局能力不足を感じてつらくなる、かもしれないんです。

未経験の仕事は見つけにくい

能力不足を感じないために、別の職種に転職する方法もあります。

ですがそれは、未経験職種への転職。
仕事そのものが見つかりにくいんです。

またゼロから仕事を覚えないといけないので、なおさら能力不足を感じる可能性もあります。

そもそも30代で未経験職種への転職は茨の道です。

能力不足から逃げて別の仕事を探すのは、ハードルが高いと考えて下さい。

じゃぁどうすればいい?

転職しても結局能力不足で悩む。
それじゃぁ転職できないじゃん!

って、思いますよね。
いったいどうすればいいんだ! って。

答えは簡単です。
プロに相談しましょう。

あなたの経歴やスキルを見てもらい、どんな仕事がベストか相談すればいいんです。
これからのキャリアプランをプロと考えればいいんです。

多分ひとりで悩んでも、答えは出ません。
無理やり転職しようとしても、悩みが増えるだけです。

なので、プロを頼りましょう。
プロに転職を相談しましょう。

退職理由が「能力不足」を面接でいう必要はない

大切なことなので、念のため書いておきますね。

能力不足を理由に退職しても、履歴書や職務経歴書に書く必要はありません。
ましてや面接で答える必要もありません。

能力不足を理由に退職すると、どうしてもデメリットがあります。

なのに面接で退職した理由を「能力不足でした」なんて言ったら、採用される可能性すらなくなります。

なので履歴書や職務経歴書に、「能力不足で退職」などと書く必要はありません。
ましてや面接で伝える必要もありません。

ぜひ、覚えておいてください。

現状を打破するしかない

能力不足で仕事がつらいときは、覚悟を決めて現状を打破するしかありません。
そのために大切なことは、自分で自分を責めるのではなく、自分で自分をほめてあげること。

自分をほめるときに大切なのは、出来たことを認めてあげること。

ちょっとしたことでも昨日より出来たことがあったら、自分で自分をたくさんほめてください。
できなかったことを数えるよりも、出来たことを数えたほうが心が軽くなるものです。

そして図太く鈍感になって、仕事と向き合いましょう。

図太くなれば、仕事を覚える準備ができたようなもの。
あとは納得がいくまで、仕事に取り組んでください。

それでもだめなら、プロを頼りましょう。
ひとりで悶々と悩むより、きっと良い知恵を出してくれますよ。

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