- 30代の再就職で成功するためのポイントが知りたい
- 30代の再就職は資格があると有利になる?
- 30代未経験で再就職する方法が知りたい
こういった疑問に答えます。
(参考までに、転職と再就職は「仕事を変える」という意味では同じです。)
この記事を書いているぼくは、今までに転職を4回経験し、年収800万円までたどり着きました。
資格を取得して営業から経理に、未経験で再就職(転職)したこともあります。
再就職後の人間関係で大失敗をして、3か月で退職したこともあります。
それらの実体験から、30代再就職で資格は必要なのか、成功するポイントは何なのかについて紹介しています。
5分ほどで読めますので、ぜひ最後までお付き合いください。
30代再就職で成功するためのポイント
30代の再就職で成功するためのポイントは2つだけです。
- 転職の目的を明確にする
- より多くの求人を見る
細かく見ていけばたくさんありますが、基本は上の2つを抑えるだけで十分です。
(細かく知りたい方は「30代で初めての転職を成功させるポイントと失敗する理由」を読んでください。)
では成功するための2つのポイントを紹介します。
転職の目的を明確にする
まず大切なことは、転職の目的を明確にすること。
なぜなら目的のない転職は、ほぼ確実に失敗するからです。
目的がなければ成功はない
当たり前のことですが、目的がなければ成功もありません。
漠然と転職しても、その仕事がやりたいかどうかさえ分からないのです。
そんな状態では成功したかどうか、判断のしようがありませんよね。
つまり目的がなければ成功もないのです。
なぜ転職するのかを考える
転職で成功したければ、なぜ転職するのかを考えます。
例えば…
- より多くの給与が欲しい
- 環境の良い職場で働きたい
…など、転職には必ず目的があるものです。
そして転職で目的を達成すれば、その転職は成功だったといえます。
つまり転職で成功するには、まず目的を明確にすることが大切です。
体験談:勢いだけで転職して大失敗
ぼくは勢いだけで転職に踏み切って、大失敗した経験があります。
目的も何もなく仕事を辞め、よく考えずに再就職。
その結果人間関係で大きく躓き、仕事さえやらせてもらえなくなりました。
詳しくは「泣くほど仕事がつらい人へ。本当につらいときは耐えずに逃げてください」に書いています。
その経験から言えるのは、目的もなく転職すると失敗しやすいということ。
特に勢いだけで転職に踏み切るのは、絶対にやめるべきです。
より多くの求人に応募する
転職の目的が明確になったら、できるだけ多くの求人に応募してください。
なぜなら転職は、企業と求職者のマッチングの場だからです。
マッチングの場であれば、より多くの求人に出会えたほうが、成功しやすくなります。
2つの求人より50の求人のほうが、自分に合った仕事を見つけやすくなりますよね。
だからこそ、より多くの求人に応募することが大切です。
転職エージェントは必ず利用する
より多くの求人を見るために、転職エージェントは必ず利用します。
なぜなら転職エージェントでは、あなたの適正や希望に沿った求人を沢山紹介してくれるからです。
沢山の求人を見るといっても、適当に選んでいては意味がありません。
転職の目的に沿った求人を沢山見るからこそ、より成功しやすくなります。
だからこそ、適正や希望に沿った求人を紹介してくれる転職エージェントは、必ず利用してください。
利用するのは大手転職エージェント
はっきりいって転職エージェントには、それほど大きな差がありません。
なのでより多くの求人を持っている、大手を利用します。
利用する転職エージェントは次の2つ。
◆リクルートエージェント|業界最大手
業界最大手のリクルートエージェントは必ず登録してください。
なぜなら扱っている求人数がほかの転職エージェントと比べても段違いに多い!
