上司と合わないときは異動か転職を考える

上司と合わないときは異動か転職を考える

上司とそりが合わない。
嫌いな上司と働くのが嫌だ!

これ、結構仕事に悪影響が出るんです。
なぜなら上司を避けて働くことは、できないから。

同僚なら、なるべく接しないようにすることもできます。
でも上司となると、そんな簡単な話にはなりません。

仕事の指示を受けたり、状況を報告したり。
時には出張に同行せざるを得ないこともあるんです。

だから、合わない上司と仕事をするのはつらい。
我慢できないほどつらいと、異動や転職を考えますよね。

そこでこの記事では、合わない上司の対処法を紹介。
異動する方法も紹介していますから、ぜひ最後まで読んでください。

関連記事:「上司が嫌い」は退職理由になる。でも直接言ってはいけない

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上司と合わないときは異動か転職を考える

上司と合わないときは、異動か転職を考えましょう。
なぜなら問題解決には、これが一番手っ取り早いからです。

上司の性格を変える……のは不可能ですよね。
なら、その職場で働くにはあなたが我慢するしかない。

でも、我慢できないのなら、異動か転職したほうが手っ取り早く解決できます。

異動を希望する

少ないリスクで問題を解決できるのが社内異動です。
他部署へ移動すれば、合わない上司と働くことはなくなります。

人間関係で異動を希望してもいいの?

そう思うかもしれませんが、問題ありません。
人間関係が嫌で、異動を希望する人は結構います。

なぜなら人間関係を良好に保つのは、会社としても必要なことだからです。

ただ異動するには、ある程度手順を踏む必要があります。

何を相談するかでやり方が変わる

実は異動は、何を相談するかで話が結構変わるんです。
具体的に相談するのは次の2つのうち、どちらかになります。

・人間関係の問題を相談する
・キャリアについて相談する

上司と合わない、という方は人間関係が嫌だから異動したいと、相談したいですよね。
でもこの相談だと、異動が難しくなることもあるんです。

どちらかといえばキャリア相談のほうが、人事や上司は話を聞きやすい。
つまり、異動が実現しやすくなるんですね。

もうすこし掘り下げて話します。

人間関係で異動したい場合

上司との人間関係がいやで、異動を希望する場合。
相談するのは人事部になります。

ここで気を付けたいことは、上司の批判ばかりを言わないこと。

・どんな問題があるのか
・仕事にどんな影響が出ているのか
・今後どうしていきたいのか

これらをできるだけ、客観的に伝えてください。
納得のいく内容であれば、人事部も動いてくれるはずです。

ただし!

人間関係が嫌で異動を希望すると、上司や役員と話し合いになることがあります。

人に問題があるわけですから、解決するには状況を把握する必要がありますよね。
であれば、関係者に話を聞くのは当然の流れです。

異動せずに解決できるなら、それが会社にとって一番良いわけですから。

なので、上司や役員と話し合いになるのは覚悟してください。
それが、人間関係を理由に異動を希望する、ということですから。

関連記事:部署異動・人事異動の理由は社員の希望?それとも会社の都合?

