
職場で孤立したら退職するべきなのでしょうか。
じつはぼくは、職場での孤立を2回経験しています。
一度目は仕事に集中することで孤立から開放されました。
ですが二度目は仕事すらやらせてもらえなくなり、精神的に追い詰められて退職しています。
その経験から、職場で孤立したときに退職するべきかどうかは、仕事に集中できるかどうかが重要なポイントになります。
なぜなら孤立した上に仕事もなければ、職場はただつらいだけの場所になるからです。
この記事では、職場で孤立したら退職するべきかどうかについて、対処法を紹介しています。
最後まで読んでいただけば、退職するべきかどうか判断するきっかけがつかめるはずです。
おすすめ【退職代行を使ってみた】会社を辞めたら幸せになりました
職場で孤立したら仕事に集中できるか確認
まず職場で孤立したら、仕事に集中できる環境があるかどうかを確認します。
そして仕事に集中できる環境があるのなら、職場で孤立したとしても退職する必要はありません。
なぜなら、職場で孤立した上に仕事もない状況では、精神的に追い詰められてしまうからです。
ですが仕事に集中できる環境があれば、「仕事は仕事」と割り切ることができます。
仕事として割り切ることができれば、退職せずに働き続けることも可能です。
また仕事として割り切ることで、働きながら転職先を探すこともできます。
なので、職場で孤立したときには、仕事に集中できる環境があるかどうかを確認してください。
職場での孤立を解決する方法はあるか
また、職場での孤立を解決する方法があるか、探ることも大切です。
解決する方法として考えられるのは、次の2つ。
- 上司に相談し仲裁に入ってもらう
- 外部機関に相談する
上司に相談
職場での孤立を解決するには、上司に相談し仲裁してもらう方法があります。
上司には職場の雰囲気を正し、結束力を高め、成果を出す責任があります。
なので、特定の人を孤立させるなど、職場の雰囲気を乱す行為は、上司が指導して正さないといけません。
また誰かを人間関係から切り離す行為はパワハラに該当するため、上司としても放っておくことはできないはずです。
なので、上司に相談すれば、職場での孤立が解決する可能性はあります。
外部機関に相談
ただし、上司が職場での孤立を知っていて、見て見ぬふりをしている。
あるいは、上司が職場で孤立する原因を作っている場合は、外部の期間に相談してください。
人事部に相談する方法もありますが、従業員同士のいざこざだと判断されると、動いてくれない可能性があります。
なので、職場での孤立に上司が関係している場合は、外部に相談したほうが早いでしょう。
相談先は労働基準監督署の総合労働相談コーナーです。
総合労働相談コーナーでは、孤立している状況にあわせて、様々なアドバイスをしてくれます。
また相談者が望めば、会社や当事者に対して指導も行ってくれます。
会社に相談するのが怖いけど、状況を改善したいと考えているのなら、総合労働相談コーナーへの相談も考えてみてください。
関連記事
・職場で孤立するのは自業自得ではない
・労働問題の相談窓口一覧
自分はどう思っているのか
そして一番大切なことは、自分がどうしたいと思っているのかです。
孤立した職場を辞めたいと思っているのか、それとも働き続けたいとおもっているのか。
自分の気持ちを見つめ直してください。
ぼくも経験がありますが、追い詰められると「どうしてこうなったんだろう」、「なんでこんな目に合うんだろう」という感情を抱いてしまいます。
そして、ネガティブな感情ばかりが生まれてしまい、自分がどうしたいのかという気持ちに目が向かなくなるのです。
なので、少しだけ視点を変えて、自分がどうしたいのかを考えてください。
辞めた方がいいのか、それとも続けた方がいいのか。
結局は自分で結論を出さないと、先に進むことはできません。
辞めるとしてもまずは転職活動を始める
仕事を辞めることを決断したとしても、まずは在職中に転職活動を始めてください。
なぜなら仕事を辞めれば収入が0円になってしまうから。
そして収入ゼロが長く続くと精神的に追い詰められてしまい、結局望まない仕事を始めることになるからです。
在職中に転職活動を始める方法は簡単。
大手といわれる転職エージェントに登録するだけです。
転職エージェントを使うのは市場価値を知るため
転職エージェントを使って転職活動を始めるのは、あなたの転職市場での価値を知るためにです。
紹介された求人を見ることで、「思ったより給与が高い」とか、「希望した求人に応募しにくい」とか、自分の市場価値がわかりますよね。
そして自分の希望を叶えるために必要な、スキルや経験も把握することができます。
つまり、あなたの転職市場での価値が、転職エージェントを使うことで把握できるのです。
最後に
職場で孤立したときに、退職するべきか、働き続けるべきかを、判断する方法を紹介しました。
ぼく自身は、仕事に集中できる環境があるのなら、働き続けるべきだと考えています。
なぜなら転職活動が結構大変ですし、仕事を辞めても、次の仕事がすぐに見つかるとは限らないのです。
なので、仕事に集中できるのなら、辞めずに続けた方がいい。
そしてどうしても辞めたいのなら、働きながら次の仕事を探せばいいのです。
ただし、職場で孤立した上に仕事もないのなら、早めに辞めないと精神的に参ってしまいます。
誰とも接点がなく、仕事すらない環境は、ただただつらいだけだからです。
この記事が職場で孤立したときに、退職するべきか悩んでいる方の、参考になれば幸いです。