「サラリーマンがつまらない…。」
そう感じている方が、意外なほど大勢いるようです。
先日久しぶりに会った元同僚も、「サラリーマンがつまらない」とぼやいていました。
「仕事をもっと頑張ってみたら?」と言ったら、「目立つとやることが増えるから嫌だ」そうです。
この記事ではサラリーマンがつまらない理由と、どうすれば面白くなるのかについて書いています。
「サラリーマンがつまらない」と感じたら、ぜひ読んでみてください。
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サラリーマンがつまらない理由
まずはサラリーマンがつまらない理由を紹介します。
仕事に興味が持てない
お金を稼ぐために興味のない仕事に就いている方、意外と多いのではないでしょうか。
興味がなければ当然仕事は面白くありません。
興味がないと普通の仕事でも、めちゃくちゃきつく感じますし、失敗もしやすくなります。
すると「生活のため、お金のため」と我慢することになりがちです。
仕事にも興味が持てない、会社の事業にも興味が持てないのなら、働き続けても面白くなることはほとんどありません。
仕事が受け身になりがち
サラリーマンの仕事は、基本上司の指示を受けて行います。
あるいは会社から「あなたの仕事はこれ」と、役割を分担されるはずです。
そのためサラリーマンは、行動が受け身になりがち。
役職が付いている方でも、上司の顔色を見て受け身になっている方がいるほどです。
はっきり言ってどんなに面白いことでも、受け身で行うとつまらなくなります。
例えば「今週中にこのゲームをクリアしてね」と渡されれば、ゲームでさえつまらなく感じるものです。
受け身で行動している限り、仕事が面白くなることはありません。
見える世界が狭い
上司の背中を見て仕事をしているサラリーマンにありがちなのが、見えている世界が狭いことです。
例えば転職経験のない方は、1つの業界の1つの会社しか知りません。
しかも業界ではなく上司の背中を見て仕事していたら、会社内の上司のいる部署しか見えなくなります。
すると世界の狭さから仕事がつまらなくなり、「早く帰りたい」「めんどくさい」といった愚痴をこぼすようになります。
上司の背中は仕事を覚えるために見るもの。
それを勘違いして視野を狭くしていれば、仕事が面白くないのは当たり前です。
人間関係が面倒くさい
サラリーマンは社内の人間関係で、余計な気を使うことが多いもの。
会社によってはいまだに「派閥」があったり、同僚でも「グループ」で分かれていたりと、何かと人間関係が面倒ですよね。
上司に気に入られないと評価されない。
企画を通すために社内接待や、根回しをしないといけない、なんてこともあります。
仕事以外のことに気を使っていれば、つまらないと感じて当然ですよね。
自由がない
サラリーマンには仕事上の自由がありません。
何をするにも上司や会社の許可を取る必要があります。
自分の仕事が終わっていても、ほかの人のフォローをするために残業や休日出勤をしないといけない会社もあります。
上司の気分一つで、担当している仕事が変わることもあります。
「今日残業して」の一言で、定時に帰れなくなることも頻繁にあります。
結局雇われて働いているため、自分の意志で何かを決めることができないのです。
「自由に動けない」と、何をやっても面白くありませんよね。
理不尽なことが多い
理不尽なことが多いのも、サラリーマンがつまらない理由です。
例えば「A」という仕事を進めているのに、突然「B」という仕事が割り込んでくる。
しかも「B」は仕事量が多く、必然的に残業や休日出勤をしなければいけなくなる。
あるいは取引先が間違えたのに、今後の付き合いを考えて謝らなければいけなくなる。
上司の指示が間違っていたのに、なぜが自分に責任があるように言われてしまう。
などなど、ある意味サラリーマンは理不尽と上手に付き合っていかなければいけません。
理不尽と上手に付き合うって…。
そりゃつまらなくて当たり前ですよ。
サラリーマンを楽しむ3つの方法
では、どうすればサラリーマンを楽しむことができるのか。
ぼくが考えるサラリーマンを楽しむための、2つの方法を紹介します。
仲間を作る
サラリーマンを楽しむためには、仲間を作ることが大切。
なぜなら大勢の人が一緒に働く会社では、1人の力でできることが限られているからです。
例えば会議で自分の考えを通したいとき。
新しいプロジェクトを進めるために、自分の力を示したいときなども、1人で行動している方の言葉は周り届きにくいもの。
ですが仲間が数人いれば、そして仲間に自分の考えを理解してもらえれば、格段に意見が通りやすくなります。
また、仲間と一緒に仕事をするだけでも楽しいですよね。
仕事で疲れたら、一緒にお酒を酌み交わし、語り合うこともできます。
サラリーマンを楽しみたいのなら、信頼できる仲間を作りましょう。
会社を利用する
自分のために会社を利用することも、サラリーマンを楽しむコツです。
例えば将来自分のお店を開くために、小売業に就職する。
国際感覚を身に着けるために、外資系の企業に就職する、などですね。
ほかにも、営業として国内を飛び回りながら、各地の名産品を食べたり、観光スポットを回る。
自分のお店を作る資金を稼ぐために、少しでも給与の高い企業に就職することも、会社を利用しているといえます。
自分のスキルを磨くために、人がやりたがらない困難な仕事を引き受けてもいいでしょう。
「自分のために会社を利用する」という考え方で仕事を見ると、意外な面白さが見つかるものです。
できるやつだと思わせる
仕事ができるやつになるとかなり面白くなります。
なぜなら仕事ができるやつには、次のメリットがあるからです。
- 雑務が減る
- 意見が通りやすくなる
- 上司から相談される
- 仕事を作る側になれる
- 周りの態度が丁寧になる
- 重要な仕事を任される
- 干渉されにくくなる
- 判断できることが増える
- 昇給しやすくなる
- 色々と働きやすくなる
これは「あいつはデキる」と思わせるだけでも得られる効果。
ものすごく働きやすくなるので、自然と仕事が面白くなります。
最後に
サラリーマンがつまらないと感じる理由と、サラリーマンを楽しむ方法を紹介しました。
受け身で仕事をするサラリーマンは、つまらなくて当たり前。
なのでサラリーマンを面白くしたいのなら、自主的に動くことを心がけてみてください。
自分のために会社を利用できるようになると、不思議と仕事が面白くなるものですよ。