キャリアアップを理由に相談する

人間関係を理由にするより、キャリアを理由にしたほうが、異動しやすくなります。
なぜならキャリアアップは、会社としても望ましいことだからです。

仕事のできる社員が1人でも増えれば、会社の利益も増えますよね。
だからやる気のある社員は歓迎されやすい。

といっても、ちゃんと手順を踏む必要があります。

まず大切なのは、上司と評価面談を行うこと。
そして、年間の目標を立てて、自己啓発に取り組むことです。

こうしたことを行っている前提で、キャリアアップを理由に上司や人事へ異動を相談します。

もちろん、ただ異動したい、ではだめです。

どこの部署に異動して、どんな仕事がしたいのか。
どんなキャリアを積んでいきたいのかといった、プランを用意する必要があります。

このキャリアプランをもとに、上司や人事部と相談するわけです。

転職する

異動ができない場合。
もしくは、上司と同じ会社で働くのが嫌なときは、転職を考えましょう。

異動するよりも早く、いやな上司から離れることができます。

ただし!
いきなり退職はしないこと。

転職は異動より大きなリスクがあるもの。
安易に仕事を辞めると、最悪の場合路頭に迷います。

まずは在職中に転職活動を始めましょう。

転職活動の方法

転職活動といっても、難しいことはやりません。

まずやるべきなのは、希望する職種の求人情報を集めること。
情報を集めれば、求められる人材や転職後の待遇などが、ある程度見えてきます。

このくらいなら、働きながらでもできますよね。

あとは、求められる人材像に合致しているかどうかを判断するだけ。

合致しているなら、今すぐにでも応募すればいいですよね。
合致していないなら、合致するための行動を起こしてください。

資格を取ったり仕事で経験を積んだりと、できることはいくらでもあります。

この方法なら、安易にやめるより成功率は高くなりますよ。

合わない上司でストレスを溜めない方法

異動も転職も難しいなら、上司をうまく付き合うしかありません。

下手に距離をとって、評価に響いたら最悪です。
正面切って争っても、上司に勝つのは難しいでしょう。

となると、なるべくストレスをためずに付き合うしない。
そのための考え方を紹介します。

上司の考え方を理解する

まず大切なのは、上司の考え方を理解すること。

嫌いな上司を理解する。
これ、結構苦痛です。

どうしてそう言う考え方になるのか、理解できないこともあるでしょう。

でも考え方が理解できれば、行動を予測することもできます。
そして行動が予測できれば、ストレスを減らすこともできるんです。

少し大変ですが、まずは上司の考え方を理解することから始めてみてください。

自分は間違っていない!とは思わない

上司の考え方を理解するには、「自分は間違っていない」と思わないこと。
なぜなら自分を全面に出すと、自分以外が見えなくなるからです。

上司の考え方を理解するには、まず次の3つを考えてください。

・上司が抱えている責任の重さ
・上司の仕事の量
・上司が目指す仕事のゴール

これを一言でいうと、相手の立場になって考える、です。

つまり自分の考え方を変えない限り、上司の考え方は理解できないのです。

修行だと思う

上司が何を考えているのか理解する。

何度も言いますが、これ結構苦痛です。
だって嫌いだから。

嫌いな人のことを一生懸命考える。
これ苦痛以外の何物でもありません。

なので、修行だと思いましょう。

仕事をスムーズに進めるために。
忍耐力のレベルを上げるために。

あなたは今、上司を理解しようとしている。
そう、これは修行なんだと。

そう考えれば、少しだけ気持ちが楽になりませんか?

仕事だと割り切る

よく言われるのが、仕事だと割り切ること。
これができると、メチャクチャ楽になります。

理不尽な指示も「仕事だから」と割り切る。
よくわからん考え方も「仕事だから」と割り切る。
怒られるもの「仕事だから」と割り切る。

んなことできるか!

そう思う人にはできません。
割り切れる人はストンと、この考え方が腑に落ちるものです。

上司は嫌いだけど、長時間労働やハラスメントはない。

それなら、「この上司と付き合うのも仕事。うまく付き合うから給与がもらえるんだ」と考えてみてください。

正しいやり方を貫く

上司と考えが合わないと、仕事の方針でもめることもあります。
これだけは譲れない。
そう思うこともあるでしょう。

そんな時に、自己流を貫いちゃダメ。
貫くのは正しいやり方です。

マニュアル通りにやれば、強く否定されることはありません。
自分のやり方じゃなければ、上司を否定したことにもなりません。

常に正しいやり方を貫く。
これ、自分を守る手段にもなるんです。

最後に

合わない上司と働くのはつらいものです。
腹の立つことも沢山あります。

どうしても耐えられないなら、異動や転職を考えてみてください。
手っ取り早く問題を解決することができます。

とはいえ合わない上司がいるたびに、転職や異動をするわけにもいきませんよね。

なので理想は、うまく付き合う方法を身に着けること。
で、いろいろ試してみたダメだった時だけ、移動や転職をすればいいんです。

一時の感情に流され、将来をふいにしないようにしてくださいね。

ちなみに「上司が嫌い」は退職理由になるんですよ!
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「上司が嫌い」は退職理由になる。でも直接言ってはいけない

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