
転職は将来を大きく左右する決断ですから、迷うのは当たり前です。
とはいえいつまでも「転職しようかな、どうしようかな」と迷っているわけにもいきませんよね。
20代で転職に迷う時は、「今の仕事」を見つめ直してください。
冷静に今の仕事を見つめ直すことで、転職への迷いを消し去ることができます。
この記事では20代転職の迷いを断ち切るため、今の仕事を見つめ直す方法を紹介しています。
今の仕事を続けたいかどうか
まず考えるべきなのは、今の仕事を続けたいかどうかです。
⇒今の仕事を続けるに進む
⇒今の仕事を続けたくないに進む
※リンクをタップすると移動します。
今の仕事を続ける場合
今の仕事を続ける場合は、会社の将来性や自分の未来の姿について考えます。
今の会社に将来性があるかどうか
将来性のない会社で働き続けても、望む未来は手に入りませんよね。
なので今の会社に将来性があるかどうかを考えてください。
会社の将来性を判断するポイントは…
- 過去3年間の業績の推移
- 人件費を削減していないか
- 人が頻繁に辞めていないか
- 社員のレベルはどうか
- 業績を伸ばすための戦略があるか
…で判断します。
会社の将来性の考え方
過去3年間の業績推移を見れば、会社の経営状態を判断することができます。
もし赤字が続いているようであれば、かなり危険な状態だと言えるでしょう。
またコストカットのために人件費を削減している場合、利益が圧迫されていると考えられます。
そして人が頻繁に辞める会社は、人間関係や業務内容などに問題を抱えているものです。
さらにパート・アルバイトの比率が極端に高い会社は、社員教育が行き届かず、レベルの低い社員が増えてしまう傾向にあります。
そして業績を伸ばすための戦略がなければ、いつか売上が落ち始めるでしょう。
もし会社に将来性がないと考えられる場合は、早めに転職することをおすすめします。
⇒自分に市場価値があるかに進む
会社に将来性がある場合は、望む未来が手に入るかどうかを考えてください。
望む未来が手に入るかどうか
会社に将来性があったとしても、自分の未来に結びつかなければ意味がありません。
なので今の仕事を続けることで…
- 給与は増えるかどうか
- 昇進ができるかどうか
- プライベートは充実しそうか
- 思い描く経験が詰めそうか
…などを考えてください
もし望む未来が手に入らない場合は、どうすれば手に入れられるかを考えるべきです。
⇒仕事を辞めずに解決できるかに進む
もし今の仕事で望む未来が手に入るのなら、転職する必要はありません。
⇒最後にに進む
今の仕事を続けたくない
今の仕事を続けたくない場合は、なぜ仕事を辞めたいのか、理由を書き出します。
仕事を続けたくない理由を書き出す
仕事を続けたくない理由、仕事を辞めたい理由を、思いつく限り全て書き出します。
例えば…
- 上司の評価が気に入らない
- 先輩と合わない
- 給与が安すぎる
- 昇進できる気がしなし
- 悪口、影口が多い
…などです。
仕事を続けたくない理由を書き出したら、どうすれば解決できるかを考えます。
仕事を辞めずに解決できるか
まず考えるべきなのは、仕事を続けたくない理由を、仕事を辞めずに解決できるかどうかです。
もし「異動願いを出す」「上司に相談する」「業務改善を提案する」などで解決できるのであれば、無理に転職する必要はありません。
⇒最後にに進む
ですが解決できない場合は、転職で解決することを考える必要があります。
転職すれば解決できるか
仕事を辞めずに解決できない場合は、転職することで解決できるかどうかを考えます。
例えば「給与が安い」のであれば、最低限の給与を決めて求人を探すことで、解決出来るかもしれません。
上司や先輩との関係が悪いのであれば、転職でリセットすることができます。
転職で解決できる場合は、本格的に転職を考えるべきでしょう。
⇒自分に市場価値があるかに進む
ただ転職しても解決出来ない場合は、今の仕事を続けるべきです。
⇒今の会社に将来性があるかどうかに進む
自分に市場価値があるか
転職を決意しても、市場価値がなければ転職で成功することはありません。
また、希望する仕事の求人が少なければ、転職すること自体難しいでしょう。
なので転職を行動に移す前に、自分の市場価値と求人の量を調べてください。
市場価値の調べ方
市場価値があるかどうかは、キャリアコンサルタントや転職エージェントに相談すれば、だいたいわかります。
多くの転職エージェントでは、相談だけの登録も受け付けています。
「本当に転職するべきかどうか」
「今後のキャリアプランをどうすればいいのか」
こういった漠然とした思いを、キャリアコンサルタントに相談するだけでも利用が可能です。
もちろん相談した結果「今の会社に残ります」でも問題はありません。
無料でキャリアコンサルタントに相談できますから、迷っているときこそ相談してみてください。
おすすめの転職エージェントは『リクルートエージェント』と『doda』
『リクルートエージェント』は、業界最大手の総合転職エージェントで、保有する求人数が多いのが大きな強みです。
担当者によってサービスの質にばらつきがありますが、とにかく求人数が多いので、思いもよらなかった求人を紹介してもらえます。
公式サイトはこちら➡リクルートエージェント
『doda』はパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する、リクルートエージェントと1・2を争う総合転職エージェントです。
提案力に定評があり「悪い口コミ」もほとんどなく、担当者の当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。
職務経歴書の添削や面接対策・カウンセリングなど、実践的なサポートが素晴らしいと高評価を得ているので、転職を考えている全ての方におすすめです。
公式サイトはこちら➡doda
希望する仕事の求人があるか
希望する求人があるかどうかは、ハローワークインターネットサービスやネット検索で調べます。
今は「職種+求人」でGoogle検索をすれば、今募集している求人が一覧で表示されます。
そして表示された求人の「給与」「休日」「仕事内容」などをまとめていけば、希望する求人があるかどうか一発で分かるはずです。
もし希望する求人がない場合は、今の仕事を続けながら求人が出るのを待つしかありません。
あるいはスキルや経験を生かせる、別の仕事を探してみてください。
最後に
20代が転職で悩んだときに、今の仕事を見つめ直す方法を紹介しました。
転職はリスクのある行為です。
なので中途半端な気持ちで転職に踏み切ると、間違いなく後悔します。
だからこそ、本当に辞めるかどうかを判断するために、今の仕事を見つめ直すことが大切です。