
無数にある新規開拓の方法。
飛込み営業やテレアポ、テレビコマーシャルやDM(ダイレクト―メル)など、新規客を集める方法は本当に沢山あります。
そんな無数にある新規開拓方法の中で、あまり費用をかけずに空き時間できる方法を4つ紹介します。
新規開拓の方法で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
自社HPで集客する
まずは自社のHP(ホームページ)で集客する方法。
やり方は自社で販売しているサービスを、見込み客が検索するキーワードでコンテンツを作るだけ!
ぼくは実際に自社のHPに記事を追加することで、月1件あるかどうかだったHP経由での問い合わせを、月10件以上に増やしました。
また取引先の中小企業には営業を採用せずに、ホームページだけで集客しているところもあります。
自社サービスを販売している営業なら、問い合わせに結びつくキーワードはすぐに思いつくはず。
思いついたキーワードで実際に検索し、上位コンテンツを上回るコンテンツを作っていくだけです。
意外かもしれませんが、自社ホームページ上で集客向きのキーワード対策をしている企業は、非常に少ないのです。
なのできちんとしたコンテンツを作れば、あっという間に上位表示されることも珍しくありません。
集客向きのキーワードで上位表示できれば、待っているだけで見込み客が集まるようになります。
問い合わせからアプローチする
意外と効果が高いのが、ホームページ上の問い合わせから、営業メールを送る方法です。
最近はテレアポを嫌う企業が増えているため、ホームページからの問い合わせは意外と効果的。
ポイントは営業メールを送る前に、自社サービスが売込めそうかきちんと調べること。
その上で、どういったアプローチをすれば興味を持ってもらえそうか、作戦を練ることが大切です。
相手のニーズに全く合致しないサービスを売込んでも、無駄なことは言うまでもありません。
余裕があれば事前にメールのひな型を作っておくと、短時間で営業メールを送ることができます。
メールだと担当者から返信が来ることも多いので、ぜひ試してみてください。
展示会へ行く
展示会は本来、出店した企業が来場者に自社サービスをアピールし、見込み客を集める場所です。
ですが展示会に来場者として足を運ぶことで、見込み客を集めることもできます。
俗いいう「逆営業」というやつです。
注意点としては、しつこい逆営業は迷惑でしかない、ということ。
なので事前に出展する企業を調べ、取り扱っているサービスや商品を調べておくことが大切。
その上で、自社のサービスが役に立てそうな企業を絞り込み、最低限のニーズと名刺を受け取ってきましょう。
勝負はフォローのメールや電話をするときです。
あくまでも「来場者」なので、出展者の邪魔になるような営業は避けてください。
顧客に紹介してもらう
新規開拓の王道ともいえる方法が、顧客からの紹介です。
顧客からの紹介は成功率が高く、ほぼ確実に新規客を捕まえることができます。
また既存顧客と良好な関係を作っておけば、「○○なら▲▲会社が良いよ」と宣伝してくれることさえあるのです。
ぼくはこの方法が好きで、色々な方に新規客を紹介してもらいました。
また紹介していただいた新規客から、別の新規客を紹介してもらったこともあります。
紹介してもらえるかどうかは、普段の付き合い方次第。
信頼される関係を作っておけば、驚くほどあっさりと紹介してもらうことができます。
おまけ
おまけとして、過去に取引のあった顧客を掘り起こす方法もあります。
一度でも取引があった顧客は、リストとして会社に保管されているはず。
しかも「もったいない!」と思う理由で、取引がなくなっているケースも多いのです。
実際に「もったいない!」と思った理由には…
- 担当が変わるときに連絡も切れた
- 訪問を怠った間に顧客の担当が変わっていた
- 電話だけのやり取りで実際に会っていない
…などがありました。
試しに電話をしてみると、意外なほどあっさり仕事を出してもらえるケースが多いのです。
新規開拓とはちょっと違うかもしれませんが、途絶えていた関係を復活させれば、当然売上もアップしますよね。
成績に結びつきやすい方法でもあるので、過去に取引のあった顧客を掘り起こす方法も、おすすめです。
最後に
あまり費用をかけずにできる、新規開拓方法を紹介しました。
ここで紹介した方法はぼくが営業を行っていたときに、実際に効果が出たものばかり。
とくに「紹介」はありきたりかもしれませんが、非常に強力な方法です。
新規開拓で悩んだときは、良好な関係を築いている方に、「紹介」をお願いしてみてください。
展示会や飛込み営業、テレアポよりも確実に、新規客を獲得できるはずです。