「逆に言うと~」「要は~」日常で気になる言葉の使い方

会社で隣の席の後輩が使っている不思議な言葉「なるほどですね」、レジでお金を渡したときに言われる変な表現「ちょうどからいただきます」

「それは逆に言うと~」

「いやそれ逆になってないから!」

「要はその話は~」

「要点はそこじゃないし!」

と突っ込みたくなる「逆言うと」と「要は」

そんな日常で気になった言葉の使い方を調べました。

「逆に言うと」「要するに」

  1. 逆に言うと
  2. 要するに

この2つはすごく便利な言葉ですよね。

正しく使えば知的にも聞こえるし、言っている本人も悦に入ることができます。

でも便利過ぎるからこそ使い方を気をつけてほしいんです。

 「逆に言うと」

「逆に言うと」は、文字通り逆言っても成り立つことに対して使う言葉。

たとえば、「新幹線乗り場は在来線乗り場から見て左側にある。逆に言えば在来線乗り場は新幹線乗り場の右側だ」とかです。

でも実際には

  • 別の側面から見れば
  • 違う見方をすれば
  • 言い方を変えれば

といった意味でつかわれていることが多いようです。

ビジネスの場で「逆に言えば」と表現すると、「これからあなたの意見に反対します」と宣言しているようなもの。

それなら素直に「その意見は別の側面から見れば」と言ったほうがわかりやすい!

なんとなく気のきいたことを言った気になる「逆に言えば」

なんとなく頭がよさそうに聞こえる「逆に言えば」

だからなんとなく「逆に言えば」を使ってしまい、「こいつあほなのか?」と思われることもしばしば。

ぼくの上司に「逆に言えば」が好きな人がいます。

取引先と話をしている時も、「それはつまり逆に言うと」と自分の話を一度逆にする。

そして一通り説明した後「なので逆言うと」とさらに逆にして説明を続ける。

それで終わりにすればいいのに「つまり逆に言うと」とまた話を逆にして、「だから逆に言うと」とさらに逆に持っていく。

つまり逆の逆の逆の逆……?

それってつまり何も変わっていないってこと?

ここまで逆に言いまくると失笑されます。

相手によっては爆笑されることも……。

ま、「逆に言うと」は使わないのが一番です。

逆に言えないなら言わないこと。

爆笑を誘いますよ。

「要するに」

「意味をまとめて言います」という意味ですが、やたらと「要するに」を連呼する人がいますよね。

「要するに〇〇で要は◇◇なんです。つまり要点は・・・。」

こんな話し方では何が言いたいのか相手に伝わりませんよね。

「結局何が言いたいの?」そんな突っ込みを受ける前に、本当に要点をまとめるときだけ使いましょう

「逆言うと」「要するに」を組み合わせればギャグになる

「それは逆に言うと、~~となるんです。要するに~~と言う事ですね。つまり逆に言うと~~です。分かりますか。要するに逆に言うと・・・。」

なんとなく頭がよさそうな言いましだけど、何を言いたいのかさっぱりわからない。

聞いている人の笑い声が聞こえてきそうです。

なるほどですね。

最近特によく聞くようになった「なるほどですね」

私の職場でも使う人がいます。

この言葉、違和感しかありません。

一説には福岡の方言ではないかと言われています。

なので方言として使う分には問題ない。

でも敬語としては間違っていますので注意してください。

おそらく「なるほど」と「そうですね」が短縮されて「なるほどですね」になったと思いますが、ビジネスの場で使う言葉ではありませんね。

また、「なるほど」と「そうですね」も目上の人(上司・顧客など)につかうのは避けるべき。

失礼なやつと思われます。

正しくは「おっしゃるとおりです」と「さようでございますか」です。

「なるほどですね」もだいぶ浸透してきているようですが、まだまだ違和感を覚える人が多いです。

「なるほどですね」

この言い方は残念な人、仕事の出来ない人と言うイメージが強烈にあります。

使わないのがベスト。

浸透してきていること自体が謎ですから。

ちょうどからいただきます。

コンビニのレジでよく聞くこの言葉。

きちんと教えない店長が悪いんですよ!

「ちょうどから~」は日本語としてもおかしいです。

たとえば8,000円の買い物をして、10,000円を渡した場合は「10,000円お預かりいたします」

8,000円渡した場合なら「8,000円、ちょうどいただきます」が正しい。

ついでに言うと、お釣りがなくレシートだけを渡すときの「レシートのお返しになります」もおかしい。

「なんのお返しなの?」と突っ込みたくなります。

この場合は「レシートになります」と言って渡すのが正解です。

とは言え教わっていないことを学生アルバイトが正しく言えなくても仕方がない話。

店長!きちんと教えないと店長が恥をかきますよ!

「お疲れ様」と「ご苦労様」

社会人になって最初に叱られたのがこの表現。

誰に対して言うかによって使い分けが必要です。

たとえば上司に対して「ご苦労様でした」なんて言っていませんか?

「ご苦労様」は上司が部下に、目上の者が目下の者に対して使う言葉。

なので上司に対して「ご苦労様でした」は間違い、正しくは「お疲れ様でした」です。

もちろん自社を訪れた社外の人が帰る時も「お疲れ様でした」を使います。

「ご苦労様」と「お疲れ様」、ちょっとしたニュアンスの違いに見えますが間違えて使うととんだ恥をかくことになります。

関係性をしっかりと頭に入れて、正しく使いましょう。

最後に

言葉は難しい!

正しく使っているつもりでも間違っていることがよくあります。

「とんでもございません」もよく聞く言葉。

この表現正しいと思いますか?

間違っていると思いますか?

それでは「滅相もございません」は?

とても奥の深い言葉の世界。

調べてみると面白いかもしれません。