会社を辞めるとき、親に言うべきかどうか、迷うことがあります。
なぜなら親に言うと、止められることがわかっているし、心配されることもわかっているから。
ですが冷静になって考えてください。
あなたが会社を辞めることに、なぜ親が関係あるのでしょうか。
親に止められたら今の仕事を続けるんですか?
親に心配をかけたくないから今の仕事を続けるんですか?
「親に…親に…」って、あなたの考えはないのでしょうか。
この記事では、会社を辞めるのに親は関係ない! 理由を書いています。
はっきり言ってあなたの人生ですから、親は一切関係ありません。
会社を辞めたいのなら、自分で決断して辞めていいんです。
子供を心配する親の心理
親は子供のことが心配なんです。
20代になっても、40代になっても自分の子供ですから。
だから会社を辞めると聞くと、親は心配します。
と言うのが、世間一般の意見です。
ですが子供を心配する親の心理は、実は微妙に違っています。
ぼくも親ですから、微妙な親の心理がよくわかるのです。
はっきり言うと、親は「子供が心配だ」と言いながら、自分の心配をしています。
つまり子供が会社を辞めると、親が不安になるのです。
だから「私が不安になるから会社を辞めないで」と言うのが親の心理。
もっと分かりやすく言えば、「心配だ」と子供に言うのは、子供のことを全く信用していないからです。
なぜ子供が会社を辞めるのを止めるのか
そして子供が会社を辞めるのを止める理由は、親の「世間体」や「老後の暮らし」、「面倒を見てと言われたらどうしよう」と言う不安があるから。
子供が会社を辞めたら、生活に困るかもしれません。
生活に困ったら実家に帰ってくる可能性もある。
つまり「会社を辞めるべきではない」と言う親は…
もし平日に子供が家にいたら、ご近所になんて言われるだろうか。
いやこれから先子供に面倒を見てもらいたいのに、仕事がなければ生活すらできない。
それどころか、子供の面倒を見ることになったらどうしよう。
…と言うようなことを考えています。
ショックですか?
でもこれが現実。
「心配だから会社を辞めないで」なんて言う親は、自分が不安になることを恐れているだけです。
親が…って言うけど自分の気持ちはどうなのか
さて、「会社を辞めることを親に言うべきかどうか」ですが、その前に。
まずは自分の気持ちを確認してください。
まさか親に「会社を辞めるな」と言われたら、勤め続けるつもりでしょうか?
もし親に止められて仕事を続けるくらいなら、辞めようなんて思う必要はありません。
今の会社で頑張って働いてください。
会社を辞めるかどうかを決めるのは自分自身です。
親は一切関係ありません。
自分の人生なのですから、決断も自分で下さないと後悔することになります。
親のコネで入社したなら筋は通す
もし今の会社に親のコネで入社したのなら、筋を通すために親に話すべきです。
なぜなら会社の人も親を知っていますし、あとで辞めたことを親が聴けば、顔をつぶすことになるからです。
なので辞める前に、親に報告をしてください。
辞めたい理由、辞めた後のこと、迷惑をかけることへのお詫びは最低限必要です。
ただ本当に辞めるかどうかは、自分の意思で決めるべきです。
親に報告したことで筋は通りますので、辞めるか辞めないかは自分で決めてください。
会社を辞めるのに親は関係ない
会社を辞めるのに親は関係ありません。
なぜなら会社を辞めるのも、次の会社を探すのも、そして働くのもあなただからです。
親が代わりに働いてくれるわけではありませんし、退職届を提出してくれるわけではありませんよね。
なので会社を辞めるときに親に話す必要はありません。
次の仕事が決まった後に、「転職したから!」と言えば十分です。
そうすれば、わずらわしい心配をされることもありません。
自分の人生ですから、会社を辞めるかどうかは自分で決めてください。
何度も言いますが、会社を辞めるのに、親は関係ありませんよ。