「仕事が回らない…やめたい」仕事を上手に捌く4つのコツ

仕事が回らない。
あまりの仕事量に追いつかない。

そんな状況に追い込まれたとき、あまりの辛さに辞めたいと思うかもしれません。

でも辞めるのはちょっとだけ待ってください。

原因が分からないと、仕事を変えても同じ状況に追い込まれる可能性があります。

辞める前になぜ、回らないほどの仕事量があるのかを、考えてみませんか。

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仕事が回らない原因

仕事が回らない原因

仕事が回らなくなるのは、ひとりでは処理しきれないほどの仕事量があるからです。
ではなぜ、処理しきれないほどの仕事を抱え込むことになったのでしょうか。

考えられる原因は…

  • 仕事量が多すぎる
  • 優先順位が間違っている
  • 突発的な仕事が多い

…などが、考えられます。

仕事量が多すぎる

仕事が回らない原因で一番多いのは、処理できる量を超えた仕事を抱え込んでいることです。

なぜ、処理できないほどの仕事を抱え込んでしまうのでしょうか。

その原因は…

  • 頼まれると断れない
  • 人に任せられない
  • 人手不足

…といったことが、考えられます。

頼まれると断れない

仕事を頼まれると断れない性格の人は、限界が分かっていても断ることができず、ひたすら仕事が増えていきます

このタイプの方は、自分のキャパを超えても仕事を引き受けてしまうため、終わらせるためにひとりで残業をしている方も多いようです。

仕事量が多ければ当然辛くなり、いつしか「辞めたい」と思うようになります。

ですがこのタイプの方は、断ることを覚えなければ、職場を変えても同じ状況に追い込まれます。

自分の能力の限界は把握しているはずなので、できないことはできないと、断るようにしましょう。

人に任せられない

人に任せるよりも自分で処理したほうが早いと考え、全ての仕事をひとりで行おうとするタイプの方です。

ひとりで全てを行おうとすれば、当然仕事は増えていくことになります。

自分のキャパを超えても仕事を任せようとしないため、自分で自分の首を絞めてしまうことも多いようです。

このタイプの方も、人に任せることを覚えなければ、職場を変えても同じ状況に追い込まれます。

任せられる人を育てようという気持ちを持てば、状況が変わるかもしれません。

人手不足

人手が不足して一人当たりの仕事量が増えていると、量が多すぎて処理できない、という状況が発生します。

このケースの場合は、人手不足が一時的なものかどうかで対処法が違ってきます。

人手不足が一時的なものであれば、協力して乗り切るべきでしょう。

ですが慢性的な人手不足に陥り、しかも離職率が異常に高く、募集しても人が集まらない場合は、出来るだけ早く転職するべきです。

もし、人手不足で仕事が辞めにくい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
「人手不足の仕事を辞めたいのに辞められない」ときの辞め方

優先順位が間違っている

仕事には期日や重要度に応じて、処理するべき優先順位が決まっています。

この優先順位を間違えると処理しきれない仕事が増えてしまい、結果として仕事が回らなくなってしまうものです。

突発的な仕事が多い

クレームや急ぎの仕事など、突発的な仕事が多いとリズムが乱れ、結果として処理できない仕事ができてしまいます。

突発的な仕事は非常に迷惑なものですが、働いている以上避けて通ることはできません。

それだけに、どう処理するかによって、仕事の進み方が大きく変わってくるのです。

仕事をスムーズに回すコツ

仕事をスムーズに回すコツ

仕事をスムーズに回すコツは、仕事が回らなくなる原因を潰すことにあります。

具体的には次の4つをクリアすることです。

  • できる範囲で仕事を引き受ける
  • 優先順位を付ける
  • 人に仕事を任せる
  • ある程度余裕を持つ

できる範囲で仕事を引き受ける

できる範囲で仕事を引き受けるのは、仕事を進めるうえで基本になります。

とはいえ上司の無茶ぶりに振り回され、キャパを超えて引き受けてしまう方もいるはずです。

仕事が断れない、上司の無茶ぶりに振り回されている方は、こちらの記事を参考にしてください。
仕事の無茶ぶりが嫌で辞めたい!そんな時に試してほしいこと

できる範囲で仕事を引き受けたら、次に優先順位を付けます。

優先順位を付ける

仕事の優先順位は、次の順番でつけるのが基本です。

  1. 納期が近く難しい仕事
  2. 納期が遠く難しい仕事
  3. 納期が近く簡単な仕事
  4. 納期が遠く簡単な仕事

この順番を間違えると芋づる式に仕事が増えていき、結果として回らなくなります。

優先順位の付け方を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。

仕事の優先順位の付け方。優先順位がつけられない人へ

人に仕事を任せる

全ての仕事を一人で行おうとすれば、手が回らなくなって当たり前です。

自分でやらなくても良い仕事は、積極的に人に任せるようにしてください。

仕事を抱え込む癖がある方には、こちらの記事が参考になるはずです。

仕事を抱え込む人がもつリスク

ある程度余裕を持つ

ある程度余裕を持つのは、クレームや来客の対応、電話などに対応するためです。

できれば一日6時間~7時間程度で終わる仕事量が理想。

これなら、1時間~2時間は余裕を持つことができ、予測できない仕事が発生しても、対応することができます。

余裕を持つには、仕事にかかる時間を把握しないといけないので、少し難易度が高いかもしれません。

ですが、意識して余裕を持つようにすれば、仕事が回らない状況から抜け出すことができます。

原因が自分にない場合は退職も視野に入れる

退職も視野に入れる

仕事が回らない原因が、「慢性的な人手不足」や「傲慢な上司の存在」にある場合は、退職も視野に入れてください。

なぜならこれらの要因は、あなた一人の力では、どうにもならないからです。

それどころか「あいつはよく働く」と認められると、さらに仕事が増える悪循環に陥ります。

根本的な原因が解決されない限り、どんなに工夫しても改善されにくいのです。

なので、仕事が回らない原因があなた以外にある時は、退職も視野に入れて行動してください。

最後に

仕事が回らない原因と、仕事を回すためのコツを紹介しました。

仕事が回らないことが原因で辞めてしまうと、新しい仕事に就いても似たような状況に追い込まれます。

なぜなら、仕事を処理するスキルが身に就かないからです。

まずは仕事が回らない原因を調べ、回るようにするにはどうすればいいのかを考えてください。

そして実際に行動することが大切です。

ただし、仕事が回らない原因が「慢性的な人手不足」や「傲慢な上司の存在」にある時は、転職を考えるべきです。

自分ではどうにもできない原因ですから、転職しないと状況は変わらないでしょう。

この記事が「仕事が回らない…辞めたい」と思っている方の、参考になれば幸いです。

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