毎日の仕事を進めていくなかで、仕事がわからない不安に駆られることがあります。
とくに教えてくれる先輩や上司が厳しいと、分からないことを質問することができず、なおさら不安を感じるものです。
つまり、仕事でわからない不安を取り除くには、わかる人に質問をして仕事を理解するしかありません。
そこでこの記事では、仕事がわからない不安を取り除くために、質問することが怖い時の対処法を紹介しています。
もし仕事で「何がわからないのか分からない」状態に陥っている方は、「仕事でわからないところがわからないを解決するには」を参考にしてください。
わからないことは悪いことじゃない
仕事でわからないことがあるのは、決して悪いことじゃありません。
むしろ「わからないこと」が出てくるのは、仕事を理解し始めている証拠でもあります。
ただしわからないことを、わからないままにしてはいけません。
わからないままにしてしまうと、成長がそこで止まってしまうからです。
仕事とでわからないことは、わかっている人に質問をして、理解するしかありません。
質問することが怖いときの対処法
仕事で分からないことを質問すると、「前に教えたよね」「そんなこともわからないの」と、言われることがあります。
冷たい態度で突き放すような言い方をされると、質問することが怖くなってしまいますよね。
そんな質問することが怖い時の対処法をいくつか紹介します。
メモは必ず取る
仕事を教わるときは、メモを取ることが当たりまえ。
そして、質問することが怖い人の前でメモを取るときは、メモしている内容を独り言のように話すことがポイントです。
「〇〇は、~をしてから進めるっと」など、メモを取りながら独り言を言うのには、2つのメリットがあります。
ひとつは「メモをしています」と相手にアピールできること。
きちんとメモしていることが伝われば、書き終わるまで待ってくれるものです。
もうひとつは「ちゃんと聞いています」とアピールできること。
自分の話をきちんと聞いていることがわかれば、教える側も安心してくれます。
もちろんメモは自分のために書くものですから、あとで見直しても内容がわかるように書いてください。
わからない所をまとめる
仕事でわからない所がでたら、その場で質問することが理想です。
ですが質問することが怖い場合は、一度の質問ですむように、わからない所をまとめておくことも方法のひとつです。
そして上司や先輩の手が空いたときに、「教えていただきたいことがいくつかあるのですか、お時間をいただけませんでしょうか。」と声をかけてください。
時間を取っていただけたら、わからない所をまとめて質問しましょう。
質問の方法を工夫する
「前に教えたよね」などの冷たい態度で突き放される場合は、質問の方法を工夫してください。
例えば…
- 前に教えていただいたのですが、○○の部分が分からないので教えてください
- この理解であっているでしょうか?
…と、質問をします。
わからない箇所を明確にすることで、相手も質問に答えやすくなります。
また自分の理解度を示すことで、何を教えればいいのかもわかるものです。
「前に教えた」という方は、自分の教え方が悪いのではないかという不安も感じているもの。
なので、どこまで理解しているのかを伝えることで、多少は安心して教えてくれるはずです。
全く相手にされない時は
ごくまれに、質問をしても全く相手にしてくれない方がいます。
例えば「1回で覚えろ」「仕事は背中を見て覚えろ」というタイプの方です。
まぁ、嫌がらせで一度しか教えない方もいますが…。
もし全く相手にしてくれない方に出会ってしまったら、上司か人事部に状況を説明して、対応を相談してください。
なぜなら「1回で覚えろ」や「背中を見て覚えろ」は、とても非効率な教え方であり、無駄な時間を大量に使うからです。
もし上司も人事部も対応してくれないのなら、見切りをつけて転職するべきでしょうね。
最後に
仕事がわからない不安を取り除くには、仕事を覚えるしかありません。
仕事を覚えるには、わからない部分をわかる人に質問し、理解を深めていくしかないのです。
なのでこの記事では、質問することが怖い時の対処法を紹介しました。
ただし世の中には、「1 回で仕事を覚えろ」「背中を見て覚えろ」というタイプの方がいます。
もしこの手の方に出会ってしまったら、上司や人事部に対応を相談しましょう。
それでも対応してくれないのなら、見切りをつけて転職されることをおすすめします。