取扱求人数が2万~3万件の転職エージェントが多いのに対し、リクルートエージェントは30万件以上の求人を持っています。
情報量に決定的な差がありますから、最低限リクルートエージェントは登録しましょう。
◆doda|丁寧なサポートが評判
リクルートエージェントと1.2を争う転職エージェント。
いろいろなサイトの評判を見ると、担当者の当たりはずれが少ないのが特徴だとわかります。
しかも職務経歴書や面接などの転職対策で、圧倒的に高い評価を受けているようです。
ただ質の低い求人があったり、業界特有の知識に疎かったりと、提案力は低いのかな…。
とはいえ総合力にはリクルートエージェントに匹敵しますし、何より担当者の当たり外れが少ないことは嬉しい限りです。
ほかの転職エージェントを利用するとしても、保有求人数の多い大手転職エージェントは、必ず利用してください。
資格は持っていたほうが有利になる
再就職でよく聞かれるのが、資格は取得したほうがいいのか、ということ。
結論から言えば、資格は持っていたほうが有利になります。
なぜなら資格には2つの優位性があるからです。
- 資格がないとできない仕事がある
- 資格があれば知識の証明になる
ひとつずつ説明します。
資格がないとできない仕事がある
仕事をするために、絶対に資格が必要な場合は、資格があれば有利になります。
資格が必要な仕事の例では…
- 建築理
- 中小企業診断士
- 美容師
- 管理栄養士
- 税理士
…などがあります。
そもそも資格を保有していないと仕事ができないわけですから、資格があれば有利になるのは当たり前ですよね。
資格があれば知識の証明になる
例えば経理の場合。
実務経験3年のAさんと、実務経験なし簿記2級取得のBさんであれば、Aさんのほうが採用されやすくなります。
ですが、同じ実務経験なしであれば、資格を持っていたほうが有利です。
なぜなら資格を持っているということは、その仕事に関する知識がある、という証明になるからです。
最優先は実務経験
ただし同じ資格保有者であれば、実務経験のある方が有利になります。
なぜなら資格は知識のある証明にはなりますが、実務能力の証明にはなりません。
つまり、資格はあったほうが有利ですが、実務経験には敵わないということです。
経験を強化するために資格を取得する
30代の再就職で資格を取得するのなら、今までの経験を強化できる資格を目指してください。
例えば経理経験があるのなら、簿記2級や1級を取得する。
あるいは給与計算実務能力検定や、エクセルの資格を取得してもいいでしょう。
製造であれば、危険物取扱者や玉掛け、フォークリフトなどの資格があると便利です。
つまりやみくもに資格を取得するのではなく、今までの経験を強化するために資格を取得する、ということ。
経験と資格がセットになれば、より採用されやすくなります。
30代で未経験職種に再就職する方法
30代で未経験職種に再就職するために大切なことは、経験と知識を身に着けること。
なぜなら30代の完全未経験者を採用してくれる企業は、まずないからです。
職業訓練校を利用する
ぼくが営業から未経験の経理へ転職するときに行ったのは、職業訓練校へ通うことです。
なぜなら職業訓練校では、職業に必要な資格や知識だけではなく、実務経験も積むことができるからです。
こちらの記事「未経験の転職は職業訓練校もおすすめ!」でも紹介していますが、職業訓練校に通うことで完全未経験から、ある程度経験と知識のある人へレベルアップできます。
そして完全未経験じゃなければ、可能性はかなり大きくなるものです。
どうしても未経験職種へ再就職したいのなら、職業訓練校の利用も考えてください。
未経験職種でも生かせる経験を考える
未経験職種へ再就職するもう一つの方法は、今までの経験やスキルを活かす方法を考えることです。
例えば営業から経理であれば…
- 客先との交渉が銀行との交渉でも役立つ
- 売上回収の経験が価格交渉でも役に立つ
…といったように、営業経験を経理で生かすこともできます。
つまり、今までの経験やスキルを応用して、未経験職種に活かすということ。
未経験職種のことをしっかり学べば、活かせる経験やスキルは沢山あるはずです。
考え方を詳しく知りたい方は「30代は未経験職種に転職できるのか」を読んでください。
より多くの求人に応募する
上でも書きましたが、未経験職種への再就職を目指すのなら、より多くの求人に応募することが大切。
なぜなら未経験というだけで、採用される確率はかなり低くなるからです。
確率が低ければ低いほど、採用されるにはより多くの求人に応募する必要があります。
例えば確率が5%なら20件の求人に、1%なら100件の求人に応募しないと採用されませんよね。
ひとつの応募だけで採用されることはまずありませんから、できるだけ多くの求人に応募することが大切です。
大切なのは行動すること
今回は以上です。
30代の再就職で成功するために、一番大切なことは行動することです。
記事を読んで「沢山応募すればいいのか」「目的を考えればいいのか」と思っているだけでは、絶対に成功しません。
どんな事でも同じですが、成功する人は誰よりも行動しています。
もしどう行動すればいいのかわからないのであれば、まずは記事の中で紹介した転職エージェントに登録して、自分に合った求人を探してみましょう。
◆リクルートエージェント|業界最大手なので案件が豊富。必ず登録するべき転職エージェント。
◆doda|リクルートエージェントと1.2を争う丁寧なサポートが評判の転職エージェント。