テレアポを辞めたい!アポが取れなくてきついし、罪悪感を感じて辛い。

テレアポの仕事は辛いことが多く、働いてみたけれど辞めたいと思う方は大勢います。
研修を10人でスタートしたのに、最後には2・3人しか残っていなかった、というのもよくある話です。

私も営業として、新規客へテレアポを取りに行くことがありますが、対応があまりにも冷たくて、心が折れそうになることがよくあります。
電話では相手の顔が見えない分、断り方が飛込み営業よりもきついものです。

そんな辛いテレアポを1日中行っているのですから、辞めたいと思っても仕方がないのかもしれません。

この記事ではテレアポを辞めたくなる理由と、辞め方について紹介しています。
いまテレアポを辞めたいと考えている方の心が、少しでも軽くなれば嬉しいです。

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なぜテレアポを辞めたいのか

「テレアポを辞めたい」と思っても、すぐ行動に移さないのは、多少でも悩んでいるからですよね。
なので、最初によくある「テレアポを辞めたい理由」を7つ書き出しました。

  • 人間関係が辛い
  • ノルマがきつい
  • パワハラがある
  • 電話での対応が冷たくて辛い
  • 騙している気がする
  • 商品の理解が追い付かない
  • 商品に自信が持てない

それぞれの理由について、辞めるべきかどうかを考えていきます。

人間関係が辛い

テレアポの職場は女性が多く、色々なタイプの人が集まっています。
明るい人もいれば内気な人もいる、ある意味学校のような環境です。

それだけに合う・合わないが出やすく、またグループの数も多くなります。
人が多くなればグループ同士でもめたり、気まずくなったりすることも多いですよね。

他にも教育してくれる先輩と合わない、上司が常にイライラしているなどの問題もあります。

もし人間関係が辛い場合は、仕事だと割り切るか、一歩引いて接するかすると、トラブルを回避しやすいようです。
ですがどうしても合わない場合は、退職を考えるべきかもしれません。

ノルマがきつい

テレアポはノルマがあると一気に仕事がきつくなります。
例えば10件のノルマを達成するために、300件~400件電話をして3件しか取れなかった、という話も耳にします。

ノルマが達成できないと上司から叱責されますし、グループで仕事をしている場合は、周りへの迷惑も気になりますよね。

仕事である以上何かしらの目標やノルマはありますが、達成できないほどきついのであれば、退職も視野に入れるべきです。

パワハラ・モラハラがある

大勢の前で怒鳴られたり、言葉で罵倒されたりする。
吊るし上げるかのように注意を受けるなど、ハラスメントのある職場は論外です。

ガマンして働く理由はどこにもありませんので、すぐにでも退職しましょう。

電話での対応が冷たくて辛い

ガチャ切りされたり怒られたり、電話で冷たい対応をされると辛いですよね。
「ちょっとぐらい話を聞いてくれればいいのに」と、思いたくなる気持ちもわかります。

ただテレアポでのガチャ切りや冷たい対応は、ごくごく自然なことです。
なにしろ知らない相手に必要のない電話をかけて、相手の時間を奪っているんですから。

どうしても辛いのなら辞めるべきです。
が、テレアポでは当たり前のことなので、我慢して続けるべきかもしれません。

商品に自信が持てない・騙している気がする

商品に自信が持てず、お客様をだましている気がする場合は、即辞めましょう。

自信を持って勧められない商品を販売するのは、本当につらいものです。
そのまま続けても成果は出にくいでしょう。
また自分の心にウソをつくことで、なおさら仕事が辛くなっていきます。

この場合、我慢する必要はありません。
できるだけ早く辞めて、他の仕事を探すべきです。

商品の理解が追い付かない

扱う商品によっては、専門的な知識が沢山必要になることがあります。

研修期間だけでは覚えられないことも多いものですが、かといってお客様にウソを伝えるわけにもいきません。
結果としてお客様をお待たせすることが多くなり、「仕事についていけない」と悩んでしまうこともあります。

ただ仕事を辞めるには少し早い気がします。
自分なりに覚える努力をして、もう少し頑張ってみませんか。

 

