仕事の選び方はとても難しいもの。
なので「仕事の選び方がわからない」と悩むのは、ある意味当たり前のことです。
仕事を選ぶ基準としてよくあるものは、「一生の仕事にできるか」「適性があるか」「人に誇れる仕事か」「その仕事が好きか」などですよね。
ですがこれらの基準は、実際に就職しないと分からないことばかりです。
就職しないと分からない基準で選ばないといけないから、仕事の選び方が尚更分からなくなってしまう、とも言えます。
例えば「一生の仕事にできるか」なんて、働いてもいないのに分かるはずがありません。
まず仕事を選ぶときに大切なことは、どんな仕事があるのかを知ること。
そしてできるだけ多くの人の話を聞き、興味を持った仕事に絞り込んでいくことが大切です。
この記事では、仕事の選び方がわからないときの、対策について紹介しています。
どうやって仕事を選ぶべきか悩んだとき、参考にしていただければ幸いです。
よくある仕事選びの基準について知りたい方は「仕事選びの基準。仕事を選ぶ上で大切なのは将来をイメージすること」を読んでください。
どんな仕事があるのかを知る
まず大切なことは、世の中にどんな仕事があるのかを知ることです。
なぜなら仕事の種類を知らなければ、選ぶことさえできないからです。
例えば「営業」で考えてみても、形態で分ければメーカーや代理店、商社の3つがありますし、手法では新規開拓、ルートセールス・反響などに分けることができます。
扱う商品でも有形・無形に分かれますし、対象顧客では個人や法人に分けることもできます。
さらに業界を加えれば、一言で「営業」と言っても、種類はすごく豊富なことがわかるはずです。
また「音楽」関連の仕事でも、アーティストだけではなく、演奏者や調律師、音楽プロデューサーや作曲家、ステージエンジニアやレコーディングエンジニア、音楽教師や評論家など、色々な仕事があるものです。
なので仕事を選ぶうえで大切なことは、世の中にどんな種類の仕事があるのかを知ること。
仕事の種類を知らなければ、そもそも選ぶことさえできないからです。
興味を持った仕事をさらに調べる
仕事の種類を調べる中で、興味を持った仕事について、さらに深い情報を集めます。
インターネットでサイトやブログ、SNSを見てもいいですよね。
専門書を購入して読み込むのも効果的です。
情報を集める中で、どうやったらなれるのかも、一緒に調べるようにしてください。
実際に働いている人の話を聞く
仕事を選ぶうえで、実際に働いている方の話を聞くことはとても大切。
なぜなら実際に働いている方は、その仕事のやりがいやつらいことなどを、良く知っているからです。
実際に働いている方の話を聞くことで、その仕事が自分に向いているかどうかも判断できます。
話を聞いてみて「面白そうだ」と思った仕事に絞り込んでいけば、自然と仕事を選ぶこともできます。
異業種交流会や名刺交換会に参加してみる。
実際に働いている方の話を聞くためには、社会人が集まる場所に行く必要があります。
例えば異業種交流会や名刺交換会などです。
現役学生向けの交流会を行っているところもあるので、探して参加してみてください。
人脈を広げるには
色々な方の話を聞くには、意識して人脈を広げる必要があります。
人脈を広げる方法としては…
- 会合や集まりに参加する
- 先生や友人に紹介してもらう
- セミナーや勉強会で名刺を交換する
- SNSのコミュニティに参加する
…などがあります。
ただしやみくもに人脈を広げても意味がありません。
ある程度興味を持った仕事の関係者に絞って人脈を広げると、情報も得やすくなります。
一番興味を持った仕事に絞り込む
仕事の種類を調べ、情報を集め、人の話を聞いたら、最後に一番興味を持った仕事に絞り込みます。
この段階までくれば、仕事の選び方がわからない、ということはないはず。
なぜなら「面白そう」「やってみたい」など、興味を持った仕事があるからです。
あとは興味を持った仕事に就くために行動を起こすだけ。
仕事のことを調べていけば、自然と「やってみたい」と思える仕事に出会えるものです。
最後に
仕事の選び方がわからないときの対策について紹介しました。
対策は簡単で、できるだけ多くの仕事について、しっかりと調べるだけです。
そして調べていく中で、興味を持った仕事に絞り込んでいきます。
すると自然と、働いてみたいと思える仕事だけが残りますよね。
仕事の選び方がわからないのは、「一生働ける」とか「その仕事が好きか」など、働いてみないと分からないことを基準にするからです。
「興味が持てるかどうか」を基準にすれば、選べないということはなくなります。