ここまでテレアポで辞めたくなる7つの理由から、本当に辞めるべきかどうかを考えてきました。
次に辞めることを決意した場合、どのような手続きを取ればいいのかを紹介します。

仕事の辞めかた

テレアポの仕事の辞め方は、正社員とアルバイトで若干異なります。
理由は雇用期間や仕事に対する責任の重さが違うからです。

正社員の場合

正社員が仕事を辞める場合は、原則として社内規定に沿って手続きを進めます。

――上司に退職の意志を伝える
まず上司に退職の意志を伝えます。
方法はメールや口頭でもいいのですが、記録を残す意味合いでも退職届を提出してください。

――退職日を相談する
退職日は会社と相談しながら決めると、円満退職しやすくなります。
一般的な退職日は、退職の意志を伝えた翌月の末日です。

――引継ぎを行う
引継ぎが必要な場合は、後任に引継ぎを行います。

アルバイトの場合

アルバイトの場合は、電話や口頭で辞めることを伝えれば、退職できることがほとんどです。
職場によって退職日の相談や、退職届の提出を求められることがあります。

退職日を相談された場合は、翌月末を目安に話をすると良いでしょう。

 

テレアポの仕事を辞めたら、次の仕事を探さないといけませんが、恐らくテレアポの仕事はもうやりたくないはず。
なので、テレアポで身に就くスキルと、どんな仕事に転職しやすいのかを紹介します。

テレアポで身に就くスキル

テレアポの仕事では、様々な仕事で役に立つ、実践的なスキルが身に就きます。

電話応対のマナー

知らない相手に電話をかけて話をすることで、自然と失礼のない電話応対ができるようになっていきます。
冷たくあしらわれたり、理不尽に怒られたりするので、ある意味スパルタ教育を受けているようなものなのです。

電話応対のマナーは、受付や事務職などで重宝されるスキルです。

プレゼンテーション能力

顔の見えない相手に、会話だけで商品の興味を持ってもらうのは、並大抵のことではありません。
何しろ商品さえも見せずに、言葉だけでアポイントを取るのですから、その技術には素晴らしいものがあります。

このプレゼンテーション能力は、営業はもちろん、様々な職業で生かすことができます。

クレーム対応能力

クレーム対応は、お客様の苦情を的確に向け、問題を解決する能力です。
お客様によって対応を変える必要があるため、冷静な判断力と的確な対応が求められます。

クレーム対応能力は、お客様と接する機会が多い仕事で生かすことができるでしょう。

転職しやすい職種

テレアポで身に就いたスキルを生かして、転職しやすい職業を紹介します。

営業

電話応対のマナー、プレゼンテーション能力、クレーム対応力など、テレアポで身に就いたスキルは、そのまま営業として生かすことができます。
商品情報を覚える力や、アピールする能力が、すでに身に就いていると考えられるからです。

顔の見えないお客様に、商品を理解してもらう説明能力があれば、アポを取ることも、販売することもそう難しくはないはず。
テレアポでの経験を最大限に生かせるのが、営業職かもしれません。

店員

小売業などの店員でも、身につけたスキルを生かすことができます。
店員はお客様への商品説明や電話応対、不良品などのクレーム対応を行わなければいけません。

ただこれらは、お客様の顔が見える分、テレアポの仕事よりストレスが少ないのが特徴です。

接客や物を売ることに興味があれば、店員として働くのもおすすめです。

各種事務職

テレアポで身につけたスキルをアピールすれば、様々な事務職への転職もできます。
来客や電話応対が多い事務職では、電話応対のマナーやクレーム対応力がそのまま活かせますよね。

また営業事務であれば、プレゼンテーション能力やテレアポを取った経験が評価されるはずです。

難点は事務職の求人が少ないこと。

もし目指すのであれば、ある程度時間がかかることを覚悟するべきかもしれません。

最後に

テレアポの仕事は辛いことが多いもの。
働いてみたけど辞めたいと思うのは、仕方がないのかもしれません。

この記事は、テレアポを辞めたいと思っている方の悩みが、少しでも軽くなるようにと言う思いを込めて書きました。
少しきつい書き方をしているかもしれませんが、参考にしていただければ幸いです